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パラダスト  作者: りぃーと劉華
第一章
7/12

セイヤ、お前何したんだ?

今回は会議のメンバーを詳しく紹介します☆

ではどうぞ↓

~ルネア~


「セイヤ・クラウディについて」……だと?

ミノアにはセイヤの名前とか、細かい事情を言ってなかったのでおろおろする俺を見てきょとんとするばかり。

わ、これホントやばい。

今までにない位やばい。


どうしよう。皆で囲んだテーブルの隣を助けを求めるようにちらりと見る。

鬼の形相で睨まれた。

ちなみに言っておくと俺の隣の席のやつは「メイルニーア・キーノス」少尉。女だ

普段はぼんやりとしていて何事も上の空って感じ。

だけど怒るとこわい。

容姿が黒髪にきりっとした金色の目だから睨まれるとこちらとしてはたまったもんじゃない。


そのメイルニーアの隣が「マリー・ヴァンレス」少尉。こちらも女。

性格はまあまあいいが、超がつくほどのお節介を焼く。

何でもかんでも心配して、俺みたいな性格のやつはマジでウザイと思っているだろう。

容姿は銀色の髪に赤い瞳。真紅と言っていいほどあかい。


で、マリーの隣が「秘書」表面的には女ということになっている。

こいつはきちんとした名前がついてなくて、こうした会議の時は「秘書」が会議を取り仕切る。

虚ろな目をしていて何処か俺達とは違う空間にいるような感じ。

感情を表に出さなくて、笑ったり怒ったりしない。


で、俺たちがいるテーブルのある所を一段上がった先に大尉「クランハイシス」がいる。(男)

なんか腕まで組んじゃって、めっちゃ偉そうだ。

(立場的にはめっちゃ偉いが)

「クランハイシス」は姓か名前か分からない。

いきなり「今日から大尉になるクランハイシスだ。宜しく」

と言ったきり、ほとんど身の内を明かさなかった謎めいた人。


こうしてメンバーを改めて見ると誰もフォローしてくれなさそうだなぁ~

マリーは事情を知らないと何もやってくれないし。

これは自分から話を切り出そうかなぁ……。

――――――とか思ってたその時。


「えっとぉ……。ちょっといいかな?」


声がした方を皆が見る。

――――――やっぱりこいつだ。

ここの部屋にいる奴らは全員予想してただろう人が分厚いドアからひょっこりと入ってきた。

メイルニーアの副官、アイリ。

容姿は幼い子供のようで、言葉遣いもどこかたどたどしい。

だけど、ミノアと同い年とのこと。

ま、俺は結構気に入っている。

なんでか?

かわいいじゃん。


で、そのアイリは毎回会議に遅れる。

理由が


「だって、お着替え大変でしょ?アイリはいつも私服でいるんだもん。

 いちいち会議の時だけお着替えしてるんだもん」


はっ、馬鹿みてぇ

俺が言えた立場じゃないけどな~


アイリはてこてこと副官のメイルニーアのところへ行き、何やらひそひそ話しだす。

……てか、よくこのコンビつり合ってるよな。

真逆の性格じゃねーか。

メイルニーア無愛想だしアイリきゃぴきゃぴしてるし。

もしかすると、メイルニーアこんなのが好みなのか……?


「……と言う訳で…………、だから――――――」


ふむ。こうして聞くとなんだか話が込み合ってるな。

メイルニーアとアイリの会話が終わり、メイルニーアがすっと席を立つ。


「悪いが私は別の要件が出来てしまった。すまないが他の者たちで話を進めておいてくれ」


けっなんだよ。折角せっかく俺が来てやってのによぉ

少尉の癖に調子乗ってんじゃねーのか?


「お、おいっ!だから大事な会議だと言っているだろう!お前はここに残れ!」


ったくうっせぇなぁ大尉。

鼓膜が破れるっての。


「……分かっている。だか、これもセイヤ・クラウディの調査のためだ」


メイルニーアはそう言った後、すぐにアイリと共にどこかへ行ってしまった。


しん、と静まり返る部屋。

色々あったから忘れてたがセイヤ、あいつが何をしたってんだ……?

俺が思うに別に何の問題も無かったぞ?

普通のちょっと背が高くてちょっとカッコいいかなぁくらいの男だったんだけど。


「しょうがない。会議を再開しよう。では、まず秘書」


大尉は顎をしゃくって秘書に話をうながした。


「はい。それではクラウディが及ぼした被害について」





個性的なメンバーですねぇ

今回の投稿、遅れてすみませんでしたm(__)m

次は劉華さん!

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