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ステルスの惑星(ほし)ーエピソード1  作者: ほしのみらい
93/94

コンテンツ93―エピローグ、回想6

 「ルイス様。チェックしました!」

「了解ジック!このままターンする!」

「うわわわ〜〜〜Gが凄いっ。ソディナっ支えてあげる、頑張ってー。」


 ケイドは量子プラズマを引きながら宙返り、直ぐに姿勢制御。


 「ゴールまで全速航行!ソディナ、予測タイムを計算!」

―――<<< >>>―――

 「ルイス様ゴールIDまであと10ノン。8、7、6……」

「ジック、高度30のチェックから急上昇するっ!くっ、重力コントロールの同期が間に合ってない。ガ、ガルシア、しっかり捕まっててーっ!」


 『スタートと同じく量子プラズマの尾を引いてゴールに向かっています。このまま一旦水平航行からゴールかっ。良いタイムになりそうです。……おっと、ケイドは水平航行に移らず真っ直ぐにゴールポイントに向かってくる。操縦はマニュアルの様ですっ。凄い、凄いタイムです。今……ゴーーール!……おおっ、チェックした27番、そのまま宙返りし上空に向かったー。見事なゴールです。水平航行に移らずタイムロスの無いままのチェックは大会史上有りません!あぁっとー。ケイドが会場に向かって来ましたー。さてここでタイムが出たぞ!。1ガノン42―!1ガノン42でゴールです。大会記録を大幅に上回っているーっ。平均スピードも出ます。平均スピードは……何とこれも大会記録!スピード9です。これは通常航行中の速度はそれ以上で移動していた事を示唆(しさ)しています。凄い記録が出ましたーっ。』


 ケイドが会場上空まで戻ると、ルイスは得意のターンで指定の駐機場に着陸した。

―――<<< >>>―――

 一方、会場アナウンスでは、更に36番が棄権したという。


『28番がただいまゴールしましたが、2ガノンをオーバー。棄権者が5機になったところで、エントリーナンバー31番がスタートしました!……おーっと、どうしたどうしたー?31番大気圏離脱前に引き返しました。これは途中棄権の様です。』


 ルイスの横に居た年配のギャラリーがルイスに言う。


 「ケイドのタイムを知って棄権したり途中棄権は当たり前だな。このまま大会終了って事になるかも知れねぇよ。おめでとう。」


 その年配ギャラリーの言う通り、31番、32番は途中棄権。残り2機も棄権が発表され、ケイドが優勝となった。

―――<<< >>>―――

 表彰の様子はオフェイル邸でもモニターで見ている。もちろん、グロビア氏の工房でも、マットがモニターにかぶりつきだ。


 「おめでとうー!ルイス、ガルシア。ジックとソディナもよく頑張ったっ。保存した映像はグロビア氏に渡さなきゃな。」


「ルシアーナ、落ち着いたかい?ほら、彼女達の表彰が始まるよ。また後でゆっくり映像を見られるがどうする?」

「もう大丈夫。ありがとうシェーン。……あ、トロフィー。それに賞金まで2人に贈呈されたわ。」


 その後、コンテスト優勝機体の紹介があり、ケイドは一躍有名になった。当然、製作者のグロビア氏とマットの名も公表されて、組合からの表彰と賞金が出る事になった。





『第520回ノアーナリターナスピードコンテスト優勝機。50トン級宇宙船ケイド。タイム1ガノン42。乗員2名(操縦士ルイス=タイラー、機内サポートガルシア=オフェイル。サポートAnn2体(ジック、ソディナ)。機体製作、グロビア工房 : 設計製作者ロワート=グロビア、製作助手マット=アリントス。』





作者あとがき


 あまりにルイスとガルシアが好き過ぎるあまり、投稿が伸び伸びになってしまい申し訳ありませんでした。


 本編では書かれなかった部分も有り、エピソードとして盛り込みましたが、いかがでしたか?


 エピソード1を読み終えて、またじっくり本編を読んで頂くと面白いかも知れません。


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