表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ステルスの惑星(ほし)ーエピソード1  作者: ほしのみらい
88/94

コンテンツ88―エピローグ、回想1

 シューロン図書館での回想……。


 「重そうですね。外まで持ちましょうか?」


 中で会ったブロント=カーレイだった。

 

 「これはかなり読み応えがありそうだ。持ちましょう。で、どこまで運びます?」

「あ、駐機場のフローターです。」


 図書館のバッグはそのままフローターまで運んでもらった。


 「ありがとうございました。助かりました。」

「いえ、礼には及びません。お気を付けて。」


 ブロントはルイスのフローターが飛び立つのを見送った。

(マ、マニュアル操縦⁉︎ シューロンでは将来取り締まりの話が有るのを知らないのか⁉︎……にしても女性なのに珍しいな……。しかし、探している本といい、それもまた珍しい。フローターで来るとは、この辺の女性では無さそうだ。)

 

 多分ブロントの一目惚れ、とやらだろう。気になって気になってしょうがない様子だった。



 ある日のグロビア氏の工房にて……回想。


 「Annのカスタマイズをお願いしたいのと、宇宙船(ふね)を作って頂きたいの。もちろん、代金はそちらの希望通りで支払います。Annは2体。私と友人のAnnを。宇宙船(ふね)は、私と、Annのサポートで、マニュアル、オートのどちらでも飛べる様に作って頂きたいのです。」


 「ところで、グロビアさんって方は堅物ですか?頑固者?それとも変わり者ですか?」


 マットはそれを聞いて大笑いした。

「そんな事どこで聞いたんだい?確かにこんな工房で、しかも好きな仕事しかしないのだから変わり者と思われても仕方ないけどね。でもロワートさんは、確実に、しっかりした仕事を目指してやってきた様だから。依頼も特定の方に偏ってくるのはしょうがない。もっと大きい場所で工場並みに稼働させればそれは良い稼ぎになる。でもロワートさんはいい加減な仕事はしない人だし、ビブレスで手に入らないパーツは自作してまで仕上げる人なんだ。」


 「じゃあ、変な人ではないのね?良かった。それなら話は早いわ。Ann2体と、宇宙船(ふね)の件、マットには伝えたわ。あとはグロビアさん次第って事ね?」


 「そうだね。ただ、Ann2体のカスタマイズは良いとして、宇宙船(ふね)は何て言うか分からない。」

「ええ、それも承知してるわ。なんたって設計から組み立てるんですものね。」



 Annのカスタマイズ発注前……回想。


 「ねぇガルシア。Annのカスタマイズ、どこまでやってくれるのかなぁ?」

「さぁ、それは相談しないと分からないわよ。マットが連れてたAnnは利口そうだって言うけど、どこまでサポートしてくれるか、アームの作りやメモリー容量、カメラアイ、センサー、手を付けたらキリが無いわ。依頼通りにしかやってくれないかも知れないし、希望が叶うかどうかも分からない。」


 「……そうよね。マットからの連絡がまだだし、もう少し知識を蓄えてからジェイドに連絡するわ。」

「それが良いと思うわ。それまでは少し勉強ね。」


 「色々難しいけど、少しでもメカニックの気持ちに近付きたい。Annの事も考えてかなきゃ。」

「うんうん。それが良いよ。グロビアさんやマットも分かってくれるでしょ。」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ