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ステルスの惑星(ほし)ーエピソード1  作者: ほしのみらい
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コンテンツ68ー大会最高タイムでゴール!

 『27番ケイドはリターナで旋回航行中の様だ。40ノンを回ったがまだチェック信号が入ってません。さぁそろそろチェックと思われます。おっと、ここで27番の軌道が固定されたーっ。アンカーポイントを探知した模様です。50ノンを回ったー、さてどうなる27番ケイドっ!』



 「ルイス様。チェックしました!」

「了解ジック!このままターンする!」

「うわわわ〜〜〜Gが凄いっ。ソディナっ支えてあげる、頑張ってー。」


  ケイドは量子プラズマを引きながら宙返り、直ぐに姿勢制御。


 「ゴールまで全速航行!ソディナ、予測タイムを計算!」

「……ルイス様。ゴールまで全速航行で1ガノン40でチェックです。」

「ノアーナの衛星軌道に到達。まもなく大気圏突入ですルイス様。」


 「大丈夫よジック。重力コントロールは同期してる。速度は変えないで大気圏突入!ゴールポイントまで水平航行しないで向かう。」

「ル、ルイス。ゴール前は水平航行にしないの?そのまま海へ墜落よ!」

「大丈夫ガルシア任せて。さっきと同じ。ゴールチェックしたら宙返りするんだからー。」


 「やっぱりお茶してる場合じゃなかったわね。……こっちのモニターではケイドに異常無し。頑張ってルイスー。」


 「ルイス様ゴールIDまであと10ノン。8、7、6……」

「ジック、高度30のチェックから急上昇するっ!くっ、重力コントロールの同期が間に合ってない。ガ、ガルシア、しっかり捕まっててーっ!」


 『スタートと同じく量子プラズマの尾を引いてゴールに向かっています。このまま一旦水平航行からゴールかっ。良いタイムになりそうです。……おっと、ケイドは水平航行に移らず真っ直ぐにゴールポイントに向かってくる。操縦はマニュアルの様ですっ。凄い、凄いタイムです。今……ゴーーール!……おおっ、チェックした27番、そのまま宙返りし上空に向かったー。見事なゴールです。水平航行に移らずタイムロスの無いままのチェックは大会史上有りません!あぁっとー。ケイドが会場に向かって来ましたー。さてここでタイムが出たぞ!。1ガノン42―!1ガノン42でゴールです。大会記録を大幅に上回っているーっ。平均スピードも出ます。平均スピードは……何とこれも大会記録!スピード9です。これは通常航行中の速度はそれ以上で移動していた事を示唆(しさ)しています。凄い記録が出ましたーっ。』


 ケイドが会場上空まで戻ると、ルイスは得意のターンで指定の駐機場に着陸した。


 「ジック、機体の異常が無いかチェックね。ガルシア、ソディナ。お疲れ様―。」


 「ルイスの宙返りの時の為にソディナ用のシートも欲しかったわー。ソディナを支えながらってのは大変だったわよー。お茶する暇も無かったわー。ケイドの全速航行からでは重力コントロールの同期が間に合わないなんて。凄い速さね。」


 「ごめんねガルシア、ソディナ。私、思いっきり宙返りでターンするのが夢だったのよ。おかげでタイムロスも無く帰って来れた。……ジックとソディナ専用のシートが必要ね。」


 「ち、宙返りが夢って……。今後は同乗者無しでやって。」




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