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ステルスの惑星(ほし)ーエピソード1  作者: ほしのみらい
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コンテンツ67―ケイドがスタート!

 オフェイル邸モニターテーブルからソディナに受信。


 「ソディナ?私、ルシアーナよ。ガルシアに伝えて。ケイドがリターナでアンカーポイントを探す頃には、ちょうど恒星の光が当たるから、目視も可能かも。頑張ってと伝えて。」


 ルシアーナから一方的メッセージだった。


 「ガルシア様、ルシアーナ様より伝言を受けました。」

「母さんから?もうスタートだってのに何の用事だったの?」

「ケイドがリターナでアンカーポイントを探す頃には、ちょうど恒星の光が当たるから、目視も可能かも知れないとの事です。」


 「ルイス!聞いた?恒星の光が当たる位置にアンカーポイントが移動してるみたい。多分父さんがR86系のマップを見てくれてたんだと思うわ。」

「アンカーポイントの発光点滅を航行しながら目視でも出来るって事ね。良い情報よ、ガルシア。私は探知機任せになるとばかり考えてた。前方に気を付けて飛ぶわ!」


 『さぁ続きましてエントリーナンバー27番ケイド。まもなくスタートです。スタート信号がケイドに発信されます。5、4、3……』


 「みんな行くわよー。全速航行―!」


 スタートしたケイド。少し上昇したかと思うと、そのまま上空まで全速航行で飛んだ。


 『27番スタート、速い!これは速いぞ。もう大気圏離脱!おおっと、凄い!量子プラズマの尾を引いて既に目視で確認不能。ここからはこちらのモニターに映るレーダーで実況していきます。お聞きのファンの皆さん。驚くべきは27番は既にリターナ重力圏に到達!これは良いタイムが期待できそうです。』


 「ルイス様、まもなくゴーズフローター発射します。」

「了解ジック。ガルシア、ソディナ。ゴーズフローターの信号を監視しててねー。」

「了解ルイス。こっちは順調。マップのシュミレート通り。」


 「発表IDから3300に到達。ゴーズフローター発射します!」

「了解ジック。次はケイドの探知機を見てて。私は目視も合わせてコントロールする。」


 「ルイス。ケイドは想定移動半径内。高度を下げていいわ。」

「了解ガルシア。高度100から少し下げる。今のところアンカーポイントの反応無し。まもなく半周。ジック、ゴーズの反応は?」

「ブーストによりかなり速い速度で探索中。まだ反応無し。」


 「ルイス様。スタートから40ノン経過。シュミレート予定タイムに近付きます。……ガルシア様、恒星の光が当たり始めました。目視可能、目視可能。」

「了解、ソディナ。ルイスー目視可能になってきた。注意しててー。」


 「了解、探査範囲はあと半分。……は、前方に見えた気がする。ジック、このまま高度50まで降下、真っ直ぐ飛ぶ。ゴーズを近くに寄せて!」

「了解ルイス様。」


「……左から発射のゴーズフローターが探知しました。IDを受信。ルイス様の通り、このまま直進。あと2ノンで到達!」

「了解ソディナ。ジック、ゴーズには帰還指示。このまま高度50に下げて全速航行でチェックする!」


 「ルイス!経過時間55ガノン。……間に合うの?」

「みんな、チェックと同時に宙返りしてターンする。減速しない。直ぐに姿勢制御するけど覚悟しててー。」


 「りょ、了解ルイス―。」




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