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ステルスの惑星(ほし)ーエピソード1  作者: ほしのみらい
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コンテンツ64―予想を上回る事態発生!

 仮眠から目覚めた2人、睡眠カプセルから出てくる。

 

 「ジック、順番はどこまで進んだかしらー?」

「ふぁ〜。もうすぐじゃないルイスぅ。……ふぁ〜あ。」

「相変わらず寝起き悪いわねぇガルシア。」


 「ジック。今何番が飛んでるの?」

「はい。25番がまもなくゴールする頃です。ルイス様。そろそろ準備を。」

「了解。それでリターナでは高度50で航行に変更よ。ゴーズフローターは最初のポイントから半径3000スケールに到達の頃に発射。ケイドは範囲内に到達後、円を描きながらアンカーポイントの探査。ポイント発見次第全速航行で通過、チェックを受ける。そのままケイドの向きをバドラードに向けて再び全速航行。ゴールまでまっしぐら。って感じよ。」


 「ゴーズフローターを発射してからどの位で探知出来るかしら。友達の情報だと、バドラードから遠い方向に移動する事が多いから、探知にかなり時間のロスが有るって。」


 「スタートから約55ガノンが経過してる!……アンカーポイントが一直線に移動してたら3300スケール以上じゃないっ!大変、ジック指示変更!」

「ルイス様。それはしっかり追跡出来てます。ゴーズフローターは3300スケール付近から発射に変更しますか?」

「そうね。念の為その方が良さそう。」


 「リターナ1周が約18000スケール。アンカーポイントはその1/6を真っ直ぐ移動してるとしたら、ゴーズフローター発射半径2000スケールは間違ってた。可能性がある範囲は直径6600スケール程よ。」

「ガルシア様。ご安心ください。既にスタートからマップを作成して有ります。」

「本当?良かったー。ルイス。ゴーズフローターの発射はもっと早まりそうね。」


 「うん。あまりにざっくり考え過ぎた。実際にはエントリーの宇宙船(ふね)が予想より遅いからね。……ジック。さっきの指示は取り消し。リターナでの高度50は同じ。ゴーズフローターはブーストをかけて最初のポイントから半径3300スケールで発射に変更。ケイドは3300スケール以内に到達後、円を描きながらアンカーポイントの探査とするわ。……ふぅ、気が付いて良かったー。」

「ルイス様。まだ予定が変更になる可能性はあります。25番がまだゴールしてませんし、26番も時間が掛かってゴールとなれば、その分アンカーポイントも移動してしまいます。」


 「ジック。エントリー1番から今までの平均スピードとゴールタイムをモニターに出してくれる?ソディナはそれぞれの宇宙船(ふね)のゴールチェックした時のアンカーポイント座標を割り出して。」


 「なるほどね。それでゴーズフローター発射のタイミングと、ケイドの探知開始のタイミングを割り出せばタイムロスが少なくて済むわ。さすがガルシア!」


 「結果毎に予測をして、アンカーポイントを探っておかなきゃダメだったんだわ。こうしててもまだ25番がゴールしない。みんなが似たようなタイムじゃないのを考慮しなかった私達も悪いわね。」


 「ガルシア様。アンカーポイントの追跡データを書き換えました。やはり今のところの最大移動半径は3100スケール程です。」

「ありがとうジック。助かったわ。……ルイス。やっぱり私達が向かう頃には3300スケールが妥当な位置ね。最後の最後でゴールポイントの高度30まで下げるのもタイムロスに繋がってるわ。」


 「ふぅー、冷や汗かいたわガルシア。ありがとう。ジック、ソディナ。変更の通りでお願いね。重量級のクラスが前半に集中してるのもそれなりのハンデなのかもしれない。後半の重量クラスは60トンや70トンが多いのが納得出来た。」

「そうね、最軽量の50トン級の2機もタイムが変わらないのはアンカーポイントの追跡精度にかかってるのね。」


 「頑張りましょガルシア!」「えぇルイス!」




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