表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ステルスの惑星(ほし)ーエピソード1  作者: ほしのみらい
57/94

コンテンツ57―エントリーナンバー27

 バーベキューの後、ガルシアは自宅に戻らず、遅くまでルイスとコンテストの作戦会議。


 今朝はケイドのカプセルで起床した2人。

 ジックとソディナもメインルームで待機モードのまま一夜を過ごした。


 カプセルから出て来た2人。


 「ガルシア。洗浄カプセルはここのを使って。私はもう1台のカプセルを使う。マットが2人分を設置してくれたのよ。」

「ありがとうルイス。今日は戻ったらミクラットのテスト航行出来る様にしなきゃ。」


 ジックとソディナはセンターテーブルからの充電中。


 カプセルから出て支度が済むと、フローターでオフェイル邸に向かった。ミクラットのパーツ交換後のテスト航行の為だ。


 オフェイル邸。

 ミクラットのメインルーム。


 モニターの確認をしているルイス。

 (機器の異常は無し。しっかり交換出来てるなんて、ガルシアは偉いなー。私はケイドのメンテナンス、出来るかしら……。)


 ジックとソディナは側で待機モードに入っている。

と、そこにジックから声が掛かる。


 「ルイス様。自宅のモニターテーブルから転送データ有り。コンテストの案内です。」

「ジック、ここのモニターに映して。」


 第520回ノアーナリターナスピードコンテストエントリーナンバー決定、とあった。

参加者の宇宙船全順番がリストとして送られてきた。


 「37の宇宙船(ふね)の参加ね。ケイドはー……。スタート27番目⁉︎しかもケイドにハンデが付いてないわ。……maxハンデが100トン級の3機で30ノンのハンデ……か。みんなスピードはそれなりでしょうに30ノンのハンデはどうなんだろう。」


 「1機あたりの大会平均往復はおよそ2ガノン20。ルイス様、参加全ての結果が分かるのはスタートから2日間に及びます。夕べの作戦通りにはいかない様ですが……。」


 「そうね。スムーズに順番が回って来てもスタートから1日後。スタート時刻もハンデになってくるわね。」


 そこへガルシアが戻ってきた。


 「ガルシア。コンテストのエントリーナンバーが決まったわ。……ところが、夕べの作戦通りに行動出来そうになさそうなの。」


 ガルシアも横に座り、モニターを見ている。


 「さ、37機の宇宙船(ふね)が参加なの?えっとケイドのナンバーは?……はぁ?27番……。最高タイムハンデが100トン級の宇宙船(ふね)で30ノン……。ケイドのハンデはー……やっぱり付いてないわね。50トン級は3機参加かぁ。50トン級をハンデ0としての設定にしてるのね。最大ハンデが30ノンってのが妙に気になるわね……。」


 「私達のスタートは、スムーズに進んだとしても翌日スタート。まさか1機あたりのスピードが速いのかしら?」

「それも考えられるわ。ちょっと友達に連絡取ってみる。」


 しばらくの間、ガルシアは数人に連絡を取っていた。

 有力情報が得られた様だった。


 「ルイス。スタートからゴールまでの平均時間……どの位か想像できる?」

「ジックは通常往復で2ガノン20って。も、もっと速いの?」

「いぇ、2ガノンよ。それも平均でよ。それでバドラードの組合が新ルールになってからのデータを公開してるからしっかり調べろってドヤされたわ。」


 「ジ、ジック。バドラードからリターナまでの往復の距離と、2ガノンだとどの位のスピードが必要か計算して。」


 慌てていて声がうわずっているルイス。


 「ガルシア……。」 「ルイス……。」


 2人は顔を見合わせ、声を揃えて、

 「まさしくスピードコンテスト!」


 ルイスは床に座り込んでしまう。

ガルシアは慌ててルイスを抱え上げ、シートに座らせた。


 「ルイス。とにかく、コンテストデータを見てみましょ。」

「ガルシア、結果のデータを見る前に、グロビアさんに連絡する。もっとよく聞いておくべきだったわ。」









 


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ