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ステルスの惑星(ほし)ーエピソード1  作者: ほしのみらい
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コンテンツ49ーコンテストの案内が届く

 ルイスの自宅。モニターテーブルに受信。


 ジックがその受信に気付き、内容をコピー。ドックでケイドの掃除をしているルイスに伝えに向かった。


 ドックで駐機のケイド。開いているハッチに入って行くジック。


 「ルイス様。モニターテーブルにデータ受信。コピーをケイドのモニターテーブルに転送します。」


 奥の機関室から戻ってきたルイス。


 「ジック。そのままモニターに映して。」


 シートに掛けるルイス。モニターを見る。


 「スピードコンテストのデータだわ。どれどれー……。」


 表題に第520回バドラード=ガル、リターナノアーナスピードコンテスト、エントリーメンバーへお知らせ……とある。


 「へぇ、開催地はバドラードなのね。えっと……うーん、クラス別にはなってないし、オートとマニュアルも分かれてないのね。……タイムトライアルで、宇宙船(ふね)毎の重量でタイムハンデ……か。明らかに性能重視のレースじゃない。……スタートからリターナのチェックポイントまでの往復。チェックポイントは当日アンカーポイントをゴレイナ=ガルから発射……か。ポイントはどこになるか分からない訳ね。」


 「ジック。内容は把握出来た?」


 「当日のポイントまでの航路の計算によって、ゴール時間がかなり変わってきます。往路は早くポイントに到達して最短距離でチェックに向かい、復路は出せる最大限のスピードでバドラードに帰還してゴールですね、ルイス様。」


 「当日にポイントの位置IDが発表される。スタート順によって有利不利が有りそうね。」


 「上空からだとポイントは小さ過ぎると思われます。出来るだけ早くポイントチェックをする為には、リターナ地上近くに飛んでチェック出来なければなりません。」


 「……開催は1週間後。この対策は必要だから、ガルシアに相談しましょう。ジック、ソディナにコンテストの案内データを送信しておいてね。」

 

 ルイスはケイドのモニターテーブルから、ガルシアのモニターテーブルへ通信した。


 「あら、モニターテーブルの近くに居ないみたいね。」


 「ルイス様。ソディナからの受信。繋ぎます。」


 「こんにちはルイス。今、ソディナと図書室で勉強中よ。いよいよコンテストの案内が届いた様ね。」

「ガルシアこんにちは。開催が来週なの。ちょうど1週間後よ。」


 ガルシアはソディナの投影したデータを見ながら、

「クラス別のコンテストじゃないの?参加の宇宙船(ふね)全機のタイムトライアルコンテストなんだ。しかもオートとマニュアルも分けてない。それでこのタイムハンデはちょっと()に落ちないけど、ポイントチェックが勝敗を分けるレースね。」


「その通りよガルシア。それで、いかに早くポイントチェックをするか。ソディナの探知機能はどうかと思ったんだけど。」

「それはダメ。ソディナは上空から探知出来ないわ。地上にいなきゃ無理。」


 「そ、それじゃあ当日発表の位置座標に早く到達しなきゃならないって事ね。」

「リターナの自転方向に飛びながら、前方を探知するしか手段が無いかも知れないわねぇ……。ゴレイナやバドラードの情報を集めるわルイス。ポイントチェックをどう攻略してるのか、参加経験者の情報を探るわ。」


「ありがとう。私はマットに聞いてみる。」


その後直ぐにガルシアは情報収集を始めた。ルイスはジックに頼んで、先ずジェイドに通信した。


 「ルイス様。ジェイドに繋がりました。どうぞ。」

「こんにちはジェイド。ルイスよ。近くにマットはいるかしら?グロビアさんでもいい。コンテストの相談が有るの。」


 「あいにくですが、お二人共留守です。コンテストについての話ですね。ロワートのフローターに通信しておきます。マットはビブレスの中心街にAnnのパーツ調達に出掛けています。マットのスーツIDに連絡入れますので、折り返しの連絡をお待ちください。」


 「ありがとうジェイド。待ってるわお願いね。」


 ルイスはジックと一緒にケイドの機能を調べ始めた。



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