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ステルスの惑星(ほし)ーエピソード1  作者: ほしのみらい
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コンテンツ39―Ann達の同期

 ガルシアのドックに帰還したミクラット。

 ハッチからルイスとジックが出て来た。


 「ルイスー。お茶の用意が出来たわ。」


 メインルームでお茶会が始まった。


 ジックとソディナは同期中の様だ。


 「あの子達、どのデータをやり取りしてるのかしら?」

「ルイスも気になってた?ソディナが言うには、フィルターによって、全てを同期したり、一部を同期したりするんだって。」


 「へー。ジックはソディナの研究データをどこまで同期してるかしらね。」

「ジックが必要と判断した項目はメモリーしてると思うわ。ソディナも、ジックの操縦、航行データから、オート航行だけメモリーしてるみたいよ。」


 「あらぁ、じゃあオートならフローターやミクラットを操縦出来るのね。……ジックには分析トレーは装備して無いから、分析の為のデータはメモリーしてないと思う。」


 「そうね。ジックはやっぱり操縦がいいんだわ。」

「そうなの。今日はっきりした。ジックは私そっくりの飛び方よガルシア。」

「なるほど。航行データから、全て身に付いてるのね。凄いわ。今日は往復操縦するって言ってたわね。そっちはどうだった?」


 「えぇ。ミクラットのパワー75%まで操縦させたわ。100%のフルパワーでの航行、ターンは私が教えたけど。……機体の現在のパワーとスピードから、瞬時に計算して、1番有効な操縦を選ぶ様にしてるみたい。Uターンをやったんだけど、ジャイロを同期させて微妙なコントロールもしてるみたいね。」


 「それはルイスの腕が良いからよ。そのデータを処理しながら操縦するんだもの。ジックは良い操縦士になりそうね。」


 「しっかし、ソディナの管制には驚いたわ。経験がある訳じゃ無いのに宇宙船(ふね)とやり取りが成立してた。どうして?」

「相手を追跡する事、通信で状況報告、状況確認。管制の意味が分かってたから出来たんだと思うわ。後はジックの航行データの同期かしら。」


 「やっぱりマットの言う通りね。Ann達は同期させていいんだわ。その代わり私達(あるじ)は下手な事は話せない。」

「それは大丈夫よルイス。あの子達、自分のフィルターがしっかりしてる。個別の指示でメモリーさせたり、メモリーの消去をさせたり出来る。」


 「へー、そうね。今度試してみようかしら。」


 ルイスとガルシアがお茶をしながら話してる間に、ジックとソディナは同期が終わり、待機モードの様だ。


 「それはそうとルイス。またクワレスに鉱石採掘に行かない?ソディナは周囲の分析。ジックはポイントまでの操縦。……なんてどうかしら?」

「そうねー。重量的に運ぶBOXは4台かしらね。ジックとソディナの重量分BOXは減らさなきゃ。」


 「じゃあ明日はクワレスで決まりね。」

「ええ。そうしましょ。」


 明日の予定が決まり、またクワレスで鉱石採掘になった。ソディナは、実物の分析等を実践するのだろう。




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