コンテンツ34ーソディナ、実力発揮!
今日もクワレス郊外に採掘に来ていた2人。
1度鉱石をグロビア氏の工房に持参した。
今までに見た事もない程の鉱石だそうだ。当然純度も文句無し。
グロビア氏には、何度か運んで来る事を約束して別れた。パーツの調達の時には連絡をもらえる事になり、ルイスとガルシアは工房のパーツ調達係だ。
何度も来る内に、採掘にも慣れ、まるでピクニックに来てるかの様な2人。
「ランチ後の作業で身体が重かったのが、今は無くなった。かなり身体が鍛えられてるわ。」
「ソディナの分析では純度92%だって。その鉱石が今日で1600キロ位?凄い事ね。」
「グロビアさんが驚いてたものね。ガルシアのおかげだわ。」
「私もミクラットのメンテナンスを頼んでみる。金属パーツも必要だろうから、その分の採掘も必要かもって考えてる。」
ジックとソディナはフローターで待機している。
「ジック、ソディナー。手を貸してー。これで今日は終わりよ。」
「ジック、このままグロビアさんの工房まで向かって。」
「了解です、ルイス様。」
ジックは、ルイスの操縦を記憶し、ビブレスまでのマニュアル航行をマスターした。
一方でソディナは、ノアーナ星の鉱物データはもとより、土壌や植物、昆虫、鳥類のデータを身に付けた。もう探知機に頼らなくてもソディナが知らせてくれる。
今日の採掘ポイントもソディナの指示による場所だった。
グロビア氏の工房脇に着陸せず、ドックへ入っていくフローター。壁の横に着陸させた。
マットが迎える。
「こんにちは、ルイス、ガルシア。それとソディナに……ジックは?……あれ?まさか操縦かい?」
「こんにちはマット。えぇ、ジックは決まった航路は操縦出来る様になったわ。」
「こんにちはマット。しかもジックは既にマニュアルもマスターしてるの。聞いて驚いたもの。」
ジェイドとジックとソディナは、手分けして鉱石のBOXを移動している。
「明日、宇宙船の骨組みが届く。これからはフローターが中まで入れないからね。ロワートさんのフローターも外に出さなきゃならない。」
「いよいよここで作業が始まるのね。」
「鉱石のBOXだけど、これだけ高い純度なら直接このIDの工場に持ち込んでも良いと言われたよ。帰りに2人のどちらかのサインをするのを忘れないでね。」
そこへグロビア氏のフローターが帰ってきて、工房脇に着陸した。
ドック正面ゲートが開いているので、そこから入って来るグロビア氏。
「マット、装甲の発注も済んだ。2、3日で連絡が入る。……ルイス、ガルシア。ちょうど良かった。システムボードの調達を頼みたい。出ればジックとソディナに搭載したAIシステムも欲しいのだが……。」
「それはAI Corpに行って交渉しなければならないですね。」
「大丈夫、ガルシア。また2人で行ったら分けてくれるんじゃない?軍に向けて作ってる物なら、今頃かなり量産出来てるでしょうから。」
「今後の事も考えて10枚程調達しますか。」
「ガルシアの人脈と情報は確かな様だから期待してるよ。宇宙船のシステムボードもまとめて購入すれば値段も下げられるかも知れない。」
「まぁ、マットの思惑通り、私とガルシアで安価で手に入れて来るわ。」
「ノアラート鉱石の売却金で十分取引出来るだろう。ルイス、ガルシア。私の工房の助けになってくれている。調達は任せるよ。」




