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第7話 実戦訓練、くさいぬ、初ゴブ討伐

翌々日


少し離れた場所で山さんチームの戦いを見ていた。

その後山さんチームのミーティングを聞いていた。

そして、山さん達が俺達に説明してくれる。俺らのチームの各人の戦い方、連携をアドバイス。

再度山さんチームの戦いを見る。今度は戦いを見る見方が変わっていた。


戦い後の山さんチームのミーティングに参加。質問や意見を言い、返答をもらい、アドバイスを受ける。

もう一度山さんチームの戦いを見て、ミーティングやって、今日は町に帰る。


余力を残したうちに止めるのが「生き残る重要なコツ」だという。

「帰りになにがあるかわからんだろう?帰りに全滅する者たちも結構多いんだ」とのこと。

力の殆どを使い切ってバテバテを魔獣や盗賊どもにおそわれちゃぁなぁ。



翌日、山さんチームの戦い後のミーテイングの後、俺らのチームで狩りをしてみた。最初は獣。

その狩りのミーテイングをして、

山さんは「そのまま彼らにやらせよう」。つまり俺らの連戦でよいとのこと。


魔獣を見つけて戦った。前に戦った一角いのしし?なんとかボアとか呼ぶらしい、3頭の小群れと。

なんとか大きな怪我もせずに戦いきった。

ミーティングでは結構指摘された。


その後、大っきめの牛みたいの単独、更にまたなんとかボア5頭と。

最後のミーティングでは、


「まぁなんとか形になったな。この程度の相手を選んで、やり続けなさい。

もう一段階上の相手とやりたいな、と思い始めたら、そこから10回は今までのレベルの相手をこなしなさい。その全てで全く危ういところがなかったら、2−3頭の魔牛の小群れくらいから始めなさい」


とアドバイスもらった。

俺達の中では山さん達は兄貴姉貴(魔法使いの人は女性だった)になっていた。


翌々日、山さん達は護衛の仕事を受け、隣の領まで出発した。




見送った俺達はギルドに向かった。

「ちょうどいいのがないなー」

依頼掲示板を見ているのだ。


「んーーーー、、、、」

「そうねぇ、」

常時依頼で行くことにした。

よく出没する魔獣は常時依頼として、倒した分だけ報奨金が出る+獲物買い取り。

薬草なども常時依頼があるので、魔獣と薬草、みつけたもんを得ていくことにした。




プリップリップププー、プリップリップププー、プリップリップププー、、、

「くッ、こ、ころ・・

ぼかっ!!

「ひ、ひがうはろっ!!」

臭すぎで頭が、、、


「ひょうはっ!」

鼻つまみながら小田が浄化してくれた


「「「「「はぁーー助かったあー」」」」」

「なんだよあれ?沖田知ってっか?」

「この森の定番みたい、、臭犬だって、そのままね。一応魔獣なんだけど、縄張りを定めていつもあーやって匂いと糞を撒き散らして、敵が入らないようにしているみたい、、入らないよね、、、」


「誰も退治しないのか?」

「子供にさえ襲いかからないほどおとなしいみたいで、退治しても報奨でないわよ」

「大迷惑なだけで危険性ナシか、、」


「でも、危険なものに襲われたときに縄張り内に逃げ込めば、猛獣も魔獣も入ってこないらしいわ」

「・・益獣と言えなくもなくなくない?まぁ、退治しないほうがいい、ってとこかー」


「なので、ここは避けていきましょう、薬草などはあるかもしれないけど、獣などの獲物は確実にいないから」

だなー、山田しんでるし、、、神田、泡吹いているけどだいじょぶかー?


などと思うのは俺達だけではありませんでした!でした!!

ゴブリン?

学ランみたいの着ているが?でも棍棒持っている?


「うちのクラスの子の誰かかな?」と沖田。

「よく見えないな、暗くて」森は暗いんです。

「停まって、確認するから」と小田。視覚を強化できるらしい、やぶにらみ気味になってるー


「あ、ゴブリンだー」

「あいつらの他にも近くにいるか?」

「周囲にはなにもいないみたい」


よし突撃だ

「やつあたりっ!!!がおーーー!!」「「おーーーー!!!」」

男3人突撃だっ!!臭さの鬱憤晴らし!!!



3匹のゴブリン、即決♪

学ランはネーム入りです♪


「えーと、沢なんとか、、消えている。」

「こっちは高橋」

「こっちは久慈山、くじやまっ?!!!」

「やつがやられた?まじ?ゴブリンなんかに?」


「いやーあの卑怯極まりないやつがゴブリンなんかにやられるわけないっしょ?!」

「んじゃ、服を捨てた?」

「ジモティのを奪って着替えたんじゃ?」

「えーー?ジモティのお?クッサイじゃん?」

「・・まぁ、、、でもこれもすごくクッサイから変わらんのじゃ?」


「あー、クズヤマが自分のを汚したから他のやつのを奪ったってのかな?」

「まぁそんなところじゃないかな?」

「高橋かぁ、目立たない奴だから捨てられて、沢、、沢口か、やつもおとなしいから、口減らしで2人共捨てられたってとこかな。でこいつらにやられて服を取られた、ってとこか、、、もう一人は知らん」

「「「「なむなむ、、、」」」」


当然学ランは奪い返して、持って帰って洗って売る♪、冒険者になって最も高額な収穫だ!!

で、今日はここまでにして帰宅だ!!


帰り道、うさぎかうさぎ型魔獣かしらんが、そんなのを2羽しとめた。宿の食堂のおっちゃんにシチューにでもしてもらおう!!


昨日帰宅後すぐ洗濯して干しておいたら今日昼には乾いたので、午後イチで売りに行った。

帰りに皆で町をぶらついてちょっと贅沢した。いいね、たまには♪。精進落としだ!!

って、俺らも随分太くなったもんだなー。


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