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第3話 初っ端から枝と蔓草と棍棒で闘う、そして、、、

田舎の朝は早い。

つか、寝るのが早いと起きるのも早いよな?特に若者は腹へってるとねれないよなー


山田はなんか細い蔓と短くした木の枝で、狩猟用具を作っていた。投げてうさぎなどの足に絡めるんだそうだ。どっかで絵でも見たか聞いたかした覚えがあるようなやつだ。

俺はなるべくまっすぐめな1mくらいの枝の先を大きい石でこすって尖らせめ?にした。「石器以前の槍?」みたいなw。

他の3人は、太めの木の枝のつかむ部分だけ皮をはいだ「棍棒?」ゴブリンか?みたいなー。ぷw

あ、睨まれたw

流石に蔓草とでは弓は無理だわなぁ

とりあえず食える獲物を取らないと。火があるのはつよい!



などと思っていました、もう日は3時方向です、そろそろ空きっ腹なのに野営の準備でも、、

え?

なにこれ?戦っている音ってやつ?

「やーまだくん?これは、戦いの音ですか?」

「かーみやまさん、そうですね、これは戦いの音ですね」

「「「中学英語か!!!」」」


「では斥候に、俺と山田。皆は、見えるところに隠れていてね。やばかったらバレないように密かに退却。翌日ココに集合。集合前はこの場所が危険ではないことを確認すること。やばかったらその翌日、とその翌日。その後は自由に安全な町を目指せ」



なんか全体的に茶色っぽい人数人が、でっかい獣?と戦っている?

なにアレ?一角いのししみたいな?2頭倒れているのが見える。数頭がまだ暴れている。

茶色い人は4人かな?うろちょろなんで、多分4人。一人だけ離れている。杖持っているから魔法使いか?魔法あるんかしらんけど。

「いいね魔法♪」山田がそそられている!!


あ、一頭が3人をすり抜けて魔法使い(仮)に!!

「やっ!!!」

山田がすくっと立ち上がり即座に腕をブンブン回してから狩猟用具を投げた!

紐に重しだけなのにぶんぶん回転しながら、、、後ろ足にどうにかからまった!


俺も山田の飛んでく道具を追いかけるように走り出していた、いつの間に?!

で、目の前でその一角いのししがケツをこっちに見せてすっころんでいる、毛皮は硬そうだ、、選択の余地はない、、、なむさん!つーか、イヤーーーー!!!でも奥まで蹴り込んだ、何度も何度も!!泣けるっつ!!!!



ケツの穴が強い生き物っていないよなー、で、即死もできないんだよなー、

茶色い人達が他の一角イノシシを退治したあと、この気の毒で痛みにもだえ苦しんでいるイノを楽にしてくれました。


言葉通じるかなー?英語でもいいからっ!!英語は覚えるのが最も容易な言語の一つらしい。だから教えるのも楽、なので共通語としてつかわれるようになったらしい。異世界でも「容易な言語」なら似たようなもんだろ?英語っぽいものでいいからっ!!


結論、言葉そのままつうぢますた、、、なんか翻訳っぽくなってるのは神様仕様なんでしょう、気にしたら負け。気にするなら生活が落ち着いてからね?


で、人柄もいい人っぽいんで、イノシシ、俺らが半殺しにしたものはまるまるくれました。ついでに小さいナイフもいただきました。使っている道具みりゃ、ナイフすら持っていないってわかるよなwww

内蔵つか、腸を破壊したのでなるべく早く洗わないと食えない、、、

魔法の人がいっぱい水出してくれたんで処理できました。勿論茶色の人に教えてもらいながら。



3人に出てきていいと合図。女の子もいるのが驚きみたいだ。しかもスカートだし、短いし。

その場所から1時間ほど移動して危険度が少ない場所に行こうと。そこで合同で野営をすることに。


茶色の人たちは「冒険者・狩猟者」みたいなことを言っている。らのべの冒険者ってところか。

話していくとどんどん会話がスムースになっていく。AIが働いて習得していている?みたいな感触。神様仕様の言語変換だなー。


野営地を決め、飯を作る。焚き火して手頃な枝に差した肉を焚き火の周りに立てて炙り焼きなだけ。それが飯。だけど腹ぺこチームはたまらない!!お水は魔法の人からたくさんもらい腹たっぽんだが、入るところが違うのだ!!


「ほんとは塩とかあったらうまいんだけどな」茶色の人たちは申し訳無さそうに言った。

おれらは皆おもいっきし首をブンブン振った。これだけでも十分うまいのだ!空きっ腹、まる2日空きっ腹ソースは最高の調味料♪!!


俺らは訳ありで今は詳しく話せないが、でも生活手段が何もない、見ての通り無一文の持ち物なし。

彼らは「服が売れる。かなり高く売れるだろう、それで俺らみたいな普通の服を中古で買い、武具を揃えることくらいできるだろう。冒険者として登録すれば少なくとも食うくらいの日銭は稼げる。」と教えてくれた。


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