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200文字小説集 vol.2

言いたいことが言えたなら…(200文字小説)

作者: 日下部良介

「マスクをしていると女性は美人に見える」

 同僚がそんなことを口走った。

 僕は隣の席の女の子を横目で見た。

「君はマスクをしていなくても美人だよ」

 そう言いたかった。

 けれど僕はそれを口に出すことが出来なかった。。


 彼女が席を立った。

「お使いに行ってきます」

 ちょうどお昼頃だった。

「僕も出掛けるから一緒にお昼しよう」

 そう声を掛けたかった。

 けれど掛けられなかった。


 言いたいことが言えたら僕の人生ももっと輝くのかな…。




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― 新着の感想 ―
[一言] あら、今よりも輝く人生があるかしら。 十分モテているでしょう。 でも、こんな時期には鉄人も外へ出られないから仕方ないわね。
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