4話~神獣マデュラとの死闘~
初の評価と、ブックマークをいただきました。
本当にありがとうございます。これからもお楽しみ頂ければ幸いです。
………………………………………………………………………………………………
もう何体の魔物を狩っただろうか。火竜や水竜などの竜とも戦ったし、1日中闘うなんて事もほとんど毎日だった。生命の値が0になった回数は途中から数えていない。
(こうして思い出すと、全てはスキルと、特性の相性が良かったおかげだな。食事と睡眠を必要としないのも良い。)
装備も武器も、魔物からのドロップ品で固めている
名前:藤野 弥生
性別:男
種族:人間
レベル:15600
生命:99998000
魔力:測定不能
力:76000000
防御:76000000
ポイント:1000000
(ここまでくればもう敵はいない。昨日の魔物は死なずに倒すことができた。魔力は測定不能になったから、そろそろ最後の魔物だと思うんだが)
また、魔法陣が現れた。一際大きいものだ。
「さて、今日も戦いますか。どんな魔物だろ。」
現れたのは、馬鹿でかい蛇。
《鑑定》!
名前:マデュラ=サリシア
種族:神獣種
レベル:100
生命:測定不能
魔力:測定不能
力:測定不能
防御:測定不能
「かかってこい」
(恐らく、最後の魔物だろう。この世界の名前を冠する者の力、見せてもらおうか!)
大きく一鳴きし、その巨体で襲いかかってきた。
「くっ!」
爪の攻撃を剣で受けるが、力で押し込まれる。
「体で受け止めて、一太刀ずつ入れて行くしかないな。幸い攻撃は効くようだし。」
受ける 切る 受ける 切る 受ける 切る 受ける 切る‥‥‥‥
雑念も無くなり、一種の戦闘の境地で、弥生は斬り続けた。永遠とも思える時間が過ぎ、ついに
神獣は、その巨体を地面に横たえた。そして辺りは光に包まれた。
光の中でお馴染みの声が頭にひびく。
『スキル所持者より強い魔物が存在しないため、スキル《魔物寄せ》を消去します。』
心の中でガッツポーズをしながら、弥生はその意識を落としていった‥‥。
………………………………………………………………………………………………
次回ヒロイン登場予定です。
また、ステータスのポイントで、固有ではないスキルを取る事が出来ます。スキルは随時
文章の中で出していきます。
説明が遅くなって申し訳ないです。