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お一人様だよな?行ってらっしゃいませ

ネタは浮かぶのに次の話がは思いつかない。

これはピンチですのよ



朝は強いほうではない


そう思っているのは幸村こと真田京介である。


つい先日武田家に訪れた青年で、年は21。身長は178くらい。

そんな彼はひょんなことから両親が離婚、離婚する直前の彼らが息を合わせたのは京介に一人暮らしをさせようという意見だけであった


その意見に武田家当主の祖母、武田 (シノブ)が激怒。彼女は小さいときの京介を知っているため、引き取ることにしたわけである


そういう経緯で武田家に住ませてもらうことになった真田京介。

着いて早々道案内をしてもらった少女が従妹であったり、その日の夜にはその娘の裸を見てしまう等、ラッキースケベ極まりないイベントがあったり無かったりした





‘あなたを私の家来にする!!’




裸を見てしまったという償いをすることになった京介は、彼女のよくわからん思考回路のもと導き出された強制的家来宣言により形だけの主従関係が出来上がってしまった


と、いうのが今までのあらすじである




さて、話を戻そう


彼は朝に弱い。先日朝早く起きたのは彼にしては一年に数えられる回数しか存在しないのだ。(単に他人の家というのもあるのだろうけど)


そんな彼、京介は枕元の壊れて2,3回ベルが鳴ると自然に止まってしまう目覚まし時計に手を伸ばし、こちらを向かせる。時間帯に安堵したのか、睡魔に襲われるがまま二度寝をしようとした時である


トトトという音がちょうど隣の部屋から聞こえ、どことなく嫌な予感がした直後、ふすまが一気に開け放たれる音がし、そしてすぐ後に自分の掛け布団を一気に取られてしまった


まだ眠い目をこすりながら薄く目を開けると、くせ毛満載ながらもなぜかセットした髪型にも見えるような黒髪を肩口まで伸ばした少女が見下ろしていた


「おっはよう“幸村”!さぁさぁ朝だよ~」


朝っぱらからテンションをメーターが振り切らんばかりに上げているこの少女こそが、武田家の跡取り娘である。余談だが京介曰くそうは見えない


そのハイテンションについていけず顔をしかめながら体ごと別方向に向ける

「朝っぱらからそのハイテンションはおかしい。ついでにやっぱり幸村なのか?」


その言葉を聞いて、フフンと得意げに笑うと

「私のこのテンションは初期装備。デフォルトで備わっているのです!」


「武将はそんなもん装備してねぇよ。すぐさま別の装備に変更だ」


適当にあしらえば愛想を尽かして部屋に戻るだろうと考えたところでふと気づいた

「お前、何しに来たの?」


そう聞くと少し考える仕草をした後、ハッと何かを思い出した

「そうだよ、思い出した。顔洗いに行こうよ幸村」


「お一人様だよな?行ってらっしゃいませ」


「ちょっと、早い!今のは早い!」


「お前の家来である幸村は朝には弱いんだっツーの。てことでおやすみ」


また寝る体勢に入った京介を今度は彼のお館様が引き止める

「おっと、そうはいかないぜお兄さん。もう一度寝たくば私から掛け布団を奪うがいい」

言いながら闘牛士のように掛け布団をバタバタと振り始めた


そう言えば取られたままだったな、とか考えながらも

「・・・・・・別に、布団なくても寝れるし」


「うぁ!ずるい!へいへい、この布団めがけて突っ込んで来な」


「お前絶対に俺のことバカにしてるよな?」


仕方なくゆっくりと立ち上がり静香の前に立つ


「お、顔洗う気になってくれた!?」

心から嬉しんでますわよ的な笑顔を向けてきた静香に対し、奇妙なむずがゆさに襲われた京介は布団をひったくると、それを静香に勢いよくぶっかけて布団に放り投げた。布団に包まれたまま、まだもがもがと抜け出せないでいる静香に聞こえているかいないかわからないが呟いた


「顔を洗うか洗わないかにこんな時間かけてらんねぇからな」





今回はとても短いです。一応あらすじ?自分でわからなくなりそうです


次回はもっと長くしていきたいと思います

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