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Ghost~死体は誰だ~

作者: 並木朱花

主人公

朝田 直幸ナオユキ

早海 萌衣モエ


第一話 転校生、二人。

僕は、高校三年生。

ある日、岬高校に転校した。

「あなたも転校生?」

とある少女が言った。

「えっーと、どちら様で・・・。」

「私はあなたと同じ転校生の早海萌衣よ。それより、ここの噂知らないのね。」

「噂?何の?」

「呪われた学校。年に十人以上の生徒が死んでるって話。あなた、霊とかは見えるの?」

「いや、見えないよ。」

「見えてるじゃない。今、なぜ嘘をついたの?」

「嘘じゃないよ。」

と揉めている間に学校のチャイムが鳴った。

「えー、今日は転校生を一人紹介する。朝田直幸だ。」

と先生は言った。

そして、僕は思った。

「(あれ?僕、一人?そんなはず、、、。早海さんが・・・。まさか!!)」

と廊下で走って行った。

知らないうちに屋上へついた。

そしたら、あの萌衣がいた。

「自己紹介しなくていいの?」

と話しかけた。

「うん。いいの。みんなには、私が見えていないから・・・。」

「それ、どうゆうこと?」

「鈍いのね。あなた。」

そう、僕は意味不明の学校に迷い込んでしまった。

僕は急に、萌衣に兄弟や姉妹がいるか疑問に思い言った。

「あのさ、兄弟や姉妹いるの?」

「ううん。私、一人っ子。」

と首を振り言った。

「私ね、父の都合で転校して、そして、私事故で死んだの。」

「えっ?」

「だから、今あなたが見てる目の前の早海萌衣は存在しないの。私の本当の名前は霧島梨絵香なの。」

「それってつまり幽霊ってこと?だから、誰にも君の事が見れてないの?」

「うん。」

と頷いた。

まさか、萌衣が死んでたなんて・・・。

しかも死ぬ前は可愛い名前だったなんて。

梨絵香ちゃん・・・か。

いつまでこの高校にいるんだろう。

もしかしてあの呪われた学校も梨絵香ちゃんが・・・?

そんなわけない。

「えぇ。そうよ。」

なんと呪われた高校は梨絵香ちゃんだった。


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