出会い。
俺の名前は菊田龍太郎。楚歌学園高等部の1年生だ。
ちなみに頭はそこまで良くもないし悪くもない。運動も好きなような嫌いな様な・・・。
つまり簡潔に言うと微妙な奴だってことだ。
今日もそんな俺は、楚歌学園に通う。
鞄を背負う様にもち、片手はポケットに入れて歩く。そして「ふぁ~あ」と大欠伸。
そんな俺の肩をポンと叩いてきたのは、幼馴染の愛梨華だった。
愛梨華は色白でポニーテール。どちらかというと積極的なタイプだ。
「よぉ、愛梨華。」
「おはよう、龍太郎。今日はいつもより早いね。」
あぁ、そうだな。と頷く。と言ってももう7時50分だが。この学校の最終登校時間は8時10分。
いつもは8時5分ごろかチャイム着席にも至らない俺だからな、ははは。
「ところで、龍太郎は部活決めた?」
「ん~そうだな。俺は今のとこ陸上部かな?愛梨華は?」
「わたし?ほほ~お。よくぞ聞いてくれました!演劇部で~すよぉ!」
テンション高ぇな、相変わらず。愛梨華はVサインして答えた。
「でねでね、演劇部今度白雪姫の劇やるの!」
「ふぅん、凄いじゃん。」
「そうなの!だからガンバろ~・・・って。ヤバい、遅刻しちゃう!龍太郎!」
「俺は後から行くから先行けよ。」
そう俺は言って踵をして遠ざかる愛梨華の背中を見送った。そんな時だった。
「にゃあ~。」
と、確かに俺の耳に聞こえたのは。猫の声だ。だが猫は見当たらない。
俺は一つ先の細道を覗いた。そこには。
“惹老化は彼方の自由です”とかかれた段ボール。
いや、この段ボールもかなり意味深なのだが・・・それより中身だ。
猫の声がしたはずだ。。・・・うん。猫耳に尻尾・・・なのに俺くらいの身長でサラサラの長い髪。
これはいわゆる猫耳少女。これは・・・ど、ど、どういう状況なのだ~!!!
「にゃんにゃあ。」
…………いや!にゃんにゃあ。じゃなくて!君は一体・・・。
「人間なの・・・?」
聞いてみる。すると猫耳少女は立ち上がり、俺の目をまっすぐ見つめて言った。
「そう。わたしは人間。にゃあ。」
どうも、作者の恭弥です。ライトノベル風に書きます。誤字脱字、あるかもしれませんが、そこはどうか大目に見て下さい。宜しくお願いします。




