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ラブ・ガーディアンズ 〜ヤンデレ女子達はサッカーで連係したり1人の男子を取り合う!  作者: イーグル


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彼の元にヤンデレ達は集う

『試合終了ー!! 恋風が女王の円帝を破り、見事優勝! 全国大会行きの切符を手にしました!!』


 勝った!


 恋風が全国大会出場!こんな嬉しい事はサッカーに関わってきて初めてだ!


 僕は出てないけど滅茶苦茶嬉しい!!


 フィールドだけじゃなくベンチ、そしてスタンドにいる恋風応援団もお祭り騒ぎで皆が喜び合ってる。


「え、ええ!? 私達が東京で一番強いチームになったの!?」


 神坂先生は自分の居るチームが、東京の頂点に立った事を実感しきれてなさそう。


「あたしら東京女王!?」


「いや、フィールドの先輩達でしょ! 狼憐の姉御とか守華とか真理華とか凄く頑張ったし!」


「というか今日もう祝い祝い! 大祝いするっきゃないってー!」


 ベンチの控え選手達もテンション上がってるみたいで、お祝いムード一色って感じだ。


「やったよ神兎君ー!」


「神兎!」


 すると守華さん、阿佐護姉妹、狼憐先輩、月夜先輩、真理華さん、咲月先輩と皆が僕の所へ駆けつけて来る。


 この後、何故か皆で僕の体を持ち上げようとしていた。


「え、ちょ……皆さん!?」


「それじゃあ皆で──!」


 次の瞬間、僕は女子達の手によって宙を舞う。


 まさかの人生初めての胴上げを此処でしてもらうなんて思わなかった。


「なんで僕が胴上げされるんですか〜!?」


「そりゃ神兎君が一番部に貢献してんだから、そうなっちゃうでしょー!」


「……大人しく跳んでおいて……!」


 僕に拒否権は無いらしく、彼女達が止めない限り胴上げは続くらしい。



 ☆


 ようやく胴上げから解放されて僕はベンチに座る。


 その後、恋風のメンバー達は優勝カップを受け取って記念撮影の方をしていた。


「小平君」


 そこに僕を呼ぶ女子の声が聞こえたと思ったら、目の前に芹華さんが立っている。


「恋風が此処まで強くなるとは、正直思っていなかった。我々円帝を打ち負かす程だったのは想定外だ」


「円帝の皆さんも強かったと思います。攻守で恋風を圧倒されてましたし、勝ったのは皆の粘りが物凄かったですから……」


 今回負けて相当なショック、ではなく何時も通りの凛々しい表情を見せていた。


 内容としてはシュート数、支配率、全てが恋風を円帝が上回って圧倒の試合。


 それでも勝てないのがサッカー。


 どんなにシュートを多く蹴れても、ゲームを支配出来ても、たった1度のゴールで負けてしまう事がある。


 それが今日の試合だ。


「本当なら連覇を達成して君を誘いたかったんだがな」


「誘い、ですか?」


「ああ、小平君。良ければ私と──」


 芹華さんが何かを言おうとした時だった。


「神兎! この後予定とかあるかぁ? 無いなら遊び行かねぇ!?」


「り、燐火さん!?」


 急に横から燐火さんが割り込むように入って来て、僕を遊びへ誘おうと声を掛けてくる。


「おい燐火、貴様は横から何を勝手に……!」


「そっちこそ抜けがけしてんじゃねぇかよ。お嬢様のくせにやる事せけぇぞ……!」


「この子が噂のマネージャー君? 可愛いねー♪」


「怖い女子よりあたし達と遊ぼうよー♪」


「いーや、あたしの方が良い思いさせられるよー?」


「彼女達は結構怖いからー、私と行こうか」


 何がどうなってるか分からなかった。


 次から次へと、護才さんや護双さん達に大葉さんと立て続けに現れて僕へ遊びの誘いを持ちかけて来る。


 いや、あの……恋風の祝勝会があるはずだから、そっちに出席するし遊ぶにしても後日になっちゃうんだけどなぁ。


 その前に何で円帝の主力の人達が皆来るのー!?



 色々あった東京予選も恋風の優勝で終わったが、女子達による神兎の争いは益々大きくなっていく。


 ひとまず予選は終わり、これで一段落したかと思われた。


 しかし、彼女達は再び集う事となった。



 ☆


 神兎Side


「ええと、東京女子選抜チームの専属マネージャー兼コーチとなりました小平神兎です。よろしくお願いします!」


 僕は今、東京都内にある合宿所に来ていて、集まる多くの女子達の前で挨拶をする。


 あれからそんなに日が経たない内に東京の選抜チームが今回結成されて、海外のチームと親善試合を行うらしい。


 この合宿はその為で、僕は手伝いのマネージャーとして呼ばれた。


 更にコーチとして自分の技術を伝えてほしいと、東京の監督に選ばれた叶監督からの頼みで、今回その役割も担う。


 部活の時とは訳が違って、東京から優れたメンバーが集う上に世界と戦う為に集まった選抜チームで、ぼくがコーチ役をやれるのか凄く不安だった。


 けど、僕しか出来るのがいないと押し切られて今に至る。


「名コーチいたら心強いねー!」


「よろしくー!」


 集まったメンバーの中に恋風から守華さん、阿佐護姉妹の2人、狼憐先輩、月夜先輩、真理華さん、咲月先輩。


 円帝からも芹華さん、護才さん、護双姉妹の2人、燐火さん、大葉さんと来ていて彼女達が軸になりそうだ。




「(この合宿で神兎君と一気に仲を深めちゃおう♪)」


「(今回を機会に交際へなんとしても持っていきたい……!)」


「(あっちもこっちも邪魔物ばかりじゃねぇかよ……全員蹴散らして神兎をあたしの物にしてやるからな……!)」


「(……此処で神兎君と寝食を共に出来る……フフフフ……!)」



「「(絶対手に入れてやる!))」


 この合宿に集まるのはほとんどが神兎を狙う女子達ばかり、更にそれだけには留まらなかった。


「(また彼の寝る場所に関しては私と同じ部屋にしちゃおうかしら……ウフフ)」


「(取材も兼ねてデート誘っちゃおうかなぁ〜? 妹ばかりデートってのも不公平でしょうー)」


 監督を務める叶、取材に来ていた守香。


 彼女達大人も彼に対する目が怪しく光る。


 彼に惹かれる女性達は、国内のみならず世界も巻き込んでまだまだ増え続けるかもしれない。


 その事を神兎が知る術はなかった……。

此処まで見ていただき誠にありがとうごさいます!


これでこの話は完結となりました!


サッカーとヤンデレを組み合わせたラブコメ小説ですが、いかがでしたか?


ラブコメに感じては思いついたら、また書くかもしれません。

遠慮なく、おねショタというジャンルが書けるという事で!


……はい、完全な私情でした。


改めまして作品を見ていただき感謝です!

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