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ラブ・ガーディアンズ 〜ヤンデレ女子達はサッカーで連係したり1人の男子を取り合う!  作者: イーグル


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男子マネージャーの家事情

「女子サッカー部が1回戦で勝ったんだってさ」


「マジ? この前は円帝に勝ったって聞いたけど練習試合だし、本番じゃどうなるんだろうって思ったら行ったのか」


「廃部寸前って聞いてたのに、公式戦にもう出て勝てるもんなんだねー」


 校内を歩いていたら、女子サッカー部が勝ったという会話が聞こえてくる。


 実際に試合を見に来てないけど、結果だけ知って噂になってるみたいだ。


 インターハイ東京予選の1回戦を6ー0で勝って、少しは注目を浴びるかなと思ったけど、想像よりも注目はされてなくて学生同士の噂話程度に留まっていた。


 もっと円帝ぐらいに強くなって勝ち進まなきゃ駄目かと思いながらも、僕は購買部に行ってチキンサンドとあんぱんを購入。


 今はマネージャーだけど食生活は選手時代と変わらず、バランスを意識して食べてる。


「何処で食べようかなぁ……」


 このまま教室に戻るのも良いけど、春のポカポカ陽気が気持ち良さそうだから外で食べたい気分になって、僕は校舎の外へ出て来た。


「あ、神兎君だー」


「これからお昼なら一緒に食べようよー」


 外に出るとお弁当箱っぽい物を持った莉音先輩と花音先輩の2人と出会って、向こうから近づいて来てくれる。


「お邪魔にならないですか……?」


 姉妹の弁当タイムを邪魔してしまうのでは、女子同士の昼食で男子が混じっていいのかと考えてしまう。


「むしろ居てくれた方が良いって!」


「そうそう、部員と一緒にご飯を食べるのもマネージャーの仕事だよー?」


 そういう仕事なのは聞いた事無いけど……でも、迷惑じゃなさそうだし僕より長く恋風にいる2人なら場所とか詳しそうだし、先輩達に任せるのは良いかもしれない。


「分かりました、ご一緒します」


 僕はお言葉に甘えて昼食を一緒に食べる事にして、姉妹と一緒に移動する。


 ☆


 双子の先輩達は良い場所を知っていて、そこは校舎から右下にあるベンチへ僕達は腰掛けてから昼食を食べる。


 何故か僕の左右に2人が座って密着され、顔が赤くなってきた。


 昼食どころじゃないって……!


「神兎君、サンドイッチとパン1個だけで足りるのー?」


「足りないならお弁当分けてあげよっか?」


「い、いえ。充分足りますから気持ちだけいただきます……!」


 僕は莉音先輩と花音先輩に挟まれる形で座り、僕の食べる昼食が少ないと見てか自分のお弁当を勧めてきた。


 流石に部活で動く為に必要なエネルギーを奪う訳にはいかないので、僕は丁重にお断りしておく。


 ミートボールとか卵焼きとか唐揚げとか美味しそうだけど……!


 そんなくっつかれたらドキドキして、お昼どころじゃないよ〜!


「神兎君の家ってお母さんが料理作ったりしない?」


「あ、うちは両親が共働きで忙しいですから……必要な生活費をもらって、それで購買部とかで済ませてるんです……」


 僕の家は父さんと母さん、2人とも働きに出ていて父さんは海外へ単身赴任中で、お母さんも化粧品会社に勤務してて中々帰って来ない。


 まだ自分で料理を上手く作れないから、買って済ませる毎日だ。


「ふ〜ん、それって……基本的に神兎君だけしか家にいないって事だよね?」


「大変じゃないー?」


「大丈夫です……掃除機とか自動で動いてくれたり、洗濯機も簡単に出来て、お風呂も手軽に出来たりしますから不自由は特に無いです……」


 2人に気遣われるけど今の生活に慣れてるし、女子サッカー部に入る前は正直、孤独は感じてたけど今は充実してる。


 彼女達とサッカーで部活が出来て楽しいって思えてるせいかな。


「そっかぁ、神兎君の所が1人かぁ。共働きね〜」


「一人っ子でもあるんだねー」


 この時、何か考え込んでる様子が見えた気がしたけど昼休みの終わりが近づいてきて、恥ずかしさがありつつも僕は最後にあんぱんを食べきり、双子と一緒に校舎へ戻っていく。



 莉音Side


 良い事聞いちゃった〜♪


 家族が共働きで兄弟もいなくて神兎君だけかぁ〜……。


 それ襲ってくださいって言ってるようなもんだよ神兎君?


 あたしや花音で良かったものの、これが他の肉食獣のメス達に知られたら大変だったよ。


 男前な先輩とか根暗な先輩とかアメリカ帰りのデカ女とか!


 というかこれ知ってるのあたし達2人だけなら、大チャンスだよねぇ?


 機会があったら絶対……楽しみぃ〜♡



 花音Side


 え、何その最高のシチュエーション。


 好きな子が家で1人だけ、そこに誰の邪魔も無いなら……そりゃいけない想像に絶対行くでしょー!


 これはもう他の女子には絶対言わないようにしないとね!


 そんなん聞いたら絶対家に押し掛けて来るじゃん?


 無駄にライバルへそういうのは明かすべきじゃないだろうし、わざわざ塩を送るメリットも無いからね!


 神兎君が家で1人……そんな美味しい展開をほっとく訳ないでしょ〜♡



 月夜Side


 ……日課の神兎君こっそりウォッチングをしていたら……忌々しい後輩のメス猫2匹がくっついて……どう呪ってやろうか呪う方法を検索していたら……!


 神兎君が家で一人きり……!!


 それは……最高……♡


 というかメス猫の狙いが見え見えで……あの2人絶対襲う……!


 絶対させない……天使を染めさせない……!!

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