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ラブ・ガーディアンズ 〜ヤンデレ女子達はサッカーで連係したり1人の男子を取り合う!  作者: イーグル


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25/26

心の連係が最悪でも強い!

 前半に狼憐先輩と莉音先輩のゴールで2点のリードを奪い、恋風の優勢は後半に入っても変わらない。


 皆がそれぞれフィールドを駆け回ったり、声を掛けたりして息の合った良いチームワークを見せている。


 守備では咲月先輩や月夜先輩を中心にDFが機能して、相手の攻撃陣に決定的な仕事をさせない。


「月夜先輩ナイスクリア!!」


 守華先輩は後ろから声を掛け続け、守備陣を盛り上げたりと主にコーチングでチームを支えてくれてる。


 攻撃陣も2点のリードで満足する事なく、貪欲に攻めへ出てるから相手も守備に追われる時が多くなってきた。


「相手の神上石、結構押されてる感じがあるよね?」


「うんうん、何か見てて気迫で負けてるっぽいかもです」


「というか狼憐先輩とか莉音、花音の姉妹辺りが気迫ハンパなくない?」


 恋風の控え選手達がフィールドで活躍する皆を見て、アップをしつつ凄いみたいな事を言ってるのが僕の耳にも届く。


 確かに狼憐先輩、莉音先輩、花音先輩の3人が前線の要として攻守で積極的に動いてくれてる。


 見てて一生懸命なのが伝わるし、むしろリードされてる側みたいにしつこくプレスをかけ続けていた。


「あっ!」


 僕はベンチの選手達と同時に声を上げた。


 しつこいプレスが功を奏したらしく、相手選手の足元からボールが離れていくと花音先輩が取ってゴールに迫る。


 最終ラインから取られたから相手の守備は慌てて戻るけど、花音先輩はGKと一対一に持ち込んで左足のシュート。


 3点目となるゴールが決まって、これで3点差。


 ダメ押しと言える得点だ。


「花音先輩ナイスゴールー!」


 僕が声を掛けると花音先輩は真っ先に僕へ手を振ると、その後に狼憐先輩が抱きついて他の皆も続く。


 ゴールを喜び合う姿に、僕は少し羨ましく思いながらも手を動かしてタオル等を用意する。



 それからも試合は恋風の展開で進み、莉音先輩の左足で上げた高いクロスを長身の狼憐先輩が頭で合わせた。


 これが4点目のゴールになって狼憐先輩は今日2点目。


 僕との個人練習の成果とか……いや、まさかね。


「狼憐先輩ナイスゴールー!!」


 僕が言う前に守華先輩が、ゴール前から大きな声で狼憐先輩を祝福してるのが聞こえる。


 仲良いなぁ。



 守華Side


 神兎君からの言葉が来る前にあたしが祝福して、阻止。


 さっきの花音のゴールでは神兎君に彼女が走って向かうのが見えて、何してんの!?ってなったけど狼憐先輩が止めてくれて良かったなぁ。


 だからって、それとこれとは別だからね?


 こっちはボール来ないし、神兎君からの声を貰う可能性が全然低いし!


 だから声で励ましたり妨害するしかない。


「狼憐先輩! 1点1点ー! ハットトリック行けるよー!」


 ちなみにこれは邪魔じゃなくてガチの後押しだけどね。


 見てる限り相手はもうビビって引き気味だから、此処は攻めるっきゃないでしよ!


 それを分かってるのか莉音と花音も押せ押せな感じでプレスに行ったり、咲月も前へ出ていく。


 すると咲月が相手からボールを奪って再び恋風が攻める。


 右から莉音がドリブルでガンガン突き進んで相手を鮮やかに突破して、右足でクロスを上げた。


 それを狼憐先輩は再びヘディング、これがハットトリックのゴールになって5点目。


 本当に決めてくれちゃうとはねぇ。


「狼憐先輩ナイスゴールー!」


「莉音先輩ナイスアシストー!」


 あたしが声を上げた時、ベンチから神兎君の声が聞こえてくる。


 彼はアシストを決めた選手にも労いの言葉をかけてきた。


 う〜ん、1番目立つ選手ばかりに声を掛けず平等に声を掛ける優しい子で、お姉さんキュンキュンしちゃうなぁ〜♡


 受けてるのがあたしじゃなくて莉音で気に食わないのは置いといて……ね。



 月夜Side



 完全に流れが恋風に来てるみたい……おかげで最終ラインの危機も皆無となってきて、後は完封で終わるのを待つだけ……。


 そう思っていたら前線はまだ物足りないらしく、相変わらずボールを奪って攻めに出てる……。


 どれだけ神兎君に良い所を見せたいの……?彼が攻撃大好きで、そればかりを特別視したりとかしてないからね……?


 神兎君は咲月と同じくサッカー好きで、広い視野で見てくれている……それは見ていて分かるから……。


 私みたいな影の薄い女子にもナイスクリア、とか言って声を掛けてくれるし……ああ、また言われたい……!


 むしろ神上石の皆、最後の意地で攻めてきてくれないかな……?


 私が渾身の力を持って弾き飛ばしてあげるから……!


「っ!?」


 そう思ってたら私の近くにいた相手FWが恐ろしい物を見たような……そんな顔してた……。


 私怖い顔見せたっけ……?まぁ、どうでもいいけど……


 神兎君以外に興味は特に無いし……。


 すると相手ゴールの方は動きが騒がしくなったかと思えば、狼憐が6点目を決めたみたい……。


 取り過ぎ……これで試合終了の笛が鳴って、私達恋風が6ー0の完勝で次の試合へ進む……。


 思ったより大差が付いて……神兎君の喜ぶ顔が見れて良い……!


 その顔を私だけに向けさせたい……絶対に……!


「勝ったよ神兎君ー♪」


「見てくれたー? あたしの大活躍!」


「守りもちゃんと完封したからね!」


 勝利した時、神兎君へメス猫達が群がる……!


 近づくな……!天使を汚したら……群がるメス猫達を全員呪ってやるから……!



 恋風6ー0神上石


 狼憐4


 莉音1


 花音1


 マン・オブ・ザ・マッチ

 守山狼憐

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