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ラブ・ガーディアンズ 〜ヤンデレ女子達はサッカーで連係したり1人の男子を取り合う!  作者: イーグル


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名門校への訪問

 練習試合実現の為に動いてくれた神坂先生には感謝してる。


 してるけど……。


 東京最強の円帝女学院は聞いてない!


 僕も女子サッカーに関して勉強してるから、円帝という所がどんな学校なのかは知っている。


 小中高一貫校で、何度も全国大会に出てる常連でテレビや雑誌、動画でも紹介されたりと、高校女子サッカー界では超が付く程の有名校。


 言うまでもなく滅茶苦茶強い。


 何でわざわざ受けてくれたのか不思議なぐらいだ。


 なので僕は今、神坂先生やキャプテンを努める咲月先輩と共に円帝学園へ訪れていた。


 恋風高校も立派な学校ではあるけど、女子サッカー界屈指の強豪校で知られる学校は規模が違う。


 まるでファンタジーの城みたいに立派な校舎が凄く大きく見えてしまう。


「ついこの前まで廃部寸前だったのに──あの円帝女学院へ来る事になるなんて……」


 隣に立つ咲月先輩はポカーンと円帝の校舎を見上げていた。


 僕も圧倒されてるから無理もないよね、王族とか貴族が出て来てもおかしくない雰囲気漂うし。


「ううん、やっぱりエリートのお嬢様校は違うなぁ〜」


 かけてるメガネをクイッと上げる仕草を見せた神坂先生が、校内へ入っていくと僕や咲月先輩も続く。



 ちなみに円帝女学院に行くとなって、他の先輩達(主に5人)が羨ましそうな顔を見せていた。


 皆も参考の為に行きたかったんだろうけど、今日は顧問とマネージャーとキャプテンだけ、という事だから大人数は無理だ。


「大きくて広過ぎて何処がサッカー部なのか」


「案内図とか無いと分かんないですねこれ……」


「それ探さないと〜」


 当然、初めて来た僕は広大な校内から真っ直ぐサッカー部へ続くルートは分からない。


 それは咲月先輩も同じで、神坂先生は円帝の校内案内図が無いか探す──。



「お待ちしていました、恋風女子サッカー部の皆様」


 その時、僕達の前に現れたのは黒いスーツを着た銀髪でロングヘアーの女性。


 スラッとして背が高く、どう見ても美女と言って良い綺麗な人だ。


 スタイルも良さそうで……ってジロジロあまり見るのは失礼だから止めておこう。


「私、円帝女子サッカー部の監督をしている守神叶(まもりがみ かなえ)と申します。わざわざお越しいただき、誠にありがとうございます」


「あ、は、はじめまして! 恋風女子サッカー部の顧問、神坂鏡花です。この度はお忙しい中で練習試合を受けていただき、ありがとうございます!」


 綺麗なお辞儀をする守神監督と慌てながらお辞儀をする神坂先生。


 落ち着きの差がハッキリと出てるなぁ……。


「このままお客様を立たせて話をするのは申し訳ないので、どうぞ我がサッカー部の寮へ」


 良かった、監督の人が直々に案内してくれるみたいだ。


 来てなかったら案内図が見つかるまで迷ってたかも。


 僕達は守神監督の案内で円帝女子サッカー部の寮へ向かう。



「此処が我々サッカー部の寮です。さ、どうぞ」


 守神監督の案内で到着した場所は、僕のイメージしていた寮とは明らかに全然違う。


 どう見ても全体的に白くて高級感漂う良いマンションにしか見えないし、これは寮って言って良いの?


「私達のボロ屋敷と全然違う……!」


 咲月先輩の言葉に僕も同感だった。


 此処はセレブな人が出入りしそうな所で、言われなかったら絶対サッカー部の寮なんて思わない。


 とにかくチームを代表する1人として、僕も話し合いに参加するんだからビシッとしなきゃ!


 僕達3人はマンションらしきサッカー寮へ通される。


 ……あれ、嘘。こんな時に……!?


「あ、あの。ゴメンなさい……お手洗い何処ですか……!?」


「2階に上がった所へあります」


 緊張からか、お手洗いに行きたくなって僕は守神監督から場所を聞いて、2人に謝ってから僕は2階へと向かう。


 何で先に行っておかなかったのかなもう、大事な場面で情けないよー!


 ☆


「はぁ……」


 僕は洗面所の前で手を洗い、ようやく一息つく。


「本当、色々別世界だなぁ。ちょっとした異世界って感じで……」


 こんな高級感ある場所はテレビや動画と画面越しでしか見てなくて、実際に来た事なんか無い。


 あまりに大き過ぎる女子寮で──。


「あれ、女子寮……」


 今になって僕は思い出す。


 さっきまでピンチだったから考える暇無かったけど、此処にいる人って女子ばかりで男子の僕が、この場所使ってるのって不味い……!


「で、出よう早く……!」


 僕は誰が来る前に素早く出て皆の所へ戻ろうとする。


 そこに僕がドアを開けようとしたタイミングで開かれ──。



「わっ!?」


 パフッ


「あん?」


 バランスを崩して、前へ倒れようとしていた僕を大きく柔らかい物が受け止める。


 良い匂いが鼻に伝わりながらも低めの女子の声が聞こえた。


 僕が顔を上へ向けると、短めの金髪の女子が見える。


 一瞬何が起こったか理解出来なかったけど、次第に理解してくると僕の顔が一気に熱くなっていく。


 目の前にいる、背の高い女子の大きなおっぱいに埋まってしまったんだと。

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