謎のビデオ電話
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
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無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル:謎のビデオ電話
お姉ちゃんが精神を壊して
ずっと家に閉じこもってる。
私は何とか助けようと、
最近になり、毎日連絡していた。
(ビデオ電話)
「ねぇ、まだつらいの?」
姉「いや、そんなことないけど…」
「だってもう4ヶ月よ?」
姉「…まだ4ヶ月よ…」
「はぁ。なんでそんな風になっちゃったの!?」
お姉ちゃんがどうしても直接会うのは嫌だと言って、
ビデオ電話で連絡し合ってる。
精神科医に聞くと
対人恐怖症の気もあるんだろうと、
私はそれに配慮していた。
「ねぇお姉ちゃん、それだったら一緒に病院へ行こうよ!行ってちゃんと治そうよ!私もずっと一緒に居るから」
姉「はぁ…」
少し大げさに「はぁ」と溜め息をつく姉。
姉「もう少し…時間…」
「そんなこと言ってたらいつまで経っても治んないわよ」
姉「のろいから私…」
「…は?のろいって何よ」
姉「ついこないだまで治るかなとか思ってたんだけど…でも治んなくて…」
「だから…!」
姉「気をつけてるのよ、アタシだって…毎日の生活…」
いつもこんな調子。
姉「ツワリみたいな苦しさもあってね…」
「…ツワリ?…何言ってんの?」
姉「仮病みたいに思われるかもしんないけどさ…」
「仮病…とかツワリって、どう言うことw」
姉「乱暴な言い方しないでよ…」
「何もそんな言い方してないじゃないアタシ」
姉「…連絡くれて、でも嬉しい…」
「…ねぇ、なんだかさっきからさ、話噛み合ってないみたいなんだけど…」
姉「てか、私もそう思う…」
これも精神の乱れが為す業なのか?
そう思いながらまだ話を続けてた私。
姉「ルンルン気分になれないのよ、どうしても…」
「…ねぇ、今日は会えない?もし会えるんだったら」
「一緒に病院へ行こう」
って言おうと思ったんだけど、
姉「頼むからその話はもうやめて」
といつものように否定してきた。
「どうしてよ…」
姉「すべてはあの時から…」
「………?」
姉「仮病を使おうとしたあの時から…」
「…………」
姉「…天罰が下るのかも…」
「…もうほんっと訳分かんない!もうイイわよ!」
そう言って、その日は速攻で電話を切ってやった。
それから私はすぐに警察へ駆け込んだ。
まさかとは思ったけど、万が一に備えて。
(※)これまでにアップしてきた作品の内から私的コレクションを再アップ!
お時間があるとき、気が向いたときにご覧ください^^
動画はこちら(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=MLRR22Bv_CY
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
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