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F4 P1を目指して。  作者: 銀乃矢
F110CUP編
7/44

第6話「合格」

あの奇跡的は58秒2を記録してからも少しずつタイムを更新し続けた。


結果、58秒188を記録した。


「いやー、大野くん、すごいね。私達が言った目標タイムからさらに7秒も速かった!」

「7秒!?」

タイムを出した本人が一番驚いていた。


「まさか、ここまで速いなんてな。でも今まで、本当に何もレース出たことないのか?ライン取りも自然だった。経験者の走りみたいだったよ。」

「あー、もしかしたら、昔、ゲームやってたのがあるかもしれないです。」

「ゲームやってた人間か。それなら速く走れるな。」



「まぁ、合格は合格だ!大野瀬成くん、君のレース参戦を許可する!」

「やった!」



瀬成のF4挑戦記が幕を上げた。



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