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F4 P1を目指して。  作者: 銀乃矢
FIA-F4編
40/44

第36話「瓦解」

レースは9周目に突入する。

Vision motor sportsのドライバーたちはリタイア、コースオフ、最下位と今まで見たことのないほどの大敗を見せていた。


しかし、この男だけは違った。

1号車、石井颯。


彼だけは優勝を目指してひたすら走り続けていた。



そして、蓮真のすぐ後ろまで追い上げてきた。


開幕戦、富士で見せたように颯はまた左右にマシンを振って蓮真を牽制する。


「それをし始めたら、君は終わりだ。」


「負ける気がしねぇ!蓮真お前をぶち抜いてやる!」


完全にアドレナリンの制御が効かなくなった颯は極度の興奮状態に陥っていた。



「この距離感なら、1コーナーで仕掛けてくるだろうね。でも、あの興奮ぶりだと、そのまま真っすぐ…なーんてね。」



最終コーナーを抜け、2台がホームストレートに戻って来る。


1号車が91号車のイン側に並ぶ。


「…1番。お前は本当に熱くなると一気に崩れる。」


「フー、フー、絶対に行けるッ!」


1コーナーに2台が並んだまま飛び込んでくる。



1号車のブレーキタイミングが遅れる。

しかし、それに気づくのが遅かった。



気付いた時にはもうコースオフまっしぐらの進路だった。


ブレーキをロックさせながら1号車はグラベルへ…



「まさか、俺の読み通りになるなんてな…」


1コーナーのグラベルにはまった颯はコックピットで悔しがっていた。


「クソクソクソクソクソクソクソ!」




「これで俺達に勝負は傾いたな。瀬成、あとは走りきれ!」



瀬成も11周目1コーナーを通過する時1号車がオーバーランし、グラベルにはまっているのが見えた。


「これで僕が1位。確実だ」




レースはファイナルラップへ。

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