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F4 P1を目指して。  作者: 銀乃矢
F110CUP編
3/44

第2話「入社」

僕の名前は大野瀬成(おおのせな)

今月からある会社でバイトさせてもらうことになった。


「ここかな。」

瀬成は歩みを止める。

そこには門があり、看板がかかっていた。

そこには、安住食品と書かれていた。


中に入り、事務所に向かう。

「あの〜、すみません、今日からお世話になる大野ですが〜…」

「あ!大野さん!いらっしゃい、こっちおいで。」


事務員の人が対応してくれた。

「えっと、大野さんは食品梱包部門だね。だったらこっちだ。」


工場の中を歩くと、一つ後から建ったような小屋があった。

「あの、あの小屋ってなんですか?」

事務員が少し、驚く。

「…!?あ、あれは社長が使うトラクターが入ってるんだよ。社長、農業好きだから。」


なんか動揺してるような…


「さぁ、ここが今日から大野さんが働く梱包部門だよ。」

「ありがとうございます。」


工場の中に入ると食品衛生用の白衣などを着た社員たちが段ボールに製品を入れ、冷凍室に運び込んでいた。


「じゃあ、これを着て、さっそく仕事をしてもらおうかな。」

食品衛生用の白衣、マスク、帽子を渡される。


「はい」


着替えを終え、作業場に戻ってくる。


「瀬成さんに今日やってもらいたいのは、このコンベアを流れてくる製品を段ボールに入れてもらうもので、4個ずつ箱に入れてください。」

「わかりました。」



コンベアを流れてくる製品をどんどん箱に詰めていく。




初仕事というのは時間が流れるのが早いものだ。

「瀬成さん、お昼休みだよ。」

「あ、はい。」


昼休みに入り、工場の外で持ってきた弁当を食べる。


すると、突然けたたましいエンジン音が聞こえてきた。

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