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F4 P1を目指して。  作者: 銀乃矢
FIA-F4編
29/44

第25話「決着」

12周のレースを戦い切る。


「チェッカーフラッグだ。3位か。まぁ、復帰戦としては上々だったかな。」



「チェッカーフラッグ、7位。初めてのレースでポイント取れた!やった!」




レース後、AZUMI racingのテント。

「いやー、ふたりとも、本当によくやってくれた。蓮真、久しぶりの復帰戦、いきなり表彰台なんてな。

そして瀬成、初めてのレースでよくポイントを取った。上出来だ!」

「「ありがとうございます」」


「よし、今日の夜は宴だー!」

安住社長は上機嫌だった。


その裏では…


Vision motor sportsのテント。

「颯!なんでお前はあそこであんなもったいないクラッシュをしたんだ!あそこでオーバーテイクしなくたって他で追い抜くチャンスはあったんだぞ!」

「す、すみません、俺の…」

「今はお前の言い分なんて聞きたくない。早く出てってくれ!」


「國村、お前はなんであそこでオーバーテイクしなかった!あそこで追い抜くことができてれば3位は確実だったんだぞ!お前は本当に攻めっ気が足りない!もっと攻めろ!」

「でも、攻めたとしてもクラッシュの可能性も…」

「だから、言い訳をすんじゃねぇ!お前の実力不足なんだよ!」


「アシュリー!お前はなんであの走らせ方をやめなかったんだ!あれをしなければ7位か6位は取れていたんだぞ!」

「ご、ごめんなさい…でも、あれのほうが速く…」

「お前まで言い訳か!本当にこのチームはだめだな!お前たちの実力を見越して契約したってのに。」


「いいか、颯、或人、お前達はポイントを獲得できる実力を持っている。だから、お前達がこのチームのポイントを稼げ。そして、竹内、アシュリー、お前達2人はAZUMI racingを抑え込め。今後はこの方針で戦っていく。いいな。」


「「「「はい」」」」



次の大会はモータースポーツの聖地鈴鹿サーキット。

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