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F4 P1を目指して。  作者: 銀乃矢
スーパーFJ編
14/44

第12話「予選」

土曜日、12月のもてぎは寒さが厳しかった。

「さぁむ…ヒーターあったけぇ…」

「お前はいつまであったまってるんだ。もう予選10分前だぞ。準備しないと。」

「はーい。」


ヒーターを離れ、ヘルメットを取りに行く。


そして、被り、ガレージに向かう。

「よいしょっと。」


「頑張れよ。」

「あいっ!」


マシンに乗り込み、エンジンを始動させる。


日野森代表がGOサインを出してくれる。


ピットを離れ、ヘルメットのバイザーを閉める。



そのままコースイン。


「ドグミッション、コツがいるけど、乗りこなせたら楽しいな〜。」


ドグミッションとは現行のFJマシンに使用されている変速が特殊なミッションだ。

通常、マニュアル変速の場合、クラッチペダルを踏み、変速する。

ドグミッションではアクセルのオンオフで変速が可能なのだ。

そのため、うまく行けばきれいな変速ができるのだ。



「次の周から行ってみるか。」





スタートラインを通過する。

計測開始。


「乗りやすい、最高だ。蓮真先輩のセッティング、完璧だ。」


この週末が初乗りのマシンだが、限界までマシンを使い込めているようだった。



結果、予選は16位/46位だった。


「16位だ。よくやったな。」

「あのセッティング、乗りやすかったです。」

「なら良かったよ。でも、一番頑張るべきなのは明日の決勝レースだぞ。」


「はい!」


この決勝レース、大荒れの展開となっていく。


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