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F4 P1を目指して。  作者: 銀乃矢
スーパーFJ編
13/44

第11話「低迷」

あれから時は経ち、日本一決定戦練習走行日。


「タイヤのグリップが足りなくて…でも、ダウンフォースもこれ以上増やせないですし、どうしたら…」

「結構つらそうだな。」

「はい。タイヤの幅が細くて思ったよりグリップしなくて。」

「私も整備の経験はあれど、乗ったことはないからな。しっかりとしたアドバイスはないな…」




結果、金曜日の練習走行枠では46台が走行し、タイムは40位だった。


「あぁぁ〜…もうだめだぁ…」


「なーに絶望してんだ。」

その声には聞き馴染みがあった。


「…!蓮真先輩!」

「ほれ、これ俺がFJ乗ってた頃書いてたセッティングノート。お前が望んでいる挙動にもなるかもな。」


ノートを開くと、中にはびっしり色々書かれていた。

「わぁ…」

「お前がFJ出るってなったから必死に家の中探してきたわ。」

「本当にありがとうございます!」





そこから再び蓮真との共同セッティングが始まった。

「ここのセッティングは…」

「サスペンションを硬くするなら、こっちを…」


気づけば2人の共同作業は夜の8時まで行われていた。


「これくらいでいいんじゃないか。もうこれ以上変えるってなるとまたバランスが崩れてしまうかもしれないからな。」

「わかった。」


「あとはこのセッティングが明日の予選でどう機能してくれるか…」

「そこは任せてくださいよ!僕がいい結果出すんで!」

「じゃあ、期待するぜ?」

「はい!」

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