そもそも運命って何なのさ?
オメガバースのα×αにもやってたのが何とかまとまったので
「ちょっと前にさ、オメガバースのα×αのBLCPで、しかも運命の番であるΩが発狂するのも気にせず運命足りえないαのとこ行くってのがあって、しかも感想で真実の愛扱いしてるやついてモヤったんだよね。前提条件崩してやんなよっていうか…」
「オメガバース、元々はCP固定派が受け攻めリバさせないために始めた設定らしいじゃん。BLでもαとΩって第二性付ければヘテロになるってやつ。ヘテロって大体逆CPにはならないじゃん?基本は」
『逆CPダメ派でしたっけ?』
「いや、私自身は寧ろホモなら毎回自分が攻めるって喧嘩したり、今日は俺が攻めーとかしてほしいリバ推奨派ですね。まあそもそもくっついた後のラブラブは蛇足派なので滅多に書きませんけど」
『なら、あなた的には問題ないはずでは』
「ですが私には原作設定無視というドでかい地雷があるんですよね。特に原作CP壊すやつ。私がそれで何度夢小説を途中でフェードアウトしていったか…」
『あー、運命の番が原作CP的な解釈…二次創作ものです?一次創作でそんな見えてる地雷踏みませんよね?』
「Ω発狂の下りがなければまあ、良かったんですけどね…いや、でもあの流れならああなるのも当然ではあるのかな。否、モヤって感想見に行って真実の愛とか言ってるやつ見たからアウトだったのかも」
『うーん…まあ、真実の愛とか、アガペー以外は言ったもん勝ちですからね~』
「私、運命ってどんなに抗おうとも、あるいは抗わなければ当然のようにそうなるもののことを言うんだと思うんですよね。だから、運命だからってドラマチックだとは限らないと思うんですよ。寧ろ、本当に完璧な運命なら、予定調和路線だと思うんですよ」
『ドラマチックだから真実の愛、と言われるとモヤると』
「そういうことかもしれないですね。…あ、てか、運命の番ってんなら、オメガバースじゃないんですけど、昔読んだ漫画で、一つの血から別れた二つの血族がそれぞれ最適な相手と番い続けて、その末裔が主人公とその婚約者ってやつが本当、私の中で運命の番のイメージですね。まあアレ二人の子供として最高傑作が生まれる、ということになるはずが、超融合エンドでしたけど」
『超融合エンド#とは。しかしまあ、イメージ自体はなんとなくわかります。本能、自分たちの子孫として優秀なものを生むことができる組み合わせ、ってことですよね。それで当然のように惹かれあうっていう』
「そもそも私、生殖欲求に紐づかない恋情が存在するか疑わしいと思っているので。性欲ではない恋とか、別の感情に恋情を名乗らせてるだけでは?」
『恋愛ものを書かせると八割ヤンデレが出てくる人は言うことが違う』
「あれはちょっと重くて身勝手で視野が狭いだけで純愛です」
『なんのフォローにもなってないんだよなぁ…』
「ぐぐってみた感じ、真実の愛って、"無償の愛"で"共依存ではなく"、"病める時も健やかなる時も互いを愛し、互いの幸福のために自然と頑張れる"って感じみたいなんですよね。…いや、やっぱドラマチックだからって真実の愛ではなくて、運命的に愛し合うのが真実の愛なのでは?」
『うーん、まあ、真実の愛へ至る道は困難に満ちている、といった詩人もいますからね。現実には会わないことの方が多いんですかね、運命の相手』
「成立難度が真実の愛バロメーターとか言われたら、それは悲劇の主人公感に酔ってるだけだって言いますよ私は。ただの自己陶酔です。あるいは、邪魔されるほど恋は燃え上がるってやつ」
『…NTRもの駄目でしたっけ?』
「バッドエンドとしてのNTRはいいですけど、NTRでハッピーエンドと言われるとモヤります。ビターエンドなら可。元鞘なら許す」
『NTRもの書いてましたよね』
「書いたような…書いてないような…」
『何かバッドエンドで見かけた気はするんですよね。ちょっと具体的にどれかは思い出せないですけど…NTRしたやつが殺されたような…』
「うん…書いた気はする…なんか界隈で流行ってたから…。…でも、ギリシャ神話ではよくあることだから特殊性癖とも限らないのでは?あと某十字教」
『ダヴィデの話は止めるんだ。…いや、まあ…ギリシャ神話では種馬と化したゼウスがナチュラルに人妻孕ませたりしてますけど』
「古典も結構えぐい性癖の話あったりしますよね。獣姦とか百合NTRとか水姦とか」
『いやー、多神教の地域がえぐいだけでは?』
「某字教も預言者が50歳越えた年で9歳の妻を娶った話あるよね?」
『当時その地域は10歳前後で嫁ぐのはよくあることだったので…』