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二つ名

「ティナ、ルナ〜飽きたよ〜」


「そうじゃな、小僧が今日は休むって言って我らに修行まで禁止させた小僧が悪い」


「だって〜今から国を滅ぼしに行くんだよ?疲れてて、負けたとしたらよ」


「まぁ、そうじゃが」


「やった!私上がり!」


今、シンヤとルナとルティナはババ抜きをして居た


「は?嘘だろう..ルナが一番乗りだと!あり得ない..」


「なんで、そんな驚いているのですか!酷いです!」


ルナはシンヤの肩をポコポコと叩いた


「あ、」


「ふん!小僧我の勝ちだ!」


「ああ!くそ!負けた!!」


「シンヤさん、私も飽きました。私達も外に行きましょう」


リン達は明日この国から出発するからと言い、色々と買い物に出掛けて居た


「そうだな、リン達に内緒で冒険の依頼やらないか?」


シンヤはある提案をした


「今日はリンさん達に修行や依頼をするなって言ったのはシンヤさんじゃないですか?怒られちゃいますよ?」


「バレなかったら良いんだよ。バレた時は全てルナが取って貰うよ」


「な、何でですか!!普通そこは自分が全て責任を取るって言う所じゃないですか!」


「まぁ、行くよ依頼しに」


「小僧バレてもしらんぞ?」


「それにしても、ティナは行く気まんまんだな。嫌ならいかな「我も付いて行くのじゃ!」さいですか」


そして、シンヤ達は3人とスーは冒険者ギルドに向かった

そして受付嬢がシンヤ達を見つけたのか、挨拶にきた


「『()()』様いらっしゃいませ。3位おめでとうございます」


「おう!ありが..ん?」


今この人なんて呼んだ?冥帝?


「えっと..冥帝ってなんですか?」


「あれ?聞いてなかったんですか?シンヤ様の二つ名ですよ。Bランク冒険者で二つ名はあんまり居ません。凄いです」


「Bランク!!なにそれ」


「はい、そうですよ。『()()』様はAランク、本戦に出た人はみんなBランクとなります。そして、パーティ戦で活躍したメイ様はCランク、そして従魔であるスー様はDランクになりました」


「死神って?」


「クロカ様です」


何!あいつ先に俺よりAランクになったのか..悔しい


「シンヤ様達のパーティのメイ様とスー様以外の人に二つ名が与えられてます」


そして、受付嬢は説明を続けた


『冥帝』シンヤ

『紅蓮剣』リン

『稲妻の聖女』アリア

『動く要塞』マナ

『月姫』カノン

『魔弾姫』ルナ

『黒鉄の魔女』アイ

『黒霧』ルティナ

『死神』クロカ


「へー。よく考えてあるね」


「その人の印象的だった物からとってますので」


「従魔に二つ名つく事あるのか?」


「有ります。滅多に有りませんが。スー様はSランク冒険者を倒してますので私の予想では近いうちに二つ名が与えられると思います」


「成る程、それにしても冥帝か..他にいいの無かったの?凄い恥ずかしいです」


「もう一つ候補ありましたよ?」


「え!そうなの!何々?」


「ハーレム帝王」


「....冥帝で良かった」


ハーレム帝王って、称号にあるハーレム王から昇格してるじゃん!


シンヤは自分のギルドカードを確認した



ーーーーーーーーーーー


シンヤ  性別:男 種族:人族? 年齢:15歳 身分:平民

冒険者:B 二つ名:冥帝 職業:剣神 

スキル一覧: 半鬼?格化 半悪魔化 全魔法耐性 状態異常無効化 究極自動回復

称号:現地人 アテナからの寵愛 女神に愛された人 ハーレム帝王


ーーーーーーーー


昇格してたぁぁぁ!!しかも何?種族に?ついてるよ!え?何々?怖いんだけだ。俺人族だよね?

しかも、スキル増えてるし。究極って何?超は聞いた事あるけど。え?


「ルナ、ナイフ貸して」


「え?良いですよ」


ルナからナイフを借りて、ナイフを握り締めて手の平を切った


「なっ?!小僧!何をしてるのじゃ!」


「シンヤさん!!いくら二つ名に納得出来ないからって自殺するなんて」


「するか!何処の世界に二つ名気に入らなかったからって自殺する人が居るだ!」


「ほら!小僧ポーションを飲め..あれ?」


ルティナはアイテムボックスからポーションを取り出し、シンヤに飲ませようとしたけど、シンヤの傷が無くなっていた


「傷がもう癒えてるのじゃ..小僧どうなってるのじゃ?」


「分からない..ギルドカードに知らないスキルが増えてたから..試しに」


「スキルが増えてる?」


シンヤはギルドカードを見せた


「シンヤさん、これって完全にユニークスキルですよ!あれって増える物なんですか?!」


「聞いた事無いのじゃ、後からユニークスキルが増えるって事を」


「これ、要らないな。回復手段なんてアリアだけで良いのに」


「でも、古傷は治ってませんね」


「不死身に近い回復能力か..見た所上位の吸血鬼より傷の治り方が早いのじゃ」


「アリア相当落ち込むぞ。これ。消えないかな?」


「無理じゃ、一度授かればスキルは消えないのじゃ」


俺一度消えたぞ?


「まぁ、でも回復は不要になりましたが?まだバフを与えるって事も出来ますし」


アリアは回復だけでは無く、身体を強化する事やバフ系も付与出来るのだ


「アリアあんまり使わないぞ?」


「そうですよね..シンヤさん達は要らないですし」


「じゃが、致命傷とかは無理じゃ無いのか?アリアは死んで居ない限り治せるからのう」


「次から致命傷になるまで傷を負うか」


「バカ何ですか?」


「バカじゃ無い!!ルナに言われたく無い!」


「なっ!私はバカじゃないですぅ〜ただ考えるの苦手だけです!」


それをバカって言うんじゃないの?


そして、シンヤ達は依頼を探しに向かった








ギュラエス国編始まる

アリアはめちゃくちゃ活躍します。ヒーラーとしてじゃなく、アタッカーとして..

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