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ルナ対カノン、クロカ対マナ

『続いては!!カノン選手対ルナ選手!!』


「カノンさん!今回は勝たせて頂きます!」


「うん、来てお互い悔いのない戦いにしよう」


『それでは試合開始』


ルナは弓を構えた、今回のルナの武器は本気で行かないと勝てない相手なので聖弓フェイルノートだ。


シュンシュン


ルナは同時に矢を放った。

カノンは全ての矢を薙刀でいなしながら、ルナに近づく


「風の精霊よ、大地を揺るがす風を、我が敵を撃ち抜く風を来たれ!『竜巻の槍(トルネード・ランス)』」


ルナが詠唱を終えて、カノンに矢を放った


「身体強化、脚力強化」


カノンは自分事を強化して、超スピードでその竜巻の槍の風の流れを沿って薙刀で斬り飛ばした


「やはり、カノンさんは凄いですよ」


「ん、ありがとう。でも、ルナも凄いよ」


シュン


「ちっ、バレましたか」


カノンの後ろから矢が飛んできて、それをカノンは避けた


「矢ってあんなに曲がらないはずなのに。どうやったら目の前に居た人が私の後ろに矢が飛んでくるのよ」


「練習しましたから!」


っとルナはドヤ顔を披露した。ルナの弓術だけでカノンの後ろまで飛ぶ様にカーブさせた。


「作成『瞬間の矢(テレポート・アロー)』」


闇魔法で20本程の矢を作り、矢筒にしまった


「あれって..」


ルナはカノンに向けて全て違う方向に5本の矢を飛ばした

左に飛ばした矢がルナと入れ替わった。

そして、そこからルナは矢を飛ばし再び他の矢と入れ替わりを繰り返してそれを高速で行った。


そして、合計カノンの周りに20本の矢が襲いかかった。カノンが使っているのは以前バルディーノの時に使った入れ替えの矢だった。

カノンはその矢を全て避けきれずに何ヵ所か矢の切り傷ができた


「ちゃんと矢が刺さらないように調整したのね」


「ごめんなさい、やっぱり仲間を射抜けないです」


「うふふ、優しいのね」


「まぁ、敵なら容赦なくやりますが!」


「矢は尽きる事無いし、長期戦になると私不利になるな。そろそろ、終わらせるよ」


「はい!」


「<重力の空間(グラビティ・スペース)>5倍」


ズズーーン


「なっ!」


ルナはその場から崩れ落ちた

そして、カノンはルナに近づき薙刀をルナの首元に突き付けた


「うう、降参です」


『勝者!!カノン選手!!!!一体何が起きたんでしょう!!ルナ選手がいきなり倒れ込みました!!』


「今の何ですか?」


「『重力の空間(グラビティ・スペース)』はその空間の範囲に入ってれば、敵と認知した人だけ重力が重くなるの。重くさせる程範囲は縮まるけど、今ので半径15メートルかな」


「つ、強すぎます..」


2人は闘技場から降りて、シンヤ達の所に向かった


『続いては、いや本日最後の試合!!クロカ選手対マナ選手!!!』


マナが闘技場に現れた、両腕に大盾そして、腕盾二つがマナの周りに浮いていた


「クロカお姉ちゃん。優しくしてね?」


「そんな..始まっても無いのに...負けた顔..しないで」


「だって〜」


「ボクマナと..戦うの...好き」


「え?そうなの!」


「ん...ボクの..最上位魔法を...完全に防ぐのは...マナだけ...シンちゃんの..魔眼を抜いて」


『それでは!!試合開始!!』


クロカは魔法を放った


「グングニル..100本」


「エリアシールド」


大きな炎の槍を全てマナは防いだ

クロカは色んな魔法をマナに放った、マナは防戦一方だった


「マナ...守ってるばかりじゃ..何も変わらないよ..」


「それもそうだよね!うん!今から攻めるよ!」


腕盾はクロカを襲った

クロカはそれをバックステップで避けた


「え..何...これ?」


「うふふ、作戦成功!!」


マナは嬉しそうに笑った。クロカの腕に糸の様な物が巻き付いてた


「クロカお姉ちゃんあまり動かないでね、それワイヤーだから切れちゃうよ」


そして、マナはクロカの全体に逃げられない様にワイヤーで縛った


「よし捕まえた!!これを引っ張れば体がバラバラになるよ!降参する?」


「うふふ、マナ..誰を捕まえたの?..」


「え?」


目の前に捕まってるはずのクロカがマナの後ろに立っていた

捕まって居たクロカが炎となって消えた


「『炎の人形(ドール・フレイ)』それは...炎で作った偽物の...ボク本物はここだよ..『死神の刃(リーパー・シークル)』」


杖から鎌の刃が現れて、大鎌はマナを首に置いた


「このまま..首...チョッパだよ?」


「うう、勝てたと思ったのに。降参する」


「油断しすぎ...」


『決着!!!!勝者!!クロカ選手!』


「ん..」


クロカはVサインをした


『本来ならリン選手とDブロック3番か4番のどちらか試合する予定でしたが、引き分けの為リン選手は勝利となります。』


「むーー!戦いたいよ!!」


「リン後で俺が相手してやるから」


シンヤはリンの膨らんだ頬をツンツンとしてた


「後夜のね..」


リンは頬を赤くして言った


「...俺明日試合あるんだけど.....うん、分かった」


シンヤは可愛いリンを見て断れなかった



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