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シンヤ対ブルーノ

「マスター起きないと?不戦勝となりますよ?」


「眠い...もう良いよ」


「ダメです!起きて下さい!!」


昨晩シンヤとアリアは愛し合った、そのせいかシンヤは寝不足となって居た。


アリアはキスをする事が好きだった様だ。よくキスをしてくる。悪くなかった..


シンヤは1番最初の試合なので早く会場に向かわないと行けなかった。シンヤまだ寝て居たいがアイ無理やり起こされてる。

アリアは先に起きて下に向かった様だった。


「ん、分かった」


シンヤはベッドから立ち上がった


「おはよう、アイ」


「おはようございます。マイマスター」


シンヤとアイは下に向かった。何故かアリアはずっと目線を逸らしてくる


「し、シー君!上着て!」


「あ、すまん」


シンヤは今上半身裸だった、メイが来てる事に忘れて居ていつもの様に過ごしてた。メイは目を隠しつつ指の間からチラチラとシンヤの体を見てた。

シンヤは慌ててアイからシャツを貰った


「シー君って着痩せするタイプなんだ。体の肉付きが凄かった..」


シンヤは普段着てる服のせいか細く見られている。実際は子供の時から鍛えてるので無駄な脂肪がない引き締まった筋肉だった

そして、メイはシンヤの体のある物に気付いた


「シー君のその傷って..それに...」


「ん?これか」


シンヤの身体中に15歳とは思えない古傷だらけの体と胸元と背中まで貫いた様な古傷を指した


「子供の時に崖から落ちてね、アハハ本当みっともないよ」


「そうなんだ..ごめん。何も考えずに聞いちゃって。嫌な事を思い出させちゃって」


「別に良いよ。嫌だった訳じゃ無いし」


「嫌じゃなかった?」


「あ、いや。うん、あの痛さは快適だったよ!」


「え..」


シンヤは話を逸らそうとしたがその逸らした話題がメイを引かせてしまった。


「あ!もうそろ行かないと」


「シンちゃん..今日頑張ってね」


「おう!」


そして、シンヤは急足で会場に向かった。


「シンヤ選手ですね、それでは待機室に向かって下さい」


係員に待機室まで連れて貰って、シンヤは呼ばれるまだ待っていた。すると、いきなりドアが開いて金髪の男と4人の騎士が入ってきた


「お前がシンヤだな?」


「お、おう」


いきなり入って来た事に戸惑ってるシンヤだった


「なら、今からリュクシエーラ= ロンドロフスカーレット第三王女を渡して貰おうか!」


「はい?誰?」


「隠しても無駄だ!」


「いや、本当にその...リュク..なんだっけ?まぁその第三王女って奴はガチで知らないが」


「シュラーム王子様の前だぞ?!跪け!!」


王子だったんだ..いきなり入って来たから分かる訳がないだろ


後ろに居た騎士がシンヤに怒鳴った


「本当に知らないんだ、この後試合があるから帰ってくれ」


「まぁ、今回は見逃してやろう。必ず第三王女は渡して貰う!!奴は大罪人だ!!僕の奴隷にしてやる」


「はぁ〜そうすか」


そして、男達は待機室から出たのあった


「何だったんだあいつら..」


そして、シンヤは役員に呼ばれて闘技場に向かう途中に3人の女子に呼ばれた


「あの〜シンヤさんでしょうか?」


「ん?はい、シンヤだけど」


今日は良く呼ばれるな


「わ、私と握手して下さい!!」


「へ?良いけど」


そして、シンヤはその子と握手をした

隣に居た女の子は


「大会頑張って下さい」


「応援してます!」


「そうか、分かった。頑張ってくるよ!」


シンヤはニカッと笑った、その子はシンヤの笑顔に固まってしまった


「んじゃ、俺はそろそろ行くよ。ありがとね」


「...はっ、はい!頑張って下さい!」


そしてシンヤは闘技場に上がった

その場に取り残された3人は


「か、彼近くで見るとイケメンじゃない?」


「分かる良く顔を見るとイケメンだよね」


「最後の笑顔は反則だよ」


「「ね〜」」


3人は応援室に向かった


『4日目となりました!!さて試合を始めます!!シンヤ選手!!対!!ブルーノ選手!!』


「必ずお前に勝って!!姫をお守りする!!」


「お、おう。頑張れ..」


俺から姫を守る?なんの話だ?


そして、シンヤは雷聖を構えて、ブルーノは斧を構えた


『それでは!試合開始!!』


まずはお互いに距離を保ちつつ、様子を伺ってた。

すると先にブルーノが仕掛けて来た。ブルーノはダッシュでシンヤに近づき斧を薙ぎ払った

シンヤは刀でそれを受け止めた


「何!!私の斧を片手で受け止めた?!」


「もっと本気で来いよ」


「私をあまり舐めるでない!」


ブルーノの連撃はシンヤに襲ったがシンヤは全ていなしてる。そして、シンヤほブルーノの腹に蹴りをかました。


「やるな..」


「ん、それはどうも、っと!」


シンヤは瞬間移動の様な速さでブルーノの後ろに回り込みブルーノ顔に目掛けて蹴りを入れた、ブルーノはその蹴りを腕でガードしてシンヤに攻撃した。

シンヤは後ろに飛んでブルーノから距離を取った。


「やるな、たかが人族と甘く見てたがこっちも本気で行かないとやられてしまう..半竜化!!」


ブルーノは半竜化を使うとツノが伸びて、腕と脚には竜の形となり、鱗がハッキリと見えた


「へー、なんか強くなったじゃん」


「身体能力は以前と比べ物にならないぐらい、上がった!!これならばお前を容易く倒せる!」


「なら来い!」


「『竜の爪(ドラゴン・クロー)』」


四つの斬撃をシンヤに飛ばした


「影梅」


カツノブからコピーした技を使った、飛んで来た斬撃は一振りで斬り飛ばした。


「雷空撃」


雷の斬撃を飛ばした


「『竜の炎(ドラゴン・ブレス)』」


ブルーノは口から炎を出した。斬撃ごとシンヤに襲った。


「消えた!」


ブルーノの前からいきなりシンヤの姿が見えなくなった


「おせーよ、後ろだ」


「ガバッ!」


ブルーノの後ろに回り込んで、ブルーノの首に気を込めた手刀を食らわせた。ブルーノはそのまま崩れて気絶した。


「はい、俺の勝ち」


『試合終了!!!勝者シンヤ選手!!』


カツノブの後だったから、正直ブルーノの動きはクソ遅く見えるな


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