表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/283

職業適正

「ん?クロカ何読んでるの?」


「これ〜...勇者ユウマの英雄譚だよ...」


クロカはタイトルを俺に見えるように本を向けた


「勇者ユウマ?あ〜何百年前にここと違う世界からやってきて。魔王を倒した奴か」


「そうそう!勇者は人々みんなを助けて、しかも敵を殺さずに話し合って解決しようとしたり、それからお姫様をかっこよく守ったり。そのお姫様と勇者とのラブストーリーがものすごく萌えちゃうのよ〜、ボクもこんな恋してみたいな〜」


チラッチラッ


「お、おう」


俺はちょっと驚いたように答えた

それはそうでしょ、クロカは普段ゆったり喋る感じだが、普段見た事ないような早口だったから少し驚いていた。


(クロカにこんな、一面もあるんだな〜。)


クロカは勇者みたいな奴が好きなのか。

じゃー俺じゃダメだな。クロカ達は絶対に守るけど。俺は善人じゃねーからな〜、正直他の奴は守る気がない。そりゃ〜そうでしょ、他人守るほどそんなお人好しじゃないし、大切な人だけさえ幸せに生きてれば俺は構わない。そして敵を殺さずにする?

無理無理、敵なら容赦なく殺すと思うだろう。だって復讐に来られたら面倒いじゃん。


「そんな、勇者みたいな奴見つかるといいね」


「はぁ〜」


何故かクロカは俺をジト目で見つめため息を吐いた


「?」


そして俺ら5人は、外に出て教会に行った

そして教会の前に見知った3人がいた


「よ!シンヤ達昨日は良く寝れたか?」


「シンヤ君昨日会えなかったけど、久しぶりね。」


「リンちゃん、マナちゃん、クロカちゃん、アリアちゃんおはよう!あとついでにシンヤもおはよう」


母さんとバロンとサンさん達だ

てかサンさん久しぶりねって言うけど。4日前に話したでしょ?え?忘れてるの?俺ってそんな影薄い?あと母さん


「おい!ひでぇーな、実の息子はついでかよ!」


「ふふ、そんな嫉妬しないでよ〜」


母さんとのコント?を終え

俺らは教会に入り順番を待った


「マナ次だな、騎士系貰えるといいね」


「お兄ちゃんを守れるような、強い職業を貰ってくるね!!」


神父の前に立ち、マナは水晶に手をかざした


「女神様よ、この子に職業をお与え下さいませ」


水晶から文字が浮かべ上がってきた


「ん?なにこれ?」


おい、マナあいつなにこれって言わなかったか?


「おおぉ、素晴らしいこれはなんでしょう[暗黒・聖騎士]?ふむ見た感じ暗黒騎士と聖騎士を、合わせた感じだな、しかも、スキル最初から4つ持ち、素晴らしいこれからこの職業を生かし頑張りたまえ」


稀に、二つの職業が一つになる事がある。

それとその職業と似合ったスキルを貰う事もある

マナなら、聖騎士と暗黒騎士のスキルを貰ったと思うな。後から騎士系のスキルを簡単に覚える事も可能だその代わり農民系とか他の種類の職業のスキルは、覚えにくいが。


しかしあいつ、飯も欲張りだったけど。まさか職業も欲張るとはな〜流石だな!*褒めてます


「マナ良かったじゃん!上位職業が二つ合わさった奴か、すげーじゃん!」


「よく、分かんないけど!お兄ちゃんを守るね!」


「俺を守るのは良いけど、リン達もちゃんと守れよ、次はアリアだな」


「期待していて下さい!」


こいつ、見た目の割には力くそ強いからな、絶対狂戦士とか、なんならゴリラ系とかだろ

*ゴリラ系の職業はありません


ジー


「な、なに?」


「何故か、貴方を殺したくなってしまいまして」


怖!!


そしてアリアは神父の前に立ち、水晶に手をかざした。


「女神様よ、この子に職業をお与え下さいませ」


水晶から文字が浮かんで来た


「えぇ!」


あいつ、めっちゃ驚いてるやん


「す、素晴らしいまさか[聖女]が出るなんて!おお、聖女様をお目にかかるとは。そしてスキルは2つ良いですね!これからこの職業を生かし頑張りたまえ」


「ふふ、聖女ですか。私にぴったりですね」


ん?聖女?アリアが?聖女ってあれやろ?可憐な美女ザ・女子だろ?*シンヤの偏見です。

アリアは確かに美女だ、でも蓋を開ければ怪力ゴリラだ。鍛えてる男の俺でも力負けするんだぞ?ハハ、なんて冗談だ、女神様でも間違えて与えてしまったんだろ!女神様でも完璧じゃないんだな〜

アリアが聖女って笑っちゃうわ(笑


「アリアさんよ、さっきから足踏んでるけど痛いです」


「ふふふふ」






クロカちゃんは、いわゆるオタク女子ですねw

長くなるので二つに分けます

もしかしたらもう1話あげると思います


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ