ブルーノ対イゲミュート
メイと共に会場に向かうと、会場では16人のトーナメントが配られていた。しばらく控室で待機する。その間に優勝者を予想する賭けが行われる。
昨日の組み合わせ発表の時点より賭けの受付は行われており、もう少しでそれが締め切られるのだ。
観客などは先ほどの選手紹介を聞いて賭ける選手を決めたりする。
俺以外は誰にも賭けていない、だって勝つのは俺だからね。
シンヤは一応リン達全員に賭けている事は内緒だった。
Aブロック
1番、イゲミュート
2番、ブルーノ
3番、シンヤ
4番、カツノブ=カグラザカ
Bブロック
1番、カノン
2番、モラ=ドューン
3番、ルナ
4番、ガイドロス
Cブロック
1番、クロカ
2番、バルディーノ
3番、アリア
4番、マナ
Dブロック
1番、シーマー
2番、リン
3番、ルティナ
4番、アイ
俺と最初に当たるのはカツノブか..
カノンの様な服装で腰には刀がある
日の国の出身か?気になる、早く戦いたい..
すると、シンヤはある視線に気付いた
あいつはブルーノだっけ?メイの知り合いの、えっと何で睨め付けられてるんだ?何かしたか俺?
てか、16人中9人は身内か..ほとんどいつもしてる事変わらないな、俺は幸い2戦目まで他の人だから良いか。みんな勝ち残って欲しいな。次に当たるであろう、ブルーノとイゲミュートの戦いを観察しようか。
今日はAブロックとBブロックの、1試合目の部門をやる。最初に闘技場に現れたのはブルーノとイゲミュートの2人だ。ブルーノは大きな斧を使いイゲミュートは短剣だ。
『第1試合目、Aブロック1番!!ブルーノ選手!!彼は大きな斧で敵を倒す!賭け金は9倍!対Aブロック2番!!イゲミュート選手!!2つの短剣で素早い攻撃で敵を倒す!賭け金は6倍!」
「手加減はしません。本気で来て下さい」
「望む所だ、あまり俺を失望させんなよ?」
そして、お互いは武器を構えた
『それでは、試合後開始!』
ブルーノ頑張れ!睨め付けられた理由は知らないがメイの知り合いだからね。
「ほらほら!せいっ!はっ!」
イゲミュートは攻撃を繰り返している、ブルーノは斧で防いでいた。
「流石の短剣術ですね」
「そりゃ〜どうも!はっ!」
イゲミュートは体制を深くして、ブルーノの足を狙った。
「そんな攻撃では、私には通用しませんよ?」
ブルーノは斧を床に捨てて、高くジャンプした。
「なにっ!」
ブルーノは3メートル近く飛んでいた、竜人族は人族より身体能力が上だ、ちなみに飛べる事も可能だが試合で使ったら反則負けになる。
ブルーノは落ちる時の重力を活用してイゲミュートに踵落としをかました
うわ〜あれモロに食らったらちょっと痛いぞ..
イゲミュートはその踵落としで気絶していた
『ダウン!!容赦ブルーノ選手!!』
ブルーノは斧を空に掲げた、そしてその斧をシンヤに向けた
「シンヤ!!必ず勝って来い!!お前を倒すのはこの私だ」
シンヤを倒す宣言して闘技場から降りた
本当恨まれる事した覚えないんだけど..賭け金はありがとうだけど
 




