闘技場壊さないで下さい
そして、大会翌日となり会場に向かった。開会式やら何人か喋っていたが。その中にこの国の王様も挨拶していたがシンヤはほとんど聞いてなかった。
そして、係員の指示で何グループかな別れてた。
Aグループ
リン
クロカ
ルナ
Bグループ
カノン
Cグループ
ルティナ
アイ
アリア
マナ
Dグループ
シンヤ
に分けられた。今から始まるのは人数が物凄く多いのでバトルロイヤル式で4グループの中で4人勝ち抜きすればいいらしい。その後に合計16人でトーナメント式で戦う流れだ。
まずAグループから、周りからの歓声が降り注いでくる。リン達も物凄く美人と見られ応援がの声が聴こえてくる。なんやら、闘技場の中でリン達をナンパする者までいる。
余計な事してみろまじで潰すぞ?
過保護なシンヤもそのナンバ野郎に威圧を掛けていた。ナンパ野郎はその威圧に耐えきれず即退場してしまった。
『さて!まずAグループの予選試合始まり!」
司会が始まりの合図をした。ちなみに一つのグループの人数は50人程だその中に4人勝ち残れば良い
リン達は勝てるのかな
シンヤは大会にどんな強い奴がいるのかワクワクしていた。最初の登場に目立ってしまったリン達はまず狙われていたが、リン達はそれを反撃しに行っている。
次々と倒されてしまってあっという間に4人生き残った。
『け、決着!!!強すぎる!!3人の女性は何者なんでしょうか!!こんなあっさり倒すとは!!えっと、資料ではあの3人は同じパーティのジョーククロウと言うCランク冒険者だ。あんな、美女だらけのパーティに入りたいですね』
おい!司会者!何妄想してるんだ、息荒くなってるぞ?
「本選に突破したのは、リン選手、クロカ選手、ルナ選手、ブルーノ選手でございます。」
ブルーノは男性で頭にはツノがあった。竜人族のようだ。大きな斧を武器にしている。
『次はBグループ選手でございます!ここには優勝候補のバルディーノ選手とイゲミュート選手がおります!どちらもSランク冒険者でございます!』
その名前が出た瞬間会場が盛り上がってきている。
バルディーノって前喋ってきた奴か、さてどのくらい強いか見ようか
現Sランク冒険者の実力を知れると思いワクワクしていた。
バルディーノとイゲミュートは最初に狙われてるいが、これも返り討ちされて、他の奴を狙うようになった。それは、これもまた美女なカノンだった。
カノンは柄の部分を近づいてくる輩を薙ぎ払った。そして、カノンと同じ女性で目立っていた子もどんどん倒しに行っていた。
『終了!!4人になりました。これも、またまたすごい選手が居ましたね!!素晴らしい槍術でした。えっと彼女は..なんと!彼女も先程と同様ジョーククロウのメンバーです!』
そして、会場は盛り上がり。パーティにいれてくれーなどの声も聞こえて来る
『本選に突破した選手はバルディーノ選手、イゲミュート選手、モラ=ドューン選手、カノン選手でございます!』
なんと、1人は家名持ちの貴族のようだった
『次のグループには優勝候補のキャップ選手が居ます!!頑張って欲しいですね!!それでは開始!!』
ドッガァァンンン!!!!!!
司会の合図とともに闘技場が爆発した。なんと、アイとルティナが思いっきりお互い同士戦っている。
「我は前々からお主と戦ってみたかったのじゃ!」
「ふふ、ルティナ様どうかお手柔らかでお願いします」
そして、アイは大きな大砲を取り出しルティナに放った、ルティナはその大砲の弾をガントレッドで掴み大砲に投げ返した。大砲はその弾に当たって壊れてしまった。
「ふふ、大砲の弾を手で掴むなんて、規格外すぎですよ」
「本気で来いのじゃ!!あの大きなゴーレムを使って我を楽しませるのじゃ」
「あれはここでは使えませんよ。他の人も巻き込んじゃいます」
そして、再びお互い戦い始めた。最初の爆発に参加者の半分以上は風圧に場外に飛んでしまっている。その2人に近づけないと他の参加者は優勝候補であるキャップを襲いかかったが、アリアはメイスで会場を叩き割り、マナは腕盾で会場を破壊している。多分2人とも近寄ってくる奴を1人1人相手するのが面倒と思い、一気に倒そうとしていた。
バゴォォォォーーーーン!!!!!!
ガァガァァァァ!!!!!
あの4人何やってんの??なんで会場崩壊させてんの?俺まだ出てないよ?みんなはその光景を見てカオスと思った
『しゅ、終了です!!え..っと、す、凄いですね』
司会者もその光景を見ていて驚いてた
『まさか、優勝候補でもあるキャップ選手が負けると誰が予想してたんでしょうか!!またまた今回初参戦の方達が突破しました!!えっと、彼女らは...おお!やはり、美女だったので予想はしていましたが。彼女らもジョーククロウのメンバーです!!」
「「「「おおおおおおお!!!」」」」」
会場は大盛り上がり
『どうしましょうか、会場は壊滅状態になってしまいました。Dグループは明日にしましょう』
すると、アイが闘技場に向けて魔法を放った。
闘技場は壊れていたものが直って来て、最初の状態に戻った
『おお!ここでアイ選手が闘技場を直してくれました!!ありがとうございます。これで最後のグループを行えます!」
そして、会場を後にしてアイとルティナはシンヤに近づいた
「マスター突破できました!」
「小僧本選で当たったら本気でぶつかるのじゃ!」
「そうか、2人ともよく頑張ったな」
闘技場直してなかったら叱ってたけど、頑張ったからいいか。
シンヤは2人の頭を撫でた、2人とも気持ち良さそうな顔をしていた




