表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
74/283

スーの実力

ドュエール国から馬車で2時間経った、ワイバーンの群れを見つけた


「あれ?5体じゃないのか?俺には100体近く見えるんだが」


「100体が5体に見えたんじゃないの?」


「いや、リンそれどうやって見間違えるのですか!」


アリアはリンにツッコミをいれた。


「魔法..ぶっ放す?..」


「いや、クロカそれだとすぐ終わるし俺らの出番がなくなる」


「ワイバーンって美味しいのかな?」


「マナ様ワイバーンの肉は硬くあまり美味しくはありません」


マナのやる気がなくなった


「よしジャンケンで決めるか、出る数は4人にするか」


そして、シンヤ達はジャンケンをして勝ったのが

アリア、ルティナ、シンヤ、ルナだった


「やったのじゃ!我最近後ろで見てあるだけだったので暇しておったのじゃ!」


「ふぇぇ!私行くんですか?はぁ〜」


「よし!倒す数を分けて俺は100匹程行くぞ!」


「いや、それ分けてないですから!全て倒そうとしてますからね」


崖の上に飛び回っている、ワイバーンを挨拶がてらにルティナが<気>を飛ばした。1匹のワイバーンの胴体に穴が空き下に落ちていった。仲間を攻撃されてワイバーンはルティナに襲いかかってきた。


そして、ルナが矢を同時に放ちルティナを襲うとしたワイバーン10匹は頭が吹っ飛んだ


「え...」


ルナは自分自身が放った矢に驚いてた。


「流石英雄の弓と言われていますね」


「ちょっと、アイさんこれってどこにあった物なんですか?!」


「それは..王国の地下に盗..拾って来ました」


「え!!今盗んで来たって言いかけましたよね?!大丈夫ですよね?狙われませんよね?」


「大丈夫ですよ、100年前の出来事なので忘れていると思います」


「なら、良いですけど」


いや、ルナさん!信じちゃダメだからね!?大丈夫だよね?本当あの子心配になって来た


シンヤはルナが詐欺に合いそうと心配になって来た


シンヤは近づいてくるワイバーンに斬撃を飛ばし倒して行った。すると、それを見ていたスーがシンヤに喋りかけて来た


"ね〜パパ〜私も戦いたい〜"


「ん?スー行けるか?1匹弱らすか?」


"大丈夫〜パパに魔石いっぱい貰ったから〜"


魔石と関係あるのか?


するとスーは突っ込んでくるワイバーンに飛び込んだ


「ちょっ!スー!!」


シンヤはスーが食われてしまうと思いスーの所に駆けつけたが、一足遅くスーが食らわれてしまった。だがワイバーンの牙は全て欠け落ちてた


「え?」


その光景を見たシンヤは驚いてた、スーは無傷でワイバーンの口の中だけがボロボロになっていた


「アイ、メタルスライムって硬いのか?」


「通常のスライムよりは硬いですが、ワイバーンが噛み潰せない程硬くはありません..」


アイもその光景を見ていて驚いてた

スーは再びシンヤの頭に乗り喋りかけた


"パパ〜倒したよ〜褒めて褒めて〜"


「スー、よく頑張ったお前はもしかして出来る子だ!」


"わ〜い〜ありがとう〜あれ食べていい?〜"


「スーが倒したんだ食っても良いんだぞ?」


シンヤはスーにものすごく甘かった。スーはワイバーンの所に行きスーは大きくなりワイバーンを自分の体に埋め込んだ

。スーはいつもと同じサイズに戻った。だが前と違う見た目になっていた。なんとスーの後ろに小さな羽が生えてたんだ!パタパタとスーは飛んでいる


「え!!ドラゴンスライム!?」


アイも驚いていた。

そして、スーはまたシンヤの頭に飛び乗りそこで休んだ


「スー様もしかしたら、スキル持ちかも知れません」


「そうなの?」


「スー様はクイーンブラックメタルスライムです。メタルスライムに羽なんてありません」


「スーよスキルあるのか?」


シンヤはスーに問いかけた


"ん〜スキル〜何それ?〜"


「アイ、スーはスキルの事分からないって」


「なら、少しお待ち下さい」


するとアイはアイテムボックスからなんやら水晶を取り出した


「これはスキルや職業全て映してくれる水晶です。本来ならモンスターは写せないですが、私はゴーレムの研究もあり改造してモンスターまで写せる様に作り替えたものです」


アイすごいな..なんでも行けちゃうじゃん


「スーこの水晶に触れてくれるか?」


"ん〜いいよ〜"


スーは水晶に触れて、水晶から文字が浮かんで来た。アイはそれを読んだのかなんやら黙ってしまった。固まっている


「あ、アイ?どうだったの?」


「....はっ!申し訳ありません。えっと、こ、こちらをご覧ください」


シンヤに見せられたのは


ーーーーーーーー


スー 性別:女 種族:魔物? 年齢:0歳 身分:王族 職業:食王 

スキル一覧: 暴飲暴食


ーーーーーーーーー


えっと...色々ツッコミ所があるんだけど..

まず名前と性別は普通だね、やはりスーはスーちゃんだったんだね。まぁ声がバリバリ女の子だったからそうとはおもってたけど次は生まれたばっかりだったんだね...よし、身分ね〜大商人の娘、魔王の娘、エルフの巫女、とうと来ちゃったよ!王族!俺らだけで国一つ出来ちゃうよ?


よして職業は食王って何?食べる王なのかな?スキルは暴飲暴食..食べすぎって事?


「驚きました、本当にスキル持ちとはモンスターにスキルあるって話一度も聞いたことないです」


「アイの言う通りじゃ、我もモンスターにスキルを持っているのは聞いた事ないのじゃ、しかも職業持ちとはな..」


ルティナもクロカもアリアも驚いてた


ルナなんてまた固まっている、あの子の中にメデューサでもいるのか?よく固まるよな


リンとマナはすごいだけの感想でカノンは相変わらず無口だった


「スキルに関しては強力すぎます、食ったもの飲んだものの魔物の特性や魔力などを吸収するだからワイバーンを買ったから羽が生えたんですね、マスター前にゴーレムの魔石を渡してましたがいつのゴーレムの魔石を渡したんですか?」


「ん?1番上にあった物だから、1番新しいのじゃない?スーと出会う前にゴーレム外に出した時の奴だと思うよ?」


「なるほど、ならワイバーンの牙が砕け散った理由はゴーレムの硬さの特性を吸収したって事ですね、暴飲暴食のスキルは死んでから24時間以内に吸収すれば一定の確率でコピーしちゃう能力です」


「...」


うちの子強くない??


そして、シンヤ達は残りのワイバーンを全て倒しに行った





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ