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冒険者してなくない?

馬車の中にて、アイ以外のシンヤ達は寝室で寛いでいた。シンヤはベッドの上で本を読み、シンヤの膝を枕にしてマナは寝っ転がり、クロカはシンヤの肩にもたれ掛かりながら本を読んでいた。アリアとカノンはなんやらチェスで遊んでおり、ルナとルティナとリンはトランプで遊んでいた。マナはなんやらまだ馬車を改造していた。


「んで、開会式から4日間後だが暇なんよ、なんかする事ない?」


シンヤは本を読みながらみんなに質問した


「シンヤ君暇なら依頼受けたら良いのでは?私達これでも冒険者ですよ?私達Cランクですが依頼をした数は10も満たしてません」


アリアの言う通りだった、俺達はCランクと言いながら依頼を受けた数なんでほんのわずかだ、アイが登録してからも一度も依頼を受けてない。


あれ?冒険者ってなんだっけ?俺ってAランク目指そうてしているよね?これだとリン達と本当に結婚出来ないまま何年か先になっちゃう..


シンヤは本を閉じてみんなに告げた


「よし!今から!依頼受けよか!まだ昼だしベッドの上でゴロゴロしてても体が鈍ってしまうからな」


「ドラゴン!!」


「Cランクで受けられるドラゴンってあるか?」


「ドラゴンは最低でもBランクぐらいしかありません」


「えーー」


リンはドラゴンの依頼を受けられない事にショックを受けてた


「てかリンなんでそんなにドラゴン倒したいんだ?」


「強いって聞いたから」


「誰に?」


「パパに」


「なるほど..」


シンヤもドラゴンと戦いたいと思ってきたようだ


「まずギルド行くか、俺ちょっとアイ呼んでくるよ」


「お呼びでしょうか、マイマスター」


アイの名前を呼んだ瞬間シンヤの隣にテレポートして来た


「うおっ!ビックリした..アイこの後ギルド行くけどアイも行くか?」


「私は常にマスターの近くにいる身です。どこまでも着いていきます。例え毒の沼の中でも溶岩の中でも」


毒は状態異常無効化で大丈夫だけど溶岩は死ぬから


シンヤ達はギルドの場所を探し、ギルドに向かった


「色々あるけど何にする?」


「ドラ「リンうるさい」むーーー」


リンはリスの様にほっぺ膨らまし自分の頭でシンヤの背中に軽くポンポンと、叩いてた


「お兄ちゃん、スライムは?」


「マナさんや、俺にスーの仲間を殺せるとでも?」


「シンヤ君もしスライムの敵が来たら死にますよ..」


「その時はその時だ」


"パパ〜私構わないよ〜"


「よしスライム行こうか」


「いや、シンヤさんランクCの私達がスライムって...」


「何を言う!俺らみたいな奴がやらなかったらスライムの軍勢がこの国に攻め込んだらしたら..」


「小僧スライムは自分から人を襲わないのじゃ、後そもそも親密な人が居ない国が滅ぼうとどうでも良いと思ってるひとじゃろう」


ルティナが言ってる事は正しかった、シンヤは他の国なんて正直言ってどうでも良いと思っている。


「シンちゃん...これは?」


クロカが指した依頼はワイバーンの討伐だった。


「ワイバーンか...確かに悪くない、これにするか」


シンヤは張り紙を剥がし受付嬢に渡した


「あれ、ワイバーンって私何も出来なくない?」


リンやルティナと違ってカノンは近距離攻撃しか出来なかった。


「カノンはダークバレットあるじゃん」


「5発で魔力なくなる」


「じゃ〜カノンだけは他の依頼を、受けようか」


シンヤはカノンを少し揶揄う様にニコニコと言った


「シンヤ、意地悪する、嫌い」


「...え?!待ってごめんって揶揄っただけだから!別に本気で言った訳じゃないからね!」


シンヤはカノンに本気で嫌われたかと思い必死で訂正しようとしてた


「うふふ、嘘揶揄っただけ私がシンヤを嫌う事なんて絶対にないよ」


「カノン...」


2人は見た目あった。それを見てたアリアは


「こほん!えっと?終わりました?早くいきましょう。そのイチャイチャ私達に見せられても困ります。裏でやって下さい」


「アリア..嫉妬...アリアもシンちゃんとイチャイチャ..したいだけ」


アリアの後ろにクロカが現れてアリアを揶揄った


「クロカ!!べ、別に嫉妬した訳じゃないからね!」


「アリア..ツンデレ要らない...ツンデレはリンだけで..十分...」


「クロ〜別に私ツンデレじゃなくない?」


「リン様はツンデレですよ?マスターと半日喋ってなかっただけでコホン」


アイはリンのモノマネをした


アイ「シン!別に寂しいとは思ってないけど、少しは構ってよ!暇なのよ!!」


「アイお姉ちゃん、すごく似てるよ!」


「ふふふ、ありがとうございますマナ様。頑張って練習した甲斐がありました」


いや、練習してんだ...


「ちょっと!私そんなじゃないから!!本当に寂しいなんて思ってなかったし!ただ少しは構って欲しいなっとか..」


「リンさんそれがツンデレでは?」


「まぁリンは...ツン1割デレ9割だけど...」


「べ、別に!デレてないし!!シンに別にデレてないし」


「リンよ、諦めたらどうじゃ。お主小僧にデレデレじゃないか」


「ハハ、リン本当俺の事好きねぇ〜」


「シン!別に..」


「じゃ〜嫌い?」


シンヤは意地悪する様な顔でニコニコと言った


「嫌いな訳がない...愛してる」


「....そそそうか」


シンヤはリンの不意打ちに耐えられなくなり顔を真っ赤にしてリンから目線を逸らした


そして、シンヤ達はワイバーンを倒しにギルドから出た。そのシンヤ達の光景を見てた他の冒険者達は羨ましそうにそしてハーレム野郎に不幸になる様にと呪いみたく願った


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