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馬車凄すぎだろ...

2週間程20階層で修行をしていた。ゴーレムを倒しボスを倒し模擬戦したり遊んだりの繰り返しだ。みんなの新しい装備になって本当に自分の力を最大まで発揮出来る様になっていた。


特にリンとクロカは別格に強くなっていた。リンは聖剣のおかげで本気出しても武器が壊れなくなり、クロカは神器のおかげで魔法の威力が上がっている


ティナは<気>を進化させて<念>だ。

気は身体を強化する物に対して、念は攻撃力や防御力を上げる物だ。


念と気を合わせたティナの攻撃はマジで痛い。


アリアは雷魔法を特に練習していた。元から雷魔法は適正あったが使う機会がなかった。


適正魔法

適正がある属性を扱える。適正が無ければその属性を使えないしスクロールでも覚える事が出来ない。適正属性以外に特殊属性があり、火 水 氷 風 土 雷 闇 光以外にも特別な力その種族にしか覚えられない属性もある。


ジョーククロウ達の適正属性は

リン-火 水 (聖

クロカ-全属性

アリア-雷 光 (?

マナ-土 闇 光

ルティナ-闇 (?

ルナ-風 闇 (精

カノン-風 雷 闇

アイ-全属性 (古

シンヤ-闇


聖→聖魔法 精→精霊魔法 古→古代魔法


うん俺だけ属性1つしかない...まぁ、魔法武器があるし...


魔法武器

武器の中に魔石を埋め込み、魔力を込めればその魔石の属性を使える様になる。同じ魔力でも適正がある魔法武器を使えば威力は上がるのと、適正無しの魔力武器を使えば威力はほとんど出ない。


うん、だから俺はリンみたいに身体中に炎を纏う事が出来ない。


マナは腕盾の操作の練習をした。最初は指を動かすのに一苦労だったが今はあやとりまで出来る様になっている。


あいつ、普通に遊んでるよな?


ルナは精霊魔法を練習している。アイから精霊と契約した方が良いと言われ今度精霊の森に行くと約束した。


カノンは武器が薙刀になったのか自分の力を発揮出来るなった。


最後にアイだ、アイはなんやら色々と何かを作っていた。マシンガン?火炎放射器?手榴弾?カノン砲?なにそれ?そして、最後になんやら黒色の5メートルほどあるゴーレムの形をした、両肩にはレーザー砲、両腕にガドリングガン、背中に小型ミサイル?など色々付けていた。アイはそれをロボットって言って自分で乗り操作をするらしい。うん、俺はアイがずっと何を言ってるのか分からなかったからそっとしていた。


「そろそろ出発するか?」


リン「そうだね!ここに居てももうやる事ないし」


マナ「早くベーフードに行きたい!」


「なら、今日出るか。アリア行き方分かる?」


「大丈夫だと思います」


「あっ!やばい!」


シンヤはある重要な事を思い出した。


「馬車と馬国の中に置いてきちゃった...」


「入ります?」


「いや、あんな事したんだ。絶対指名手配とかされてるぞ?」


「なら、マスター私が作った馬車使いますか?」


アイは空間から馬車を取り出した。馬車は真っ黒で屋根の飾り付けに竜の頭など色々豪華だった。ドアの横に座れる小さなベンチまである。


うん、こんなの来たら逃げ出しちゃうだろ


「この馬車は空間魔法を付与しておりまして、中は2階建の家の広さでございます」


「えっ?!マジ?」


俺らは馬車の中に入ると、ほーう広いぞ!


馬車の中には1階はトイレ、リビング、キッチンなど2階はシャワー室の中には大浴場もあったのだった、大きな寝室が1つ部屋の中に10人以上も寝れそうなベッドが1つだけ置いてあった。


「なんでベッド1つしか無いの?」


「夜の営みを同時に行った方が良いかと思い..」


何言ってんだ?あの人数を同時にやれと?俺死ぬよ?干からびちゃうよ?


「安心して下さい1人同士でやりたい時はあちらに小さな部屋がありまして、その中に2人用のベットがあります。ちゃんと防音魔法もかけております」


そして、階段からマナが上がってきた


「お兄ちゃん!ここの冷蔵庫の中真っ暗だよ?」


「それは空間魔法を付与しておりまして。竜一頭など丸々軽く入ります。それに時間魔法など付与しておりますので中に入れた食材は時間が止まり腐らなくなります。生きてる生物は入れません」


空間魔法と時間魔法は古代魔法の分類


「凄すぎる...もう宿に泊まらなくても良くね?」


ルナ「た、確かにです」


「問題は馬だな」


「ご安心下さい、一旦皆さん外に出ましょう」


シンヤ達は馬車から出た

アイは空間から2体の黒い馬を出した。普通の馬より2倍は大きい。


「これは馬形のゴーレムのバトルホースでして、誰かが操縦しなくても勝手に目的地まで運んでくれます。海の中でも空でも。そして強いです。」


はい?海に潜れるし、空に飛べるの?!もうやだ


シンヤはルナを見たが、ルナはもう石化状態に入っている


「そして普通の馬より走る速さは別格です。ここからベーフードは半月程掛かりますがこのバトルホースでいけば10日程で着きます」


「ははは」


シンヤもう笑う事しか出来なかった


「あ!そうでした。『金属操作』これで完成ですね」


アイはドアに鴉の模様、屋根の端に羽ばたく鴉の置物をつけた




食の街ベーフード街編始まる


もう一本投稿予定

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