銃
シンヤはクロカと熱いキスを終えて、リンがどれだけ強くなったか見ている。
「リンの...魔力..前より比べ物にならないぐらい..上がってる..アリアやシンヤ超えた..」
「じゃー俺らの中で2番目に魔力量が多いのか」
「ねぇねぇ!私どのくらい強くなったか見て見たいから戦ってみたい!」
リンはシンヤを見つめていた
「今度な今はもう疲れちまった」
「むーー」
リスの様にほっぺを膨らませていた
「最後にマスターです!」
「俺要らないよ」
「え?」
アイは何で?って顔で首を傾げた
「だって、刀あるし。防具嫌い、別にこの服気に入ってるしな」
「ですが、もしもの為に貴方を守ってくれる物があった方が」
「俺を守ってくれるのはマナだけで十分だよ、マナもしも何かあったら守ってくれるだろ?」
「うん!絶対に守るから!」
マナは私に任せない際って顔で自分の胸を叩いた
「なっ?」
「じゃーこれはどうでしょう?私と同じ武器になっちゃいますが」
アイはアイテムボックスから黒い物体を出した
「何だそれ?」
「リボルバーです!銃です!マスターの弱い所は遠距離攻撃が斬撃を飛ばすぐらいですからね」
「それならリンやカノンも...」
「ファイヤーボール」
「ダークバレット」
リンとカノンが遠距離魔法を打った
「ほら?マスターだけですよ?魔法をまともに使えないのは?使えるとしても全て魔力を膨大に使う物ばっかりですよ?」
確かに、八岐大蛇とかあれ結構使うんだよな〜連続4回ぐらいで限界だ
「これをお使いください」
アイはリボルバーをシンヤに渡した
「強く握りしめて下さいよ?あそこの岩に当てて下さい、ここに指を通して引き金を引いて下さい」
アイの指示を従い、引き金を引いた
バン!
そして岩に穴が空いた、岩の後ろを見ると貫通していた
「おー、便利だなこれ今度使ってみるか」
そして、それから銃の事をアイから色々聞いた
ルナ「銃って、帝国にもあるやつです?」
「あれも銃ですが、私が作った銃の方が威力や使いやすさ全てにおいて上回っております」
そして、俺らはアイから貰った装備を調いてダンジョンを後にした。ダンジョンに出る前に色々とダンジョンの事に質問した。
Q.階層のモンスターは何で別々に別れている?
A,一緒にするとモンスター同士で戦ってしまいますから
Q,ダンジョンの目的?
A.外から来た生物の死体の吸収
Q,何故死体を吸収する?
A.ダンジョンのモンスターを作るための成分
Q.他のダンジョンと階層が違う理由は?
A,ダンジョンマスターの力量で決まっております。私は抑えているので20階層までですが、本気を出せば天空ダンジョン100階層まで作れると思います
Q.何故ダンジョンのモンスターはどんどん強くさせているの?
A.最初から強くしてしまうと入ってくる人が居なくなるから
シンヤ達は色々気になっていた事を全て質問した
「最後に質問、ここのダンジョンマスターはどうするの?」
「私が作った機械が担当させます」
「なるほど」
そして、シンヤ達はギルドに入った。その時シンヤに女増えてね?しかもすげ〜美人とコソコソと話しておりシンヤを敵視する物が多かった。
「あら!おかえりなさい。1日潜ってたのかしら?どのぐらい開けたのかしら3階層まで行けましたか?」
ゴリ..受付嬢がシンヤ達の姿を見てこちらに来た。
そして、シンヤはギルドカードを渡した
「どれどれ、北のダンジョン20階層攻略7時間4分、それによって北のダンジョンクリア...え?」
それを聞いてた他の連中はざわざわと騒ぎだした
「7時間で俺らクリアしたのか」
「そうですね、マスターが長い時間寝ていましたからねダンジョンの中に1日ぐらいいましたから」
受付嬢やっと動き出した。
「は?!クリア!!1日も経たずに?!」
「おいおい、流石にそれは嘘だろ?1日は無理だろ?しかもこんなガキどもらに」
他の冒険者が話しに入ってきた
「そうだそうだ!そんなガキ共にクリア出来るわけねぇ〜だろ!冒険者舐めんな!」
「痛い目遭いたくなかった、女置いて帰りな。この嘘つき物が!」
こいつら、もしかしてリン達を目的だけに突っかかってきてるのか?バカなのか?何でこんなバカは相手の力量を測れないんだ?
「いえ、ギルドカードを偽装するのは不可能です」
「どうせ俺らが知らない偽装の仕方があるんだろ?なら、男は捕まえて女共は俺らが教育しないとな」
「はぁ〜少しは黙れ、話が進まない」
「ハハハ!強がっちゃうか坊や女の前だからってよ!おい!お前らやっちまうか!」
冒険者達は武器を構えた
「悪いな坊主ギルドカードを偽装した事を恨め、女共は俺らが貰うぜ」
「受付嬢さん、こいつら殺していいか?武器向けてるから、こっちから殺しても罪にならないよな?」
「正当防衛として大丈夫です、私が見てましたから。さっきから聞いてたら本当ふざけた野郎だわ、前々から思ってましたが仕事もせずに昼間から酒を飲みぎゃーぎゃー暴れてふざ..本当迷惑でした。貴方達が消えても何も影響ありませんし、死んでも良いんじゃないですか?」
おお、受付嬢さん結構溜まってたんだろうな
そして、シンヤは腰から銃を出して目の前にいた男の頭に突きつけた
「なんだこれ?」
「おっさん、最後の忠告だ今なら見逃してやるよ?」
「ほざけ!この人数に勝てないからってよ」
おっさんはシンヤに斧を振り下ろす前にシンヤは引き金を引いた
バン!
おっさんの頭には穴が開きそのまま倒れた。
「な、何があった?!魔法か?」
「いいね〜正直こんな奴らに俺の刀に血を付けたくなかったんだ。便利だなこれ」
シンヤに矢が飛んできたがシンヤは素手で掴んだ
「なっ?!素手だと?!」
「ルナと比べると止まって見えるぞ?」
シンヤは飛んできた矢を折り鏃だけ奴の頭に飛ばした
そして、シンヤは残りの4人を銃で撃ち殺した
受付嬢や他の冒険者も何人の冒険者を瞬殺した光景を見て誰もシンヤに突っかかろうとしなくなった。
「魔石の方は...うん、買い取らなくていいか金は困ってないし。受付嬢さんこの街にいい宿ないか?」
シンヤは受付嬢に宿を教えて貰ってギルドから出た
「どうしたの?マナ、クロカ、アイ?ギルドをジッと見て忘れ物か?」
「なんでもない...」
「気のせいかな」
「マスターに危害を加える者が居ると思いました」
「?」
そして、シンヤ達を見てた者が
「未だ誰もクリア出来なかったダンジョンを。しかも、を1日足らずにクリアするなんて。これは良い事だ!国王様に報告しないと」
冒険者ギルドにいた男は北のダンジョンをクリアしたと報告しに行った。後にこの国が危険に晒される事も知らずに