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北のダンジョン攻略してみよう!16〜20階層

2本目

「お、お兄ちゃん?大丈夫?」


「ん?ああ大丈夫だ」


マナは俺が少し元気が無さそうと心配しそうにこちらを見ている..可愛いな


シンヤはそっとマナに抱きついた


「お、お兄ちゃん?!」


マナはいきなりの出来事に驚いた赤くなった。


「ごめんちょっとこのままにしてもいいか?」


そして、マナはそっとをシンヤの頭を撫でた


「いいよ!お兄ちゃんは私のお兄ちゃんだけど、お嫁さんでもあるからね、私に甘えていいよ」


「ありがとう」


リン達もシンヤを元気付けようとしていた


ただ、リン達はコリーナたちの事でシンヤが元気がないと思っているが、シンヤは単なるお腹が空いているだけだ。青髪の話を夢中に聞いてたせいかほとんど串焼きに手をつけてなかった、気付いてたら全部喰われてたんだ。

だが、シンヤは今更お腹が空いているだけで元気がないって事を言えなかったシンヤだった。


ん?なんでマナに抱きついたって?最近マナを抱きついてなかったから補充してただけだよ?


16階層


てか、ダンジョンの中で他の冒険者と会うの初めてだったな、ダンジョン広いからな〜ここからは階段の場所を知らないから自力で探さないと行けない。


クロカ「『探索』...こっち」


クロカが指を指した方向に行くと、モンスターに遭遇した、16階層のモンスターは人型の狼ウルフマンだ。ウルフマンは知能がないモンスター類、獣人族とは同じではない。犬獣人族をウルフマンと呼ぶと最大の悪口になるらしい。


「ガルルルル」


「雷空撃」

「炎空撃」


シンヤとリンは炎と雷を合わせた斬撃をウルフマンを斬りつけた


「お!この階からモンスター強くなったな。今の一撃でやられないとは」


「ガルルルル」


ウルフマンはシンヤに噛みつこうとしたが、シンヤはウルフマンの腹に気を込めた拳で腹を殴った


「ギャフン」


腹を抑えてるウルフマンにシンヤは後頭部に目掛けて蹴りを振り下ろした。ウルフマンの頭は見事に潰れた


「この階から1人でやるの時間掛かるけど、どうする?同じくずっと1人のままでやるか?」


「んー、別に1人で倒せないレベルじゃないけど、ダンジョンの中飽きたから外に出たいし、もうみんなでやろう。」


リンはダンジョンに飽きたらしい。


アリア「そうですね、あと何階層あるか分かりませんですし、ここからみんなで協力しましょうか」


そして、みんなは前に出て襲ってくるウルフマンに武器を構えた本格的にパーティだなって思ってしまった。

ってのは一瞬だったよ、それはそうでしょうみんなでかかれば秒で片付くもん。


「ここ..」


クロカは階段を見つけた、シンヤ達は17階層に降りて行った


17階層


マナ「暗いー」


ルナ「私暗い所でもよく見えますがこれはものすごく暗いです」


「ライト..」


「うぉっ!眩しい!」


いきなりダンジョンの中が外より明るくなった


「ごめん..放出力間違えた」


そして、光を見つけたのかモンスターの鳴き声が聞こえてきた。


「キョエーキョエー」


バッファン


羽を羽ばたく音がした、クロカは光をちょっと強く照らしたら、そこに居たのは犬?いや羽がある


「ガーゴイルじゃ」


ガーゴイルはシンヤ達を襲いかかった


「ウォーターバレット..」


クロカが水の玉を何発かガーゴイルに向けて放った


「クロカ水属性使うの珍しいな」


「いや、クロカ正解じゃ!ガーゴイルは水属性が弱点じゃ、ほら見てみるのじゃ」


ガーゴイルの動きはさっきより鈍くなっていた


「今のうちにかかりましょう!」


アリアが合図をしてシンヤ達は弱ったガーゴイルを倒して行った


「『探索』...もっとあっち」


そして、辿り着いたのは壁だ


「クロ〜?ここ合ってるの?」


「ここのはず...」


「じゃーえいっ!」


カノンは槍の石突で壁をに向かって突き刺した

すると、壁が崩れそこから空洞が見えた


「お!階段だ!カノンでかしたぞ!」


そしてカノンはシンヤに向けて無表情でサムズアップしていた


カノンキャラ変わってね?


そしてルナが俺の耳元で呟いた


「多分カノンさん先程のオーク肉のタレを気に入ったらしく美味しく食べてたのでテンションが高いと思うのです」


なるほど、そうだったんだ今度あのタレを使った他の料理を作ってあげよう


18階層


「も、森だ!」


周りを見渡すと

木 木 木 木 木 だった!森じゃん!

そして、目の前に10メートルぐらいの大きな赤いゴリラが歩いていた。


「ファイヤービックゴリラじゃ!10階級の魔族に匹敵する相手じゃ」


「10階級か...」


「うん、そうじゃったお主ら10階級より強い魔族を倒してたのじゃった」


そして、クロカがゴリラに目掛けて魔法を唱えた


「『堕ちた黒い太陽(ブラックメテオサン)』」


ズドドドドドーーン


森の上から黒い小さい太陽のような物が降ってきた。森が火の海に変わってしまった


「クロカ...やり過ぎだ」


そしてシンヤ達は熱い中ゴリラの魔石を剥ぎ取っていた


「階段...見つけた」


森の中に小屋のようなものが一つぼつりと建っており、ドアを開けると階段があった。


19階層


海だ!階段をすぐ降りたら海がある!え?どうやって渡るのこれ?無理じゃね?


「クロカ」


「ん?」


「さっきの魔法をもう一度威力高めで」


「分かった」


「『堕ちた黒い太陽(ブラックメテオサン)威力2倍』」


海の中に先程より一回り大きな太陽が落ちてきて見事海の水は蒸発した。そして焼け死んでいるモンスターもいる


「あれはシーサーペントじゃ!」


竜のようなモンスターの死骸があった


ごめん、色々仕掛けとかあったと思えけど。海の中は面倒だ


「皆さーんなんかボタンありましたよ!」


「おい!ルナ!」


カチ


ルナが迷いなくボタン押しやがった


ガラララ


岩が横に移動して階段が出てきた


「わー皆さん階段ありましたです!」


「よ、よくやったぞ!ルナ」


「えへへへ」


20階層


あれ?いつものダンジョンの光景、洞窟だ!そして、目の前に何故か倒れてる4メートルある大きな岩?の人形があった

そして、シンヤ達はその岩の人形に近づいたらいきなり立ち上がった


「お!ゴーレムじゃ!めちゃくちゃ攻撃力がありそれに防御力あるモンスターじゃ!」


「ほーう」


ゴーレムは近くにいたマナに殴り掛かった


「『シールド』」


マナは目の前に魔法の盾を出したがゴーレムのパンチで吹っ飛んでしまった。マナは受け身を取りそのまま立ち上がった


「うわっ!強いよ!お兄ちゃん大楯全部出して」


「ほい」


シンヤはアイテムボックスにあったマナの盾を全て出した全て25枚ある


「『コントロール』」


そして、マナは全部の大楯を自分に守るように飛ばした。


「うーん、それ真似してみようかな」


マナは盾を腕のような形に集めてゴーレムを殴った


ドッガガァァァッッン!!!!


ゴーレムの上半身はぶっ飛んでしまった。そして、マナの盾半分ぐらいはぐちゃぐちゃになり使えものにならなくなった。


「マナどんどん強くなっているよ」


「お兄ちゃん!私どんどん強くなってみんなを、守るからね」


「おう!」


そして。みんなはゴーレムを倒して行ったがシンヤとルティナ以外の武器はボロボロだ、ゴーレムが硬すぎた。クロカは簡単に倒せたがルナの矢が通らなくて落ち込んでいた。


みんなの分のスペア買っておいて良かった。


そしてシンヤはみんなのスペアの武器をアイテムボックスから取り出した。やっと大きな扉にたどり着いた。


「みんな準備いい?」


みんなはコクリと頷きシンヤが扉を開いた

そこに居たのは先程より5倍大きいゴーレムだった、先程は岩だったがこれは鉄の様なものだ。そして、頭に可愛いらしい王冠を被っていた。


「うわ、厄介なのじゃメタルゴーレムキングじゃ。これは我とクロカの魔法と小僧の剣以外は無理じゃ」


「なら、俺ら3人でやるか」


「ん」


ルティナ、クロカ、シンヤが前に立った


「不知火」


シンヤはゴーレムに斬り掛かったが


ガキンッ


「うおー硬」


ゴーレムには傷一つも付かなかった


「ブラ「ストップじゃ!それだと我も死ぬんじゃ!」そうだった」


クロカは先程の魔法を放とうとしたがルティナに止められた


うん、こんな狭い所にさっきのやつ出したら俺ら死んじゃうよ


「これはどうじゃ?」


ルティナは気を込めた拳にゴーレムを殴ったがゴーレムの体は壊れもしなかった


「硬いのじゃ」


「グングニル 100本」


クロカは大きな炎の槍を100本ゴーレムに放ったがそれでもゴーレムは傷一つすら付いてなかった


うーん、動きはくそ遅いから当たりはしないけど、これだと体力だけ奪われるだけだな、こいつ血も無さそうだから十字架も使えないしな。あっ!あれ使ってみるか


ミリシア戦で知らない魔法をいくつか覚えた。

その時に使ってない魔法をシンヤは使おうとした。そして、シンヤは呪印を最大まで広げた。


うーん、でもなんだろうこれは危ない気がする魔法なんだよな


「アリア」


「はい?」


「もしもの時があったら頼む」


"半悪魔化"


そして、シンヤは右半分の呪印がどんどん太くなり右に黒いツノの様なものが生えて、そして背中には黒い右翼が生えた


「なんじゃ?!この感覚はこの魔力は!!」


「うそ、でしょ?絶滅したはずなのに..いや違う悪魔族に近いがあれはシンヤ君、悪魔族ではない」


ルティナとアリアはシンヤから感じる魔力に驚いていた。


リン「悪魔族って何?」


「魔族の上に立つ悪魔族、魔族との力の差は別格じゃだが4千何前に神族と悪魔族の戦争で絶滅したはずなのじゃ」


「やはり()()()()()()()()()()()()()()()()かしら?」


アリアは小声でブツブツと喋っていた


「アリア何か言ったのじゃ?」


「え?!何もいってませんよ」


そして、シンヤが狂った様に笑いだした


「ギャハハ!いいね!この力最高だよ!」


カノン「まただ、シンヤがおかしくなった」


「不知火」


再び炎魔でゴーレムを斬ったが今度は切り口が出来た。


「ちっ、これでもダメか。硬いなおい。いいや、俺の魔力を全て持っていけ!貫け『天上天下唯我独尊』」


シンヤから忌々しい程の真っ黒な10メートルの刃の長さがある大剣が現れた。


「ななな、何ですか!!!!」


「何...この魔法..化け物..」


クロカ程の魔法使いが驚いている、最恐の魔法と感じている。


「ゆけっ」


その大剣はゴーレムは魔石ごと貫いた、そしてゴーレムは魔石を破壊されてその場で倒れた。


「悪い、ちょっと寝る」


そして、シンヤは魔力枯渇したのかその場に倒れた

みんなが俺の名を呼ぶ声がしたが意識がどんどん消えて行く












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