表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
49/283

ヴァレスガ国

「お兄ちゃん〜暇だよ〜」


「ほら、サンドイッチ作ったからこれでも食べてな」


「わーい」


マナはモグモグとサンドイッチを食べ始めた。

これで、本の続きを読めるとシンヤは思っていたが。


「シン!暇なんだけど!」


「知らん!暇ならそこら辺で遊んでこい!ほら、ボールだ!」


シンヤはリンにボールを投げたがリンはその飛んで来たボールを叩き落とした。


「暇な時にボールで遊ぶって子供か!!」


「あとちょっとだから、我慢してくれ!」


「それ何回目?あとちょっとって言いながらあれこれ1ヶ月ぐらいよ?」


そう、俺らが出発してから1ヶ月半ぐらいだった。


アリア「リン、大丈夫ですよ今回のあとちょっとは本当の事です」


「本当?!」


「多分...明日の昼に..つく」


そうなのか?!適当な事言ってたけど、本当にあとちょっとだったのか。北のダンジョン、ヴァレスガ国一体どんな国なんだろう?


シンヤはワクワクしてる時に


「おい!そこの馬車止まりな」


シンヤ達の目の前に何十人の武装した野郎が現れた


「お頭!見てください!あそこにいる女ども全員絶頂の美女だ!!」


「ぐへへへ、今夜は楽しめそうだな」


はぁ〜なんで最後に最後に盗賊と遭遇するんだ?


アリア「国に近づいて来た証拠ですよ。盗賊は国や街の近くに潜む連中ですからね」


ルティナ「街に近づくもの、街から出るものを襲って金品や女性を奪う連中やからのう」


「あ、ティナ起きたのか、おはよう」


「おはようなのじゃ」


「さて俺が行くよ」


「私も行く!!」


リンが飛び出して来た。


「リン人殺すんだぞ?行けるか?」


「今慣れてこないと後に痛い目に会うかもしれないもん」


一応俺らのパーティで人を殺した事ないのはリンだけだった。他の幼馴染達は魔族戦で経験済みだ..人族はないが、カノンとルナとルティナは経験済みだそうだ。


そして、俺とリンは盗賊の集団に突っ込んで行った。リンは炎を纏い盗賊の連中に剣を大振りに薙ぎ払った。何人かは真っ二つだったが、幸い生き残った奴もいる、それでも炎の暑さで辛そうだ。


「やっぱり良い気分にならないね、炎空撃」


リンは弓をこちらに向けていた盗賊に斬撃を飛ばし、胴体を真っ二つにした。


シンヤの方は相手16人


「八岐大蛇」


シンヤから真っ黒なドラゴンの頭が何個か現れて盗賊の集団を襲いかかった、そして残り1人となり


「ま、待って。まさかここまでとは思わなかった。か、金をやる、だから生かしてく」


「不知火」


シンヤは炎魔を抜いて盗賊の頭の頭を切り落とした。


「こ、小僧なんじゃ?今の魔法は?召喚魔法か?服のドラゴンは召喚したのか?」


「ん〜召喚魔法なのか?自我は無ささそうなんだよな」


ルティナはシンヤの八岐大蛇を見て興味津々だった。


そして、俺達はやっとヴァレスカ国に着いた。門番に通行料を払い、馬を馬小屋に置き、街の中に入った。その時門番達リン達をすごく見ていたが。まぁいいや。そして、俺らはダンジョンの事を色々聞こうとギルドに向かった。ギルドに入るとまぁリン達に絡んでくる連中が現れたけど、俺が...以下略、うん、ほかの男ども俺をそんな敵視しないでくれ。はぁ〜、疲れる。

そして、俺達は受付嬢に向かった


「初めて見る人達ですね、さっきの戦いを見てたけどなかなか強いね。君今夜うちとどう?こちらになんのようでしょうか?依頼ですかね?」


おお、ネコの次はゴリラかゴツいおっさんのフリフリを着た受付嬢だった。嬢?まぁいいや、なんかそこを追求すると命が無さそうだ。


「いや、ダンジョンについて質問したいんだが」


「あー!ダンジョンですね!分かりました。この世界に5つのダンジョンがありまして、南のダンジョン、東のダンジョン、西のダンジョン、そしてこの国が保有する北のダンジョン、そしてこの4つの中立にある天空ダンジョンです。どれも過去に西のダンジョン以外はクリアされてる記録がありません。現在北のダンジョンは最高16階層です。残り何階層あるかは謎に包まれてます」


「西のダンジョンはクリアされてるのか、そこだと何階層までなんだ?」


「西は12階層まででした、おそらく他のダンジョンの階層は別々でして天空ダンジョンは現在46階層まで確認されてます」


「なるほどな」


そして、後ろにいたアリアが口を開いた


「ダンジョンに必要なものってありますか?」


「そうですね、帰還用の魔石や食料や光魔法を使えないならランプとかも必要ですね、最後に地図も必要です。地図ならこのギルドで買えますがどうします?」


「なら一つお願いだ」


俺は受付嬢にお金を渡したが、その時俺の腕をガッツリ掴んで受付嬢がペロッと自分の唇を舐めてた


ゾクゾク


シンヤの背中に寒さを感じた、シンヤは質問を続けた


「ダンジョンって戻るのいちいちめんどそうが、中で泊まること可能か?」


「はい、ダンジョンは広いので泊まる事も出来ます、他の冒険者さんもする人が多いですよ!その時はテントも必要です。泊まる際はモンスター達に気をつけて下さいね」


なるほど、ならテントも買おうか。最深部に誰がいるか気になっていて早くクリアしたいもんだ。


そして、シンヤ達はダンジョンに必要なものを買いダンジョンに向かった

ちなみに天撃と空撃の違いは、空撃は一本の斬撃を飛ばすに対して天撃は2本の斬撃バッテンのように飛ばす技です

もう一本あげます

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ