リン対マグ
「どうした?クソガキ!!さっきの勢いはどこ行った?」
「はぁ、うるさいわね!」
リンはマグの攻撃に避けながら、マグに斬りつけてる。だが、マグの回復の方が上回りリンは体力だけ奪われていく。
「そんな攻撃じゃ、俺を殺せないぞ?!!」
ドッガァァァン!!!
マグのパンチでリンは後ろに吹っ飛んでしまった。
私は弱い。私にはシンヤ達みたいに化け物みたいな才能がない。シンヤの剣の才能、クロカの魔法の才能、マナの防御力の才能、アリアの回復術の才能、ルティナの体術の才能、ルナみたいな観察能力、カノンみたいな判断力。私は全て出来る、でも全てが中途半端。
でも、シンはそんな私を必要としている
「リンは中途半端なんかじゃない。俺みたいに剣一で極めなくてもいいじゃないか、俺は魔力量はあるらしいが魔法を、覚えることは苦手なようだ。だがリンは違うだろう?リンは魔法を覚えてる事は誰よりも速い、ティナの体術をすぐに自分のものにした、リンお前は一つことだけ極めるって事を考えなくてもいい。お前には全てがある。その全てを混ぜ合わせるんだ」
混ぜ合わせる、そうか私は一つの事を極める事しか考えてなかった。あの人達を越えたいなら全てを合わせればいいんだ。
「リンには化け物並の才能がなくても。リンは多才だ」
シンの事好き。ものすごく好き。私は彼の隣で立っていたい。
シン
シン
シン
愛してる。だから、私は貴方を超える。私は貴方を守る。私は...貴方と共に戦う
リンの周りに炎が出てきた
「クロ、貴方の力を借りるわ」
「お?なんだ?クソガキ魔法も使えたのか」
リンは立ち上がりマグに飛び込んだ。リンは左足を斬り落とした。
「だから、お前の攻撃力じゃ。俺の回復の方が上回るんだよ。あれ?」
だが、マグの、左足は再生して来ない
「なんの為の炎だと思うの?」
「ガハハ、成程再生しないように燃やしてるのか。やるじゃーかクソガキ!!」
マグはリンに殴りかかった
「貴方ほどじゃないけど、マナ貴方の力を借りるわ、シールド」
リンはシールドを使いマグの攻撃を塞いだ
「アリア借りるよ、ヒーリング」
リンの体中の傷を癒した
「アリアだったら、全て傷が治るけど。やっぱり私は中途半端ね」
「回復や防御魔法も使えるのか厄介だな」
「ふっふーん、それは厄介だもん。私は貴方達魔族の敵勇者だよ!」
「勇者だと?なるほど。なら勇者覚醒する前に殺すか!」
「シン貴方の力も借りるよ!炎空撃!」
リンは炎の斬撃を飛ばした。
「効かねぇ〜んだよ!!しねぇ!!!鉄逹磨!!!」
マグは自分の腕を鉄を纏わせリンを殴った
「腕を硬くしようが、スピードは変わらないのね。私のユニークスキル『成長大幅補正』戦えば戦うほど、修行すればする程強くなる。もう貴方の攻撃は当たらない」
成長大幅補正のおかげで私の成長速度はみんなより速い、でもシンも同じものを持っているスキルじゃなくて単なる才能だけど。
「そして私のもう一つのユニークスキル『超限界突破』私の全てを一時期的に上げるスキル」
リンは限界突破を使った
超限界突破
五感、速さ、腕力、魔力、物理攻撃、魔法攻撃、防御力、魔法耐性、物理耐性全て超大幅に10分間強化される。再び使うには24時間必要だ
「死んで。火炎天撃十連!!」
マグに大きさ炎の斬撃の蓮撃が襲った。
「まだまだだぁぁぁぁぉ!!!」
「まだだよ!勝利の女神よ我に力をお貸し我がもとへ光となりて集え闇を砕く程の聖の力を勝利の証!!!その剣の名は!勇者の剣!!!!!!いけぇぇぇ!」
リンは光の剣を振りかざした
だが、リンの攻撃を受けてもマグはまだ立っていた
「やるじゃねぇか、クソガキ..いや、リンか。覚醒前でこれ程の力か。ハハハ、もっと強くなれ、魔王を倒したいなら。最後の攻撃は見事だったぞ」
マグは力尽き倒れた。
「勝った、勝ったぁぁ!!やった!!シン勝ったよ!勝った!」
そして、リンは座り込み
「はぁ〜ちょっと疲れた。寝てからそっちに行くよ..シン」
リンはその場で寝た
天撃と空撃は作中で一度も使ってませんが、シンヤの技です。リン、ネタバレしましたねw




