アリア対リーリャン
3本目
「どうです?私の剣捌きは?」
リーリャンは素早い剣筋の連撃がアリアに襲いかかる、アリアは避けるが、全ては避ける事が出来ず何箇所か斬られた跡がある
「強いですね、流石7階級ですね。ヒーリング」
「それは、本当めんどいですね。どうせ私に勝てないですから諦めて下さいよ?」
「あらあら、もう勝った気でいまして?」
アリアは身体中の傷を回復魔法で癒した
「ハハ、それはたかが回復術師に私が負けるとでも?」
「私はただの回復術師ではありませんよ?私は聖女です」
リーリャン顔つきが変わった
「聖女か、ならここで殺すべきですね。魔王様の敵になる前に、身体強化」
リーリャンは身体強化を使い、先程のスピードと比べ物にならないぐらい速くなった
「これで終わりです!」
リーリャンはアリアの首を狙った
「あれ?消えました?スキルですかね?どこに行ったんですか?」
リーリャンの目の前でいきなりアリアの姿が、消えた
「ふふ、後ろに居ますよ?」
「な?!そ、その姿は...」
リーリャンはアリアの姿を見て驚いてた
「何故お前がここに居る?お前らは滅多に下界に降りて来ないはず、何故お前が..」
「ふふ、それは愛する夫が居ますからね。その人の側に居たいからですよ」
「ふざけんな!てめーらの種族は滅びろ!!このて「ホーリーレイン」
アリアはリーリャンに向けて光の雨を降らした。
リーリャンは石のような物を出し
「逃げるんですか?それは転移石ですね。ホーリーチェイン」
逃げられないように、光の鎖でリーリャンを捕まえた
「あらあら、図太いですね。まだ死なないんですか?」
「五月蝿い!くそ!私はまだ!ここで死ぬ訳には行かない」
「なら、貴方の運命に掛けて下さい。『運命の審判』」
リーリャンの上に人間の骨の様な物で出来たギロチンが現れた
「さて、貴方の罪はどのくらい重いですかね?」
ギロチンの上には頭蓋骨 ある
「さて、笑ったらギルティ、泣いたらノットギルティですよ」
ギャハハハハハハ
頭蓋骨 は笑った、笑い声は洞窟中に広がる程大きな笑い声が
「ギルティです。貴方は罪を犯してました、この私のようにね。
でも、こんな罪を犯した私に生きろと言ってくれたシンヤ君には一生ついて行くと誓いました。私は彼の事を愛してます。あの人に危害を向けるなら魔王だろうが天使族そして、神族でも私は殺します」
ギロチンの刃はリーリャンの首を斬った
アリアは元の姿に戻り
「さてと、戻りますか」
「アリアお姉ちゃん!!」
マナはアリアに抱きついて来た
「あら、マナとルティナですか。2人とも無事だったんですね」
「我を誰だと思ってるのじゃ!まぁ、一度も戦ってないのじゃが..」
ルティナはしょんぼりした
「ふふ、ゴブリンがいたらお願いしますわ。マナ、帰ったら夕食にしましょう」
「やった!!」
マナは大喜びで飛び跳ねた
ルティナは魔族の死体を見た
ルティナ(あやつは?リーリャンか?!アリアがやったのか?アリアは一度も戦った所を見た事ないじゃが。無傷でリーリャンを倒す程の実力だったのか...)