マナ対リャクレー
マナ視点〜〜〜〜
「どうした?守ってるだけだと。倒せないぞ?」
「ん〜、流石にこれはヤバいな〜」
私は、守る事しか出来ないから。私の攻撃じゃ通用しない。私は昔、あのパーティに着いていけるのかなってお兄ちゃんに聞いたら
「マナは敵を倒さなくてもいいぞ?マナは仲間を守るそこがマナの魅力だからな。敵を倒すのは俺らだけでいい、マナは俺らを、守ってくれ」
お兄ちゃんはその時私の頭を優しく撫でてくれた。でも、私は守るだけも嫌だ。私はみんなと肩を並べて戦いたい。
リャクレー「おい!つまんねーな。お前もしかしてお荷物って奴か?パーティの連中に守られてばっかの雑魚が!」
そうだね、守ってると思ってたけど、本当は私はいつもお兄ちゃん達に守られてるばっかり、私は何も出来ない。でも、一回だけ一回だけ。あの時
「ねぇ、私はね3年前に一回だけお兄ちゃんに、勝った事あるの!その時すごく褒めてくれたの、嬉しかった。私も戦える事出来ると思ったの。」
「は?お兄ちゃん?誰だそれ?何言ってんだ?」
「だから、私は貴方を倒す。<鏡の世界>」
マナが魔法を発動した。
「この世界は私だけの世界、私が唯一強くなれる世界。だから、来て私を殺してみてよ?」
「イかれた、女だな。お望み通り殺してやるよ」
リャクレーの触手はマナの左足を狙った。
「あはは、そんな楽には死なせない。絶望にしな..あれ?」
リャクレーは倒れた。
「アアアァァ!!!痛い痛い、何で?なんで俺が左足を斬られてる?てめぇ!!!何をしたぁぁぁ!!!」
「この世界の私に対しての攻撃は全て跳ね返す。そして、早く私を殺さないと時間制限で貴方は死ぬよ?本物を探してご覧。あ、ちなみにこの触手の毒も跳ね返すから。まぁ、私は毒効かないけど」
私のユニークスキル、『完全状態異常無効化』で、毒や呪い、疲労とかも全て無効化にする。え?お酒?それは雰囲気酔いって奴で...三大欲求は無効化出来ないけど。完全じゃないじゃん!まぁ、食欲と睡眠欲まで無効化すると辛いからいいか。性欲は...お兄ちゃんとちょっとやって..ゴニョゴニョ
ユニークスキル
スキルと違って職業適正の時にしか貰えないもの、あとから覚える事は出来ない
マナとそっくりな人物が9人出てきた
「ふざけんな!!ゴミが!!」
リャクレーは攻撃をしようとしたが攻撃をやめた
「これは、偽物だな?おい、そこで隠れてる奴てめえ本物だな?魔力を感じるぞ?」
「チッ」
マナ、逃げ出そうとしたがリャクレーはそれを許さず触手をマナの心臓に突き刺した
「はははは!ざまぁねぇーな!ゴホッ、何で?何で何で何で何で何で??俺の心臓が!!!ぁぁぁぁぁ!!」
「騙されたね」
マナは倒れ込んだリャクレーの前に立った
「ああああ!もう全員死ねぇ!!!!!」
リャクレーは10人のマナを全て切り刻んだ
「どうせ死ぬ、なら本物はこの中に居るなら全員切り刻めばいいんだよ!あはは!」
だか、目の前のマナは無傷だった。
「ちなみに、本物は私だよ。さっきも言ったけど、この世界の私を攻撃すれば全て跳ね返す、分身も同様にね。今から私達10人分の攻撃を全て跳ね返すまだ、生きてるといいね。」
「あああああああ!!!!!!」
リャクレーは、無残な姿になった。
良かった、この世界の弱点に気付かなくて。この世界は私の魔力で出来ている、私の魔力が尽きれば無くなる。私は攻撃手段がない。だから、相手が私の魔力が尽きるまで攻撃しなかったら。私の負け。時間制限まで私を殺さないと貴方は死ぬ。あれは、私を殺させるための嘘。
まぁ、お兄ちゃんは次の模擬戦で気付いちゃったけど
「よし、お兄ちゃんの所に行こう。」
「あれ?マナもう倒したのじゃ?うわ、マナ容赦ないのじゃ」
ルティナはリャクレーの無惨な死体を見てちょっと引いてる
「ルティナお姉ちゃん!やったのは私じゃないよ!」
「じゃー、誰がやったのじゃ?」
「自分自身で傷つけたの!」
「?」
後もう一本あげます