エルフ族の誓い
ん?なんか騒がしいな
アリア「えっと...浮気ですよね?これ」
クロカ「完全に...浮気」
マナ「あはは、お兄ちゃん。私達だけじゃ足りないのかな」
ルティナ「一旦気を全力で叩き起こすのじゃ?」
リン「外に吊るしてく?」
なんか、ティナとリン物騒な話をしている。
「はわぁー、おはよう。何みんなどうしたの?」
アリア「今貴方はどう処分するか考えてまして」
「なんで?!!」
マナ「お兄ちゃん、誰を抱きしめて寝てるの?」
カノン「こんな、幸せそうに寝てるルナ始めて見た」
え、何何怖い怖いどうしたの?ル、
「おい、ルナ起きろ!なんか、みんな怖い」
ルナ「はぁーい?おはようございます。シンヤさん、昨晩は色々とありがとうございました。」
「ルナさん?その言い方はちょっと」
ピキッ
アリア「ふーん、そうなんですね。まさか色々と楽しんでたんですね」
マナ「まさか、ルナお姉ちゃんに先を越されるとは」
「おいおい!待て待てなんか勘違いしてないか?昨日普通に話しただけだからな?」
「はい、昨日シンヤさんとお話ししただけです。そして、皆さんに報告があります!」
ん?報告?なんか嫌な予感がするんだけど。
「リンさん達同様、私もシンヤさんと。け、けっ、結婚しました!」
は?ルナさん?
「「「「「え?」」」」」
みんなの視線が痛い
ルナ「えへへ、言ってみましたが。恥ずかしいですね」
「ル、ルナさん?結婚なんの話ですか?」
シンヤは完全に混乱状態。
「え!昨日シンヤさんが、私の耳を...」
「耳?触ってみたかったなーって。ん?」
「え?」
アリア「あー!なるほどですね。話が見えて来ました!」
マナ「アリアお姉ちゃん?何か分かったの?」
クロカ「多分...これはシンちゃんが悪い」
ルティナ「はぁー小僧...」
リン・カノン「?」
「シンヤ君貴方もしかして、ルナの耳触りましたか」
「はい...」
何何?耳になんかあるの?
「エルフにとって耳を触らせる行為は、同性なら永遠な親友を誓う、異性なら永遠な夫婦を誓うんですよ?貴方普通にプロポーズしてただけです」
「え?」
シンヤは青ざめた
「シンヤさん、そ、そうですよね!エルフ族じゃないので、この誓いを知らないのは当然ですよね。ただただ、私の早とちりですよね。ううう」
ルナが泣き出した。
あーあ、これはやっちゃった。俺のバカ。何をしてんだ。仲間を泣かせるなんて本当最低だな。
「ルナ!」
「ひゃ、ひゃい?」
「ごめん、エルフの誓い知らなかったんだ。だから、昨日の事なしにしてくれないか?」
「うう、そうですよね。分かり」
「ルナ!だからもう一度言う!好きだ!俺と結婚してくれないか?」
「ほぇ?!シンヤさん?!」
「俺はお前が好きなんだ!自然を好きなお前が好きなんだ!だから結婚してくれ。正直まだお互いの事をまだ知らないが、これから教え合ってもっと好きになる!だから、好きだ」
「こ、こんな私でいいんですか?本当に結婚してくれるんですか?」
「ああ、お前じゃなきゃダメだ」
「はい!もう一度言います。これからも末永よろしくお願いします!」
アリア「ゴホン!終わったかしら?」
アリアさん、ごめんなさい。怖いです。
「ごめん、アリア、リン、クロカ、マナ、ティナ。また嫁増やしてしまったが。俺は絶対にお前らを捨てたりはしない。俺はお前らの事を大好きだ」
アリア「はぁ〜しょうがないですわ、知らなかったとは言え
。昨日のルナを、見ていたら。まぁ〜何となく分かりましたし」
みんなは、アリアの話を納得したように頷いている
アリア「まぁ〜許したとは言ってませんがね」
「え?」
「今日一日罰として私達の言う事を聞く事!」
「...はい。」




