使命から逃げた少女
2個目
ルナ「結婚してたんですね!結婚おめでとうございます!」
「え?あー、結婚はまだしてないよ」
「あれ?でも先程嫁って...」
「結婚はしてないけど、将来結婚すると約束したんだ。俺平民だから、一夫多妻認められてないからさ。俺がAランクになるまで待たせるんだ」
「そうだったんですね。シンヤさんならAランクにすぐなれますよ」
「おう!ありがとうな」
シンヤの笑顔を見て、何故かルナは赤くなった。
アリア「はぁ〜」
「どうした?アリア?」
「自分で考えて下さい」
「?」
「ねぇねぇ、ルナお姉ちゃん達どこで寝泊まりしてるの?」
マナは、アリアの後ろからピョコッと顔を出した
「私達はここの近くで寝泊まりしてまして。」
「ならさ!お姉ちゃん達も同じ宿に泊まらない?もっと、お話ししたいな!」
「そうですね、パーティ仲間ですからね。是非お願いします。」
「あそこ?7部屋あったっけ?」
「8人じゃないの?」
「リンよ、お前らならともかく。ルナやカノンがいるんだぞ?同じ部屋に男がいるのはダメだろ?」
「し、シンヤさんなら、わ、私は大丈夫です。」
おいおい、昨日会ったばかりの男だぞ?そんなすぐに気を許すなよ、エルフってあんまりそうゆうの気にしないとのか?
「いや、ルナがよくても。カノンはどうするの?」
「私は大丈夫、気にしないから」
「そうですか」
7人の美女と同じ部屋かよ、理性持つかな、はぁ〜頑張ろう
そして、シンヤ達は宿に戻った
「マオさん、5人部屋の次に大きい部屋ってあるか?」
「ん?私の宿に1番大きい部屋だったら5階の10人部屋があるぞ、ん?おいおい、お前は何人女を連れてくるんだ?しかも、また美女」
マオさんは、ニヤニヤしながらシンヤを見ている
「いや、色々あるんだよ!その10人部屋に変えたい」
「あいよ!」
そして、俺らは10人部屋に変え。部屋の中に行った。
マナ「うわ〜広い!」
マナはベットに飛び込んだ。そして、シンヤ達は夕食をとり、部屋に戻り女子達は女子会とやら初めて、シンヤは本を読んでいた。いきなり、静かになったと思ったら。リン達はぐっすり寝ていた。シンヤはそろそろ寝ようとしたが、ルナがこちらにやって来た。
「し、シンヤさん。まだ起きてますか?」
「ん?ルナかもう寝たんじゃないのか?」
「いや、寝付けなくて」
「そうか、なら眠くなるまで話すか?」
「そうですね!」
ルナはシンヤの隣に座った。
「ルナは何で冒険者になったんだ?」
「私は前に冒険者活動してみたいなって思っていたんですが、村の人達に止められ。冒険者カードを作る事しか許して貰えなかったんですよ。私こう見えて、エルフの巫女なんです」
「...え?!そうなの?!」
ティナ魔王の娘って聞いて驚いたけど、次はエルフの巫女かよ!
「私の名前はルナ=エドヴェーズです。私は子供の時から巫女として、育てられたんですが。私は本で読んだ冒険をしてみたいと思ったです。でも、巫女は森を死ぬまで守る使命がありまして。私は逃げて来たんです。その時にカノンさんと出会いました。」
「そうか」
「森を吹っ飛ばしたシンヤさん達に怒っていましたが、その森を守る役目から逃げた私は、本当はあの時シンヤさん達には怒る資格なんてありません。本当申し訳ないです。こんな私に失望しますよね」
「なんで?確かにルナは使命から逃げた、それでいいじゃん。やりたく無い事をやって森を守るより。やりたい事、冒険者をやりながら森を守った方がそっちの方がいいじゃん!あの時森の為に怒ったルナの顔、本当に森を愛してるんだなって思ったぞ?あんなに、真剣に自然を語ってたルナの顔ものすごく綺麗だったぞ?」
「ううう///シンヤさん、そういう所です」
「ん?何が?」
ルナの耳赤くなり、ぴょこぴょこと跳ねてる
「前読んだ本でエルフの耳って結構長い絵で描かれてたけど、ルナの耳と比べるとあんまりルナの長くないんだね。これが本来の長さなのか?」
「あー私はハーフエルフなので。普通のエルフよりは短い方なんです。もしかして、長い方が好きなんですか?」
ルナは上目遣いで、聞いて来た
「いや、長いが短いがどっちでもいい。強いて言うならエルフならルナが1番好きだな。まぁ他のエルフは本でしか見た事ないけどね」
「そ、そうなんですか」
ピクピク
「なぁ。ルナ耳触ってもいいか?」
「え"!!シンヤさんそれって」
「ダメ?」
「シンヤさんなら、大丈夫です」
「お!ありがとう!」
ソンヤはルナの耳を触った
「ひぁ!」
「おー悪い悪い」
「だ、大丈夫です。ちょっとくすぐったいだけです。も、もっと触ってもいいですよ?」
シンヤはルナの耳を触ったり軽く撫でたりした。
「ん..ひぁ..んん.」
エロい、やばいこれ。これはダメな奴だ!
シンヤはルナの耳を触るのをやめた
「シンヤしゃん?もう辞めちゃうですか?」
「ほら!そろそろ寝るんだ。明日早いからな」
「むー、シンヤさん。このまま私ここで寝ていいですか?」
「は?!な、何を言ってんの?ルナ!エルフ族は知らないが!あんまりそんなすぐに男に気を許したりするなよ?勘違いしてしまうから」
「大丈夫ですよ、こんな事するのシンヤさんだけです」
だから、そんな事言われたら、勘違いしちゃうだろう
「分かったよ、ほら」
「失礼します」
ルナはシンヤに密着した
「ふふふ、シンヤさんお休みなさい。これからも、末永く宜しくお願いします。」
「おう!ルナ、おやすみ」
お互い同じ毛布の中に寝り。
ルナは、シンヤの肩にぐっすり寝た。
ん?末永く?
シンヤは付き合う前のリン達も、こんな感じで。リン達のせいで、シンヤに取って仲がいい女の子と一緒に寝る事は普通な事って勘違いしてますwけして、浮気ではありませんwそして、シンヤはある勘違いを。次も楽しみに待って下さい




