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力を求め続ける少女

「「はい、森を飛ばしてすみませんでした。」」


「反省してます?」


「「はい」」


エルフの少女に説教されてる、シンヤとルティナ。


アリア「本当にすみません。」


アリアは頭を下げた。


「いや、頭を下げないで下さい。いや、あの。」


何故か、エルフの少女も頭を下げた。


アリア「ふふ、私の名前はアリアです」


「え!あ!すみません!名前をまだ言ってなくて、ルナはルナです!よろしくです!」


ペコリ


ルナは、上品な薄桃色の目とポニテの金髪そして可愛らしい青いリボン。

エルフは、美男美女しかいないって書いてあったが、その通りだった。リン達と張り合えるほどの美女だ。


ルナ「そして、こちらの人は..」


ルナは隣の少女を見た。


「.........」


「...えっと、こちらは、カノンさんです!」


カノンはちょっとペコリと頭を下げた。


カノンは、黒ずんだ紫の目と、ラベンダーに近い紫色の長い髪のハーフアップ。こちらもルナと同様どえらい美人だ。


「私リン!」


「私はマナ!よろしくお姉ちゃん達!」


「...クロカ」


アリア「あちらで、正座してる二人は、白髪の方がシンヤで黒髪の方がルティナです。」


ルナ「ああ!すみません。森を爆発されて、ついカッとしまいました。二人とも楽な姿勢にして下さい!」


「ルナも普段みたいに楽な喋り方してもいいんだぞ?年的にそんな変わらなそうだし」


「すみません、私この喋り方が素なのです。年は多分ですがみんなより何倍も上です。67歳です、人族の年齢で言うと16〜17歳辺りですかね」


「あー、エルフって成長遅いだったな」


「まぁ、我よりは歳下じゃな。良く子供と間違われるが、我は108歳じゃ。」


「え!そうだったですか、皆さんは冒険者なんですか?」


6人はコクリと頷いた。


ルナ「森を吹っ飛ばすぐらいですから、Aランク以上とかですか?」


「いや、違う。1番下のFだよ」


「え!」


ルナは驚いてた


「一昨日、登録しまばっかりでなんや感やあって、今日が初依頼なんだ。依頼が思ったより早く終わってしまったから。ここで、こいつと模擬戦をしてたんだ。森吹っ飛ばしてごめんな」


エルフは森の番人って言われるほど、木や植物を大切にしている。


「そうだったんですね。こちらこそ、初対面なのに正座をさせてしまって」


カノンは、シンヤとルティナの所に近づいた。


「ねぇ、どうやって2人は強くなったの?」


「ん?修行かな」


「我も修行じゃ」


「特別な修行とかあるの?」


「普通かな?剣振ったり、こいつらと模擬戦したりしてるぐらい」


「そう...ねぇ、私も貴方達に着いてきちゃだめ?一時期的でも良いから。」


「別にいいが、皆んなも大丈夫か?」


リン「いいよ!」


マナ「人が多い程楽しくなるから、大歓迎よ」


クロカ「..シンちゃんに任せる」


アリア「悪い人には見えませんからね。私も大丈夫ですよ」


ルティナ「我も構わないのじゃ、何故今会ったばっかりの我らに着いてきた言って思ったのじゃ?」


カノン「強くなれると思ったから、みんなの闘気がそこら辺の奴らより別格に見えた。貴方達の所に着いて行くと思った」


「なんで、そこまで強くなりたいの?」


「もう、大切なものを失なわない為」


「そっか」


みんなは、カノンの過去に何か辛い事があった事を察してこれ以上質問するのをやめた。


カノン「ルナはどうする?」


「カノンさんとは一週間しかの付き合いですが、カノンを見ているもほっとけないと思ったのです。あと、1人になるの嫌だですし、私もパーティに入って良いですか?」


「いいよ!ルナめっちゃ可愛いから1人にさせるの心配だし、変な連中どもらに行くよりマシだしね。」


「か、可愛いですか...」


ん?何?なんで顔赤いの?

なんか、嫁たち視線痛いんだけど?

アリアなんでそんな呆れた顔してるの?


そして、俺らのジョーククロウに新たに2人加入した。





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