幼馴染2
こんにちは!
「そういえばマナ、騎士系の上位職ってなんだ?」
「ん〜、有名な物だったら聖騎士とか暗黒騎士、姫騎士とかだね、最上位職だったら〜ここ何十年現れてないけど守護神とかだね」
守護神?騎士関係なくね?っと心の中で
ツッコんでいた
「暗黒騎士とか懐かしいな〜あいつ元気にしてるかなー?」
「父さん知り合いに上位職の騎士いるのか?」
「まぁーな、昔冒険者の時同じパーティだったんだよ。タンカーとしてものすごくタフな野郎で、竜が突進してもびくともしなかったんだぜ」
竜とはモンスターの一種で下級 中級 上級など、まだその上にも階級があるが、上な程強さは別格だ。
ちなみに竜人族の種族もいるが竜と竜人は別物である、竜人はモンスターではなくちゃんと人権のある種族だ、詳しくは今度説明しよう
マナ「ほえー、すごいな私もそんぐらいになりたいな」
「ふっ無理だろ。お前だったらチッコイから風力だけで飛びそうだな」
「ムー」
ほっぺがリスみたいに膨らんでいる
やっぱり可愛い
「てか一昨日から静かだなって思ってたけど、他のバカ3人は?てか見かけてないんだけど」
他3人とは、マナと同じで生まれてからほとんど一緒にいる幼馴染である
詳しくはあった時に説明しよう
「お姉ちゃん達一昨日から町に向かったわよ」
え?そうなの聞いてないんだけど
「またなぜに?」
「それは、職業適正しに行くからだよ〜」
「は?」
え?そうなの
「おい!てか母さん職業適正っていつだよ??!」
「そりゃ明日の昼だよ」
は?なにそれマジで聞いてないんだけど
「そりゃー聞かれてないからだよ」
「母さんまだ口に出してないんだけど」
「ふふ、何年一緒にいると思ってるの?なにを思ってるかぐらいすぐに分かるわよ」
「てかどうするんだよ!!ここから馬車で2日やぞ?!!」
「そりゃ〜走って行くに決まってるわよ」
「じゃーマナはどうする?てかなんでお前もあいつらと一緒に向かわなかった??」
「え?それはお兄ちゃんと一緒に行きたかっただもん」
そう言って、ふにゃりと微笑む彼女の姿は、どこか小動物みたいな可愛らしさだった。
「てか、お前と走ってたら間に合わないやろ!!間に合わなかったら俺らだけ来年になるぞ!!」
職業適正は年に一度である
「あらあら、シンヤあなたもしかしてこんなか弱い幼馴染を走らせる気?」
「あー分かった、てか今日は修行どころじゃねーだろお前も早く家に帰って支度して来い今から向かうぞ!母さんも早く飯食べ終わって支度して!!」
「はは、こりゃーどっちが親か分からなくなるね」
父さんふざけんな笑い事じゃねーんだよ
そしてマナと母さんと俺の3人は、急いで支度し町に向かった
次回に1人ヒロイン出ると思います