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再会

本当すみません。次あたりそろそろ冒険者させたいと思います。

「ティナ?え、でも。違うか?」


アリア「え?違うんですか?」


「5年前と姿が全然変わってないから、あー!妹さんか!!」


だって、5年前とほとんど姿が同じだもん。見た目が10歳〜12歳だし。


クロカがシンヤの袖を、クイックイッと引っ張った。


「シンちゃん...シンちゃん。彼女は、魔族だから...成長遅い...。だから、多分私達より...年上」


「「「え!?」」」


「あ〜なるほど」


シンヤとリンとマナは、驚いていて。アリアは納得した様に手をポンって叩いた


「む?もしかして、我は年下に見られておったのじゃな?我は108歳じゃ」


え?めっちゃ年上じゃん。


「まさか、リン達の夫が小僧だったとはな。....はぁ~」


なんでため息吐いたの?え?そんなに、年下に見られたのショックだったの?魔族は成長遅いの知らなかったもん。とりあいず、謝ろ。


「ご、ごめん」


「何故謝るのじゃ?」


「いや、年下に見られた事が嫌だったそうだから」


「はぁ〜」


アリアよ、何故お前までため息を吐く?あ!女性に歳の事言われるのってダメなんだっけ?とりあいず謝ろう


「ごめん」


「だから、何故謝るのじゃ?」


「女性に歳の事を言うのっ「シンヤ君黙って、話が進まなくなる」はい。」


アリア「ルティナは、何かこの街に目的があって来たんですか?」


「我はご飯の買い出しに来ただけなのじゃ、この街に珍しい魚があると聞いて買いに来たのじゃ」


「珍しい魚?」


「ふむ、虹色の魚と聞いたのじゃ」


「虹色?不味そうな色だな」


「お兄ちゃん!!ご飯は色で判別しないで!食べてみないと分からないでしょう!」


「すいません」


あれ?なんか俺?立場弱くなってない?気のせい?


アリア「虹色の魚?レインボーシャークかしら、でも確かあれは食べられるって聞いた事ないですね。」


「確かこの街だと独特な調理法で作られておるのじゃ、ものすごく美味しいと聞いたのじゃ」


マナはルティナの話を聞いて口からヨダレを垂らしてる


「お兄ちゃん!お兄ちゃん!私達も食べに行こう!!」


リン「そうね、ものすごく美味しいって言われると私もちょっと気になるわね」


「え?冒険者活動は?」


「「それは明日でいい!」」


「えー」


アリア「ルティナもご一緒にどうですか?」


「いや、我は...」


俺はそっとティナの頭を撫でた


「大丈夫だ、ティナの事情で巻き込まれても俺らは強い、心配しなくていい」


「小僧...」


リン達はなんの話?みたいな顔で首を傾げてるが、ルティナは俺らの宿に泊まる事になった。


「マオさん!悪いけど1人増えてもいいか?」


「あら、良いわよ、5人部屋に入れるなら1人ぐらいは良いわよ。あらあら、今朝プロポーズしてたのにすぐに新しい子作ったの?」


「違いますから、マオさん、レインボーシャークってどこで食べれるか知りません?」


「ここで食べられるわよ?」


「「「「え!」」」」


俺ら6人はすぐに見つからないと思ったが案外近くにあるのかよと驚いた。


そして、シンヤ達6人はレインボーシャークを6人前を頼んだ


うん、クソ美味い


そして、お腹いっぱいに食べ終え。部屋に戻った。

リン、マナ、クロカ、アリア、ルティナは楽しく女子会やらをしながら、ルティナ以外は寝た。ルティナは本を読んでいるシンヤに近づき


「小僧、まさかここで、再会するとは驚いたのじゃ」


「はは、そうだな、ティナの話あんまり聞かないから、正直もう会えないと思ってたよ。なぁ、ティナなにか目的がないなら一緒に旅しないか?」


「...我の事情をちょっとは勘づいてるじゃろ?正直、小僧達を我の事情に巻き込みたくないのじゃ」


「追われてる...いや魔族達にか?父さんから聞いたよ。この目は先代魔王が使ってた目だとか、それに<気>はその魔王が使ってた奴と似ているってのもよ。その魔王関係で追われてるんだろ?それに、誰も巻き込まれてないから1人で居るんだろ?大丈夫だ、俺らは強い魔族だろうが魔王だろうが倒しちゃうぞ?それでも、俺らと一緒に行くのイヤか?」


「いや、本当は小僧と一緒がいいのじゃ...でも」


「はぁ〜」


シンヤはルティナの頭を軽く撫でながら


「ティナ正直俺は、お前を1人にさせるのが心配だ。巻き込まないように1人になる?じゃー逆に、ピンチになった時誰がお前を助ける?誰がお前を守る?確かに1人だったら、誰にも迷惑をかけないかも知れない。でも、逆に誰もお前を、ティナを守ってくれる仲間が居なくなる。もう、俺らは一緒の机で飯を食った仲だ。これは、もう仲間って言うだろう?仲間に迷惑かけるって当たり前の事だ。それを、支え合ったりするのが仲間だ。俺らに迷惑をかけても良い、それでも仲間の俺達に迷惑かけるのはイヤか?」


「...小僧。本当に迷惑掛けても良いのか?魔王の娘でもか?」


シンヤは笑顔で


「当たり前だ!俺もお前に迷惑を掛けるかも...ん?魔王の娘?ティナが?」


ルティナはコクリと頷いた。


「ならティナを守れる程もっと強くならなくちゃな!」


「小僧、魔王の娘って聞いて、なんも思わないのか?我の父は人を沢山殺したんじゃ。」


「それは、お前の父親の話だろ?ティナには関係ない話しじゃん?それで、お前を批判する奴が出てきてら俺がそいつをぶん殴る。ふん、ほらもう寝ろ子供は寝る時間だ」


「む!我は小僧より年上じゃ!」


「見た目が子供なんですー、早く寝てすくすく成長しろ!」


「むむむむ」


俺ら2人は、目を見つめ。そして笑った。


「「ははは」」


「分かったのじゃ!我は小僧と一緒に行くのじゃ!」


「ああ、一生俺について来い!」


「こ、小僧?」


ルティナはものすごく赤くなった。


「ティナ?ん?どうした赤くな..いや、待て!今は言葉の綾で、別にプロポーズって意味じゃないからな!」


「別にプロポーズでも良かったのじゃ」


ティナは、シンヤに聞こえない様に言った。

だが、シンヤは


「ほぇ?ティ、ティナ?それって...」


シンヤはルティナが、ボソッと言った言葉を聞き取っていた。


「な、な、何故聞こえるのじゃ!!我は良く読む本では、聞こえないのが普通なのじゃ!」


「いや、俺って人より耳が良い方だから、えっ、いや」


「あー!小僧もう!自分の部屋に戻るんじゃ!」


「え?俺ここが部屋です。ん?あ!ごめん!リン達といつも一緒に寝てるから、ティナの事考えてなかった!ごめん!今夜は外で寝るから!」


「ま、待つのじゃ!それは悪かったのじゃ!わ、我はもう寝るのじゃ!お休みなのじゃ」


そしてティナは、ベッドに向かうとしたが一度こちらに振り向いて。


「小僧、我の想いは本気だ。我も娶る事を考えてくれなのじゃ!」


笑顔で言って、すぐにルティナはベッドに潜り込んだ。


「え?いや。まさかティナが俺の事...うう//はぁ〜、なぁ?アリア起きてるだろ?今の話聞いてどうだ?」


アリアは、そっとシンヤに近づいた


「まさか、すぐに告白するとは思いませんでした。女子会の時ルティナも妻にして良いってみんなで話してましたが、案外彼女はグイグイ行くタイプですね。」


アリアが言ってる事に驚いて、シンヤはアリアに振り向いた


「え?みんなティナの気持ち知ってたの?てかそっちじゃない!魔王の方だ」


「そうですね、魔王の関係者とは予想してましたが...まさか、娘とは思いませんでした。」


「もし、リン達が危なくなったら、()()()姿()に戻ってもいい。お前が俺らの中で1番強いだろ?」


「ふふ、確かに今は1番ですが、貴方やあの子達の才能は本物です直ぐに追い抜けられますわ。ルティナも見る限り魔力はほとんどありませんが、<気>って言いましたっけ?その才能はものすごくあると思います。まだまだ強くなる見込があります。」


「確かに、呪いのせいでアリアはもう強くならないが、いや、もう十分に強いが。回復魔法や付与魔法に関しては、まだまだ成長するだろ?リン達...お前を含めて守れる力が有れば充分だ」


「そういえば、貴方は先程仲間に頼れって言ってましたが、私の正体は隠すんですね。」


「ああ、これはリン達にも母さん達にも教えられない。俺とアリアの問題だ。俺は、お前を必ず守るからな。」


「ふーん、そうですか。やっぱり、貴方を愛して良かったです。」


「え?」


不意打ち弱いって///



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