リン達、ナンパされている少女を助けよ!
2本目
これは、リン達とシンヤと別れた時に遡る。
リンはベッドの上で手足をバタバタしている。
リン「暇ーー、シンヤとの約束の時間まで暇ー」
アリア「なら、時間までに外に出かけます?」
クロカ「賛成」
マナ「私も、行く行く!」
4人は宿を後にして街の中を散歩している。
マナ「おじぃちゃん!串焼き10本ちょうだい!」
「あいよ!」
リン「あんた、よく食べるね」
マナ「モグモグ、だっれぇ、おいしぃモグんもん」
リン「何言ってるのか分からないは、食べるか喋るかどっちかにしなさい」
マナ「もぐもぐ」
リン「食べる方を優勢するのね。」
アリア「ふふ、マナらしいですわ」
クロカ「ねぇ...あれ見て」
クロカが指で刺した方向に、1人の少女とそれを囲んでいる、5人の男がいた。
「嬢ちゃん!今夜どうよ?暇してるかい?」
「ここ1人で危ないから俺らが送ってやるよ?その代わりお礼をしてもらうけどね」
「くどい!我は一人で良いって言ったのじゃ!」
「おい!こっちが優しくしてやるって言ってるのに。ああ!もういい、無理やりでも連れて来させるぞ!」
「「「「おう!」」」」
「なんじゃ?我とやるのか?」
そして、リン達はそれを見て止めに来た。
リン「ちょっと!1人の女の子に5人って結構大人気ないね!」
「お、おい!なんだこの四人組はこっちの嬢ちゃん並みに可愛いぞ?」
「ふへへへ、俺らは運がいいぜ。」
クロカ「キモい...私たち夫がいるから」
「ちっ、男がいるのか。まぁいい構わねぇ、こいつらも連れて行くぞ」
アリア「はぁ〜面倒臭いですわね」
そして、リン達は1人1人ずつ、相手をして瞬殺で終わった。
リン「あとは、貴方だ...あれ?もう倒れてる。もしかして助け必要じゃなかった?」
黒髪少女は、男の顔を踏み潰している。*殺してないよ
リン(年下だと思ってたけど、相当強いわね。倒した所見れなかった」
「む?お主ら相当強いな。いや、我は助かったのじゃ」
アリア「ふふ、これも何かの縁、この後暇でしょうか?一緒にお茶でもしません?」
「いいじゃろ!我もこの街が初めてだったのでのう。」
マナ「私達も昨日来たばっかりだけどね」
「む?そうだったのか!してや、お主ら相当美人なのじゃのう、先程夫って聞こえたが。相当幸せな夫達のじゃな」
クロカ「夫達じゃなくて...みんな、同じ夫..」
「ほう!その夫は本当に相当幸せもんなのじゃのう。あ!我の名前はルティナじゃ」
「私リン!」
「ボク..クロカ」
「私マナ!ルティナお姉ちゃんよろしくね!」
「私はアリアです」
そして5人はある喫茶店に入り楽しく過ごしてた。
「ルティナお姉ちゃんものすごく美人だけど、彼氏とかいるの?」
「む?我は男などおらんのじゃ」
リン「えー!じゃー好きな人とかは?タイプとかいないの?」
「好きな人などおらんのじゃ、タイプか...強いて言うなら我より強い奴がいいのじゃ。」
クロカ「ちょっと気になる人...とか、いない?」
「気になる人か...」
「「「お?!」」」
「まぁ、1人あるのじゃ。昔、数日間だけ一緒に居たのじゃが、我より強くなるって言って。それ以来一度も会ってないのじゃ。まぁ、奴は我が見た中でか、かっこいいし、優しい男だと思うのじゃ。料理も上手いし、あとあと...」
(((これものすごくゾッコンじゃない?)))
アリア「ふふ、貴方より強くなるって約束してるんですね。なかなかロマンチックな人ですね」
「でも我はあんまり魅力ないと思うのじゃ」
リン「えーーー、ルティナ物凄く美少女じゃん!」
「いや我が勇気を出して小僧と一緒に風呂に入ったんじゃが、彼は我の体を見てなんとも思ってなかったのじゃ」
*シンヤはただいきなりの、出来事過ぎて言葉が出てないだけである。
リン「えー、その男、女慣れしてるんじゃない?大丈夫なの?」
〜〜〜〜
どこかの鍛冶屋にある男
「へっくち!なんだ、風邪か?」
〜〜〜〜〜〜
「む?なんかそう考えると、なんか心が痛むのじゃ」
アリア「ふふ、やっぱり好きなんじゃないですか。」
「いや!違うのじゃ!」
ルティナは慌てて話の話題を変えようとした
「そういえば、リン達の夫はどうなんじゃ?」
「「「「かっこいいし!優しい」」」」
「ほーう!それほどなのじゃな!」
クロカ「これから、会いに行くけど...一緒にくる?」
リン「そうね!ルティナの恋も叶って欲しいからね、男の意見も聞いた方がいいと思う!」
「う〜、恋じゃないのじゃ」
ルティナは、恥ずかしそうに手で顔を隠した
((((可愛い...))))
そして、リン達5人はシンヤとの約束の時間になり、目的の場所に着いた。
「あ!お兄ちゃんいたよ!」
マナ、クロカ、リンはシンヤの所に向かった。
アリア「恋が実るといいですね!」
「う〜////」
(可愛い。)
アリア「そういえば、男のお名前はなんですか?」
「小僧か?確かシンヤって言ってたのじゃ」
「え?シンヤ?...」
(偶然?あれ?ルティナ...ル..ティナ、ティナ..ティナさん?!え?じゃルティナの好きな人って。あ、やばいこれ)
そして、シンヤがラティナを見つけた
「え、ティナ?なんで?」
「こ、小僧か?え、リン達の夫って?え?」
「「「あれ?」」」
リンとマナとクロカは目が点になり、アリアはあちゃ〜って手を頭に置いた。




